中国人旅行者がソンテウから飛び降りて大怪我
ガールフレンドと口論をしていた25歳の中国人観光客が走行中のソンテウから飛び降り。
意識不明の大怪我を負い、中国人はパタヤ記念病院へと搬送された。
(ソース:Pattaya People)
http://www.pattayapeople.com/Crime-News/CHINESE-TOURIST-&-BAHT-BUS-INCIDENT_3103201505
走っている最中に飛び降りるのは論外としても、意外とソンテウも怖い。
ブザーを押して、もう止まるだろうと思って立ち上がると、最後に急加速して、転びそうになったりする。
一度、座る場所がなくて後部のステップに乗ろうとしたら、運転手が気づいていなかったのか、こちらが片足をかけた状態のままで出発。
危うく投げ出されるところだったが、乗客のファランが手を取って助けたくれたことがある。
さすがにソンテウの交通事故に巻き込まれたことはないけれど、夜、道が空いてくると、ビーチロードやセカンドロードでもかなりの猛スピードで走行することがあり、ちょっとこわい。
必ず手すりを掴んでおくことにしているが、どこかに衝突したら、外に投げ出されかねない。
手軽な乗り物で重宝しているけど、注意は怠れない。
そんなソンテウにまつわるニュースをもう一つ。
ソンテウ内で連続スリ事件
デンマーク人とドイツ人が相次いでソンテウ内のスリに遭った。
デンマーク人はポケットに入れていた現金15,000バーツをスられ、ドイツ人はスマートフォンを盗まれた。
二人とも乗車した場所は、セカンドロードとサウスパタヤロードの交差点で客待ちしているルートソンテウ。
つまり、ウォーキングストリートを出て、ノース方面へ向かう乗り合いソンテウのこと。
ウォーキングストリートで遊んだ帰りに乗る人も多いだろう。
警察署で、スリ常習者たちの写真を見せられた二人は、同一人物を指差したとのこと。
(ソース:Pattaya One)
http://pattayaone.net/pattaya-news/177213/danish-and-german-victims-of-pattaya-baht-bus-pickpockets/
それがこの女性。
(画像はPattaya Oneよりのスクリーンキャプチャー)
どうやら、パタヤ警察も捜索する気はあまりないようで、犯人とおぼしき女性は現在も暗躍中と思われる。
ニュースで流れたので、しばらくはおとなしくしているかもしれないが、ほとぼりが冷めたら、間違いなく再稼働するだろう。
ウォーキングストリートで酔っ払った帰りのソンテウには気をつけるべし。
ちなみに、ソンテウのことを英語では「Baht Bus」と表記することが多い。
でも、ファランが実際にそんな風に呼んでいるのは聞いたことがないし、タイ人もしかり。
タイ人は、外国人相手に話すときは、単純に「タクシー」と言っているなあ。
で、パタヤの街中にあふれるソンテウは、交通渋滞の元凶ともなる。
ビーチロードの駐車違反対策
深夜早朝以外は、常に渋滞となってしまうビーチロード。
その原因は、ソンテウを含む違法駐車のせいだとされている。
2014年には、ソンテウの駐車場所が指定されたが、まったく効力なし。
そこで、今回はタイ軍の協力を得て、パタヤ市当局が本格的な取り締まりに乗り出す。
ソンテウでも違法駐車が見つかれば、多額の罰金を課す。
今までのような一過性の処置ではなく、長期間にわたって実施する予定とのこと。
(ソース:Pattaya One)
http://pattayaone.net/pattaya-news/179325/pattaya-beach-traffic-re-organization-program-begins/
たしかに、ビーチロードの渋滞はひどい。
それも、年々ひどくなっている。
特に日が暮れ始めた時間帯ともなれば、ウォーキングストリート手前で動かなくなってしまう。
途中で降りて歩いたほうが早いくらいだ。
進行方向左側の車線は、違法駐車でびっしり埋まっている。
各ソイの入り口付近では、必ずといってほど客待ちのソンテウが待機している。
ウォーキングストリート入り口手前のコーナーを曲がった先は、空のソンテウばかり。
これでは渋滞するはずだ。
(あと、あのウォーキングストリート入り口前のコーナーは幅を広げたほうがいいと思うけど。)
今回は軍も協力するようだから、取り締まりも少しは効果がありそうな気がする。
でも、どうせダメなんだろうなあ、と投げやりに諦念してしまうのは、タイに染まってしまった悪癖だろうか。
ビーチロードでたむろしているのは、ソンテウばかりではない。
同じく違法行為をしている人たちがいる。
次は、そんな話題。
ビーチロード恒例の立ちんぼ狩り
もはや日常行事と化したビーチロードの立ちんぼ摘発が行われた。
今回は50人を連行。18歳から45歳までのレディとレディボーイ。
少数ながら、男も含まれている。これは男娼ではなくて、見張り役やポン引きと目されている。
それぞれ罰金100バーツを払って釈放。
お会計5000バーツなり。
(ソース:Pattaya People)
http://www.pattayapeople.com/Crime-News/POLICE-INSPECTION-OF-BEACH-ROAD_0104201505
どうせ本気で取り締まる気がないんだから、やめたらいいのに。
もうこのニュース飽きてきたよ。
最後は酔っぱらいロシア人で締め。
ロシア人がレイプ未遂で連行される
サウスパタヤで、50歳のロシア人旅行者がバーガールを藪に連れ込んでレイプしようとして、警察に連行された。
が、酔っ払い状態のロシア人は容疑を否定。
その言い訳がおもしろい。
ロシア人いわく、
バーガールと一緒にホテルの部屋で知的な会話がしたかったが、ホテルでは妻が寝ており、断念。外に出て、哲学的な議論をしようとしたが、彼女がロシア語を理解せず、怒り出し、殴ってきた。殴り返したのは、あくまで自己防衛のため。
(ソース:Pattaya People)
http://www.pattayapeople.com/Crime-News/RUSSIAN-ACCUSED-OF-RAPE_0104201506
ロシア人、大丈夫か?
なんだ、その言い訳は。
もうちょっとマシなことを思いつかなかったのか。
帝政ロシア下におけるブルジョアジーとプロレタリアートの思想的対立と、現代パタヤにおけるロシア人とタイ人との異文化交流についての還元主義的二元論でも戦わせるつもりだったのか。
そんな小難しいことよりも、素直にショートタイム用のホテルにでも連れ込んで、下半身同士、股を割って話しあえばよかったのに。
というわけで、久々のパタヤニュースはここまで。
パタヤに滞在しているあいだは、現地にいるので、大してニュースも気にならなかった。
暇があればケーブルテレビでニュース番組は見ていたけど、街に出れば刺激だらけなので、気にも留めない。
でも、日本でくすぶっていると、どうしてもパタヤの現状が気になってしまうのだ。
そんなわけで、これからも気になるパタヤニュースがあれば紹介していこうと思う。