関空発ハノイ経由バンコク行き(3)
はじめて訪問するハノイ。
ノイバイ空港からはベトジェットエアのバスで旧市街の真ん中に降ろされた。
前回:ハノイ・ノイバイ空港から市内へは86番バスではなくベトジェットエアバスで
ハノイで宿泊するホテルは、なにせはじめての土地なのでよくわからないままテキトウに決めた。
新しくてきれいで安くて、なんとなく中心部に近ければいいかなと直感勝負。Ha Noi Re Hostelを選択。
結果は当りだったような思う。
ホテルではなくてホステルだが、個室の部屋に泊まれて、設備は清潔。繁華街に近くて立地も良かった。
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Ha Noi Re Hostel
ハノイ旧市街に到着し、ホアンキエム湖のそばを通り、観光客の多く集まるエリアを進み、ちょっと狭い路地の奥にホステルがあった。
Ha Noi Re Hostel。ハノイリホステルと読むのか。
建物自体は昔からあるようだが、館内は新しい。
2021年にオープンしたとの情報だ。
アゴダで予約していった。デポジット不要。
ホテルの説明が記載されたホテルカードと鍵を渡される。
レセプションのお姉さんは、英語が流暢で会話しやすい。
近所のレストランや空港へのアクセス方法を丁寧に教えてくれた。
23時以降は入り口がロックされる。
ホテルカードに暗証場号が記載されているので、自分で開場すれば中に入ることができる。
チェックアウトは翌早朝のため、レセプションに誰もおらず、鍵を置いて出ていった。
階段で2階に上がると、エレベーターがある。
ちょっとおもしろい構造。
エレベーター上では、建物2階が1階の扱いだ。
建物は7階まで。
最上階はルーフトップカフェになっている。
アサインされた部屋は3階。
階段の壁は透明になっているのがおもしろい。
シングルルーム(共同バスルーム)
今回予約したのは、シングルルームだ。
現地での呼び名は、Re Simpleとなっている。一人用のプライベートルームだ。
他にはドミトリー、個室のダブルルーム、スモールルームなどがある。
シングルルームは本当にシンプル。
ドアを開けるといきなりベッド。
カプセルホテルに毛が生えた程度の広さしかない。
ベッド脇にはサイドテーブルあり。
コンセントもあり、ここでPC作業できなくもない。
荷物は床に置けるスペースはあるけれど、大きなトランクケースは広げることができない。
エアコンはちゃんと設置。
バスタオルとフェイスタオルが1枚ずつ用意されている。ハンガーも2つ。
ベッドはシングルサイズだが、ちょっとだけ横幅広め。ゆったり横になれる。
シーツは清潔。マットレスは寝心地よし。
枕元には、コンセントと照明スイッチあり。
ベッド脇は間接照明になっている。
部屋内にはトイレも洗面台もシャワーもない。
本当に寝るだけの空間だ。
でも、部屋はきれいだし、寝るだけなら文句なし。
夜はとても静かだった。
ホステルといえば、貧乏バックパッカーが集まって騒いでいるというイメージがあるが、ここはかなり落ち着いた空間だ。
宿泊客の年齢層は一般的なホステルよりも高めのように感じる。
日本人のおっさんでも違和感なし。
共用バス・トイレ
同じフロアに共用のトイレ、シャワー、洗面台がある。
トイレは清潔そのもの。
シャワールームも清潔で、広々としている。
レインシャワーとハンドシャワーの利用が可能。水圧は強烈で、温度もばっちり。
ボディソープとシャンプーも備わっている。
これまで数え切れなひどのホステルやゲストハウスのシャワーのを使ってきたが、その中でもトップクラスの使いやすさだ。
洗面台にはドライヤーも設置してある。
設備はばっちり。
共用スペース
建物2階部分は共用スペースとなっている。
ソファー席やカウンター席が設置。
無料のフルーツやクッキーやインスタントオーツなどはいつでも食べられる。
朝食付き。午前7時半からということで、残念ながら利用できず。
トーストとバター・ジャムだけの簡単な食事とのこと。
ドリンク販売あり。
冷蔵庫から勝手に取っていき、代金はカゴに入れておくという無人販売スタイルだ。
ビールは2万ドン(120円)、水は1万ドン(60円)、ヨーグルト1万ドン(60円)など。
他にも有料のインスタントラーメンも売っている。
宿泊エリアは全面禁煙んだが、共用スペースのバルコニー側では喫煙可能。
バルコニーからは通りを眺めることができる。
メイン通りからは奥まった路地にあるため、夜は静かだ。
なお、最上階のカフェは夜間に訪問したが、真っ暗で何もやっていなかった。
テーブルと椅子が置かれていて、いつでも利用可能。
喫煙もできるようだ。
Wi-Fi
Wi-Fi無料。
パスワードはホテルカードに記載してあるし、廊下などにも掲示してある。
部屋の中で通信速度を計測すると、42Mbps出ていた。
これだけの速度ならば十分だ。
VPNで日本のIPアドレス経由で接続しても動画サイトをさくさくと視聴できた。遅延なし。
PC作業が必要なノマドワーカーでも安心。
地図と周辺施設
地図
旧市街にあって、周囲はツーリストエリアだ。
ローカル向けの食堂なんかも多い。
ホアンキエム湖まで徒歩5分ほど。
ターヒエン通りのバーが密集するエリアまでは徒歩3分ほど。
周囲にはレストラン、土産物屋、カフェ、マッサージ屋などうじゃうじゃある。
本当に便利な立地。
ノイバイ空港行きの86番バス乗り場までは徒歩5分くらい。
なお、ホテルで空港行きのタクシーを手配可能。料金は35万ドン。約15ドル、約2100円。
早朝や深夜だと安心かも。
Grabは、日中は27万ドン前後、早朝や深夜は34万ドン前後。
宿泊料金と予約先
シングルルームが2,190円だった。
約500バーツだと考えると、シャワー・トイレが共同の個室でこの価格はちょっと高めだ。
バンコクのカオサンなら500バーツ出せば、そこそこの個室が借りられる。パタヤだともっと広い部屋に泊まれる。
ハノイのホステルとしても高めの価格設定だと思う。
ドミトリーだと一人1,000円ほどになる。やはり高め。
宿泊費を切り詰めたい人は他をあたったほうがいいだろう。
逆にやや高めの料金のためか、宿泊者は落ち着いた人が多い。
昼も夜も静かだ。
それに部屋もシャワーも共用スペースもすごく清潔できれい。
落ち着いた雰囲気できれいなホステルに泊まりたい人にはおすすめできる。
まとめ
はじめてのハノイのホテル選びは当てずっぽうのわりには正解だった。
今回の滞在はトランジット目的だ。ホテルに到着したのが午後4時頃で、チェックアウトが翌朝6時。滞在時間は14時間。
1泊寝るだけの空間としては申し分なかった。
部屋も設備も清潔で使いやすいし、複数日の滞在でもいけそうだ。
次回のハノイ訪問でも候補に入れるつもりだ。
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