ソイLKメトロ内にはいくつかホテルがある。
多くはバーの上階を客室として利用しているゲストハウスだ。
きちんとしたホテルは、奥にあるパサデナロッジと、ソイダイアナ側入り口にあるキーラーティ。
パサデナロッジは7年ほど前に泊まったことがある。当時はオープンして間もない頃で部屋は清潔だったが、いかんせん狭かった。
今回は、もう一つのキーラーティに泊まってみることにした。
目次
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キーラティ ホームステイ (Keerati Homestay)
看板には、スイミングプールとフィットネスの写真。いかにも長期滞在に適したような雰囲気だ。
駐輪場は玄関前と裏側にあり。
玄関前は夜になるとバイタクのたまり場となり、出入りしづらい。裏手のほうがいい。
この裏口からもホテル敷地内に入れるが、いちおうレセプション前を通る必要あり。
玄関とレセプション
レセプション奥にはセーフティボックス。客室内にはない。
Agodaで一番安いグレードの部屋を予約していった。
デポジット500バーツ。
LKメトロ側のフロントサイドか、反対側のバックサイドかを選ぶことができる。
LKメトロ側はうるさいとのことで反対側を指定。
午前11時半頃だったが、10分ほどで部屋を用意してくれた。
レセプションの女性がそのまま部屋まで案内。
エレベーターなし。
まるで迷路のような館内。
渡り廊下まである。
雰囲気はいい感じ。
階段と廊下と部屋の場所をよく覚えてきましょう。
スタンダードルームダブルベッドルーム
古めかしいドアを開けて室内へ。
見た目は小ざっぱりしている。
ちょっと照明が薄暗いけど、そんなに悪い雰囲気ではない。
奥の扉を開けると、日差しが差し込み、雰囲気アップ。
が、各調度品はどれも年代もの。床もかなり薄汚れている。
照明は一部壊れたまま。
全体的に饐えた匂いもする。
冷蔵庫を開けてみると、カビだらけ。無残。
無料の水が1本あり。LKグループのマークが入っている。
灰皿も置いてあり、室内喫煙可能。
バルコニーあり。
扉は木製でかなりぼろい。
洗濯物干しが置いてある。
外の眺めは、隣のLKメトロポールホテルが目の前。横には別のビルも見える。
ちなみに、この隣のビルの排気音がすごかった。
おそらくはエアコンダクトなのだろうけど、一日中轟々と音を立てている。
夜はちょっとマシになるけれど、それでもうるさい。とはいえ、眠れないほどの騒音ではない。
ちなみにバーの音楽はあまり聞こえなかった。
LKメトロ側の部屋にすると、おそらく隣のビルの排気音は聞こえないだろうが、そのかわりバーの音がうるさいはず。
とはいえ、深夜3時から4時にかけてバーは閉店するので、そこまで我慢すれば問題ないかなと。
要するに深夜まで飲み歩く人向けの立地だ。
浴室内
ここがまたびっくり。
洗面台はおそらくリノベーション済みで、それなりに綺麗。
また、洗面台前の窓は開閉可能。寝室から浴室内が見える。
シャワーブースがなんとも言えない年代もの。
床が石造り。
壁も床もカビと汚れだらけ。裸足でシャワーを浴びるのがちょっと躊躇するレベル。
東南アジアのザッツ安宿って感じ。バックパッカー時代に東南アジアやインドでこのような浴室はいくらでも経験済み。
広さは充分だしシャワー自体はきっちりお湯も出るんで特に問題ないのだが、なんとなく雰囲気的にちょっと嫌。
まあ、逆に普通のホテルに慣れている人には新鮮でおもしろいかも。
アメニティは、固形石鹸2個だけ。
バスタオルが2枚。
エアコンのリモコンはちゃんと動くが、エアコンの効き目はやや弱い。たぶん、フィルターの掃除をしていないんじゃないかと。
スイミングプールとジム
キーラティは、LKメトロ系列。一緒のボスだとレセプションの人は言っていた。
よって、LKメトロポール内のスイミングプールとジムが利用可能。
裏口を抜けていくと、すぐにLKメトロポールへ行ける。
1階玄関脇のスイミングプールへそのまま入っていけばいい。
もしも誰何された場合は、キーラティの鍵を見せればオッケーとのこと。
あまり広いプールではないが、のんびりはできそう。
フィットネスジムは見ていないが、それなりに器具はそろっているはず。
Wi-Fi無料
レセプションでパスワードをもらう。
つながりと接続速度はまずまず。特に問題なし。
ジョイナーフィー無料
JFは無料。IDカード預けの有無は不明。
地図と周辺施設
地図
(現在のところグーグルマップの位置表示は微妙にずれている。実際は、LKメトロ内の東側にある。)
なんといってもソイLKメトロ内である。
ホテル玄関を出て、徒歩10秒もあればバーに入れる。
どんなに酔っ払っても余裕で帰宅可能。
ウォーキングストリートへはソイブッカオでソンテウに乗れば簡単に行ける。帰りはセカンドロードのソイダイアナ前で降りて、歩いて戻ればいい。
食事どころは山ほどあり。
コンビニはホテル1階にファミリーがあり、他にもいくつかある。両替所多数。
生活にはまったく不便なし。
夜遊び派にとっては立地条件パタヤ最高レベル。
宿泊料金と予約先
アゴダで直前予約して、1泊692バーツ。
立地条件を考えれば、わりと安いほうかと。
ウォークイン価格は以下の通り。
スモールルーム(スタンダード)が、1泊2000バーツ。
異常に高い。
ホテル予約サイトを通すべし。
まとめ
立地条件は最高で、安い宿泊代でLKメトロポールのプールとジムが使えるのが利点。
でも、部屋の古さ、とりわけ浴室のぼろさには参った。
あと、隣のビルの排気音がとにかくすごい。これが最大のネック。
表側はバーの音楽、裏は排気音。
騒音が気になる人は泊まってはいけません。
とはいえ、パタヤ中心部で騒音から逃れることはほぼ不可能なんで、許容範囲は人それぞれ。
予算がある人は、普通にLKメトロポールに泊まったほうがいいでしょう。いや、そうすべきです。
LKメトロポールは以前友人が泊まっているのを見学した。調度類はやや古くなっているものの、部屋は広くて清潔。バスタブ付きだった。
⇒アゴダ
どうしてもLKメトロ内にこだわるのなら、パサデナロッジのスーペリアルームでもいいかも。スタンダードルームはバルコニーがなく部屋も狭い。スーペリアルームとなると、バルコニー付き。
⇒アゴダ
というわけで、初のキーラティ宿泊は終了。
個人的には二度と泊まることはないです。
騒音はへっちゃらという人は泊まってみてほしい。
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