アンヘレス・プリメタの現状:フレンドシップの韓国バー壊滅、フェニックスホテル閉鎖 - パタヤ千夜一夜

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2022年8月アンヘレス旅行

アンヘレス・プリメタの現状:フレンドシップの韓国バー壊滅、フェニックスホテル閉鎖

投稿日:

2022年8月後半のフィリピン・アンヘレス旅行記シリーズ。
アンヘレス滞在2日目を迎えた。

初日は夜のウォーキングストリートの現状をチェックした。

前回:アンヘレス・ウォーキングストリートのバーは生きているのか

2日目はフレンドシップとプリメタ方面の現状を見てみたい。
ひさびさにジプニーに乗って行こう。

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ジプニーの運賃は?

ジプニーターミナルからフレンドシップ方面へ向かう。

アンヘレスに来るのは3年ぶりだ。
ジプニーの運賃が変ったという話も耳にした。
以前は8ペソだったように記憶しているが、はたして今は?

始発のジプニーターミナルから乗車する際は、発車前に運賃を払うシステムだ。
ためしに20ペソ札で支払ってみると、お釣りが9ペソだった。
つまり、運賃は11ペソ。
(その後何度か利用したがやはり運賃は11ペソだった。)

アンヘレスのジプニーは小刻みに値上げしていくらしい。
パタヤのソンテウが10バーツ(39円)、アンヘレスのジプニーが11ペソ(27円)。
ジプニーのほうが安いけれど、乗り心地を考えるとソンテウのほうがいい。

狭いジプニーに乗って、フレンドシップへ。

フレンドシップ韓国バー

フレンドシップ終点の少し手前には、有名な韓国バー群がある。
オーナーは韓国人で朝から営業、バンに乗った韓国人たちが一斉にやって来て、一斉に刈り取るという構図だった。

(以前の様子)

その韓国バー群の前でジプニーを降りる。

そして、バーはすべて崩壊していた。

文字通りに建物ごと崩壊しているのだ。

バーが7,8軒は並んでいたが、すべて取り壊されている。
壁は残っているが、屋根は完全崩落。

これはひどい有様だ。
瓦礫の山と雑草が生えているだけ。
「兵どもが夢の跡」という一節が思わず口に出てしまった。

あれだけ隆盛を極めた韓国バー群がこうなるとはなあ。
ほんと、諸行無常である。
盛者必衰の理とはよく言ったものだ。

プリメタ通り

韓国バー跡地からプリメタ通りに添って、道を戻っていく。

歩く人はほとんどいない寂しい道である。

脇道に入ってみる。

Bunny Burgerを見つけた。

以前はウォーキングストリート近くにあった格安バーガー屋だ。

店がなくなっているのは確認していた。

今はCabay's Steamedという新しい店に変っている。

プリメタ通り沿いのバーや店はシャッター率高め。

レッドプラネットホテルは営業している。

だんだんと店と人も増えていく。

プリメタのバーエリアが現れた。

このあたりは、韓国人向けではなく欧米人向けのエリアだ。

昼間なのではっきりしないが、どうやら全滅している様子。
うーん、きつい。
プラチナムなんて、かつては毎日通っていたものだが。

次のバーエリアへ。

Garfieldsは営業。
ここを曲がると、通称三軒茶屋がある。

おお、ちゃんと営業しているぞ。
よく生き残ったなあ。

ガーフィールドの隣にあったアメリカンレストランは完全クローズ。

ここのアメリカン料理が好きだったのに、残念。

SHACK BARは廃墟に。

角にあるバーはシャッターが降りている。

路地を挟んで、またバーエリアがある。

個人的にはプリメタで一番通ったバーエリアだ。
5軒ほど並んでいるが、営業しているのは2軒のみ。

向かって右端のCandy BARと左端のバーだ。
一番好きだったDet5は完全になくなったもよう。新しい店の看板が出ているが、まだ営業はしていなかった。いずれにせよDet5は終焉のようだ。残念。

フェニックスホテル

そして、バーエリアの並びにあるホテルが、フェニックスホテルだ。
プリメタ地区に宿泊する際には定宿にしていた。

(以前の様子)

今回のアンヘレス旅行に際して事前にホテル情報は調べていたが、アゴダで検索しても、フェニックスホテルが出てこなかった。
どうなってしまったのか気になっていた。

で、実際にやってきた。

建物は残っている。
でも、フェニックスホテルの看板は完全になくなっている。

CORE VIRTUAL MALLという新しい看板。

中が見えず、どういう店なのかオフィスなのかはわらかない。
でもフェニックスホテルがなくなったことは確かだ。

フェニックスホテルに泊まっていれば、ホテルを出て隣のバーエリアまでそれこそ徒歩30秒だった。
何度となくお世話になった。
部屋が古くてかび臭かったけれど、不思議と居心地の良いホテルだった。
残念。

Puzzles Cafe

フェニックスホテルのすぐ近くにあるレストランがPuzzles Cafe。
ここのブレックファーストが好きだった。
パズルカフェスペシャルというメニューだ。

関連記事:アンヘレス・プリメタのブレックファーストはポテト付き

フェニックスホテルに宿泊した際は何度も通っていた。
でもフェニックスホテルなき今、パズルカフェはどうなったのか。

おそるおそる近づくと、パズルカフェは健在だった。

安心した。
内装などは変っていないようだ。

メニューは紙一枚ものに変更。

パズルカフェスペシャルは健在。
価格は105ペソとなっている。ちなみに2017年は75ペソだった。

味も内容もそのまま。

アンヘレスはパンがおいしい。パタヤにはブレックファーストがうじゃうじゃあるけれど、おあんに関してはフィリピンのほうがいい。
ポテトも妙にうまいんだよなあ。

コーヒーは別途オーダーする。75ペソ。2017年には55ペソだった。

店内禁煙につき、食後は表のテラス席でコーヒーをのみながら一服する。

このまったりしたプリメタの時間が好きだ。

合計180ペソ(450円)。
値上げと円安で、昔ほどのお得感はなくなった。
でも、パズルカフェが生き残っていてよかった。

韓国バーに思い入れはないが、Det5とフェニックスホテルは大好きだった。
パズルカフェだけでも健在で本当によかった。

まとめ

プリメタ地区の壊滅状態は想像以上だった。
フレンドシップの韓国人エリアが壊滅なのはわかる。ほぼ韓国人しか来ない店舗で韓国人旅行者がゼロになったら、真っ先に潰れるのは必定。
沈没ファランたちがメインのバーも軒並み閉店状態だったのは少し驚き。
パタヤでは、ウォーキングストリートよりも、沈没ファランたちのたまり場といえるソイブッカオやツリータウン界隈がいち早く復活した。
プリメタ地区はパタヤでいうところのソイブッカオ界隈に相当するともいえる。バーの飲み代は格段に安いし、遊び代も安い。
パタヤと同じく、アンヘレスでも沈没ファランたちはウォーキングストリートにはいかず、場末のバーで呑んだくれるものだ。
まあ、パタヤとアンヘレスでは、長期滞在ファランの数が桁違いなんだろうけど、それにしてもプリメタ地区の現状はかなりきつい。
価格の高いウォーキングストリートやフィールズアベニューをあえて回避して、プリメタ地区メインで遊んでいたような人にとっては、本当に厳しい状況だ。
今はあえてプリメタに行く必要はなさそう。
でも一部のホテルやバーはちゃんと営業している。さらなる復活に期待したい。

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