椎茸入りのダシが美味しいと、勝手に決めつけていますが…
お題スロットより、秋らしい話題を選んでみました。
画像potency ポテンシィ - ポテンシィマガジン「マルシェでおいしさ発見」 -より
椎茸が好きです。
だって、椎茸ってダシとしても美味しくないですか?
椎茸のダシはなぜ美味しいのか
まずは、この表をご覧頂きたい。
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/0216.htmlより
主な、だし材料のうま味み成分として、3つが挙げられている。
イノシン酸・・・・煮干しや鰹節など
グルタミン酸・・・昆布など
グアニル酸・・・・干ししいたけ
表をよく見てみると、グアニル酸は干ししいたけしか載っていない。
干ししいたけ貴重!
それと、昆布のダシ力は強すぎッ!
つまり、
この表からわかることは、僕のように椎茸ダシが美味しい、好きという人は、「グアニル酸」のうま味成分が合っているのでしょう。
鰹ダシのつゆや、昆布ダシのつゆ、2つが合わさったつゆなど店頭でよく見かけますが、椎茸ダシが入ったつゆってあまり見かけないです。置いてあっても1種類だけとかですよね。
椎茸ダシが入っていると、独特の甘味・うま味があって僕は好きなのです。
そんな、美味しいだけではない、うま味成分グアニル酸についてちょっと調べてみました。
グアニル酸の効果
グアニル酸は、エリタデニンと協力して、血小板の凝集を抑制する働きや血中のコレステロール値を下げる働きがあるとされています。
これらの働きにより、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などの生活習慣病の予防に効果があるとされています。
そんな効果まであったとは!
しかし、グアニル酸が豊富な干し椎茸は、利点ばかりではなかった…
プリン体の過剰摂取に注意!
300mg以上/100g プリン体が極めて多い
煮干し(746.1mg)、鰹節(493.3mg)、干し椎茸(379.5mg)、鶏レバー(312.2mg)、マイワシの干物(305.7mg)、イサキ白子(305.5mg)
200~300mg/100g プリン体が多い
豚レバー(284.8mg)、牛レバー(219.8mg)、大正エビ(273.2mg)、マアジの干物(245.8mg)、オキアミ(225.7mg)、マイワシ(210.4mg)、カツオ(211.4mg)、サンマの干物(208.8mg)
【医師が監修】プリン体の多い食品一覧・少ない食品一覧 | ヘルスケア大学より
煮干しや鰹節といったダシ成分とともに、干し椎茸もプリン体が多いとされています。
昆布ダシは載っていないので優秀!? ちょっと頭に入れておいたほうがいいかもしれませんね。
ちなみに、
プリン体の少ない食品一覧
50~100mg/100g プリン体が少ない
カリフラワー(57.2mg)、貝割れ大根(73.2mg)、ブロッコリー(70.0mg)、豚ロース(90.9mg)、牛ヒレ(98.4mg)、ベーコン(61.8mg)、ウナギ(92.1mg)、ホタテ(76.5mg)
50mg以下/100g プリン体が極めて少ない
白米(25.9mg)、もやし(44.7mg)、オクラ(39.5mg)、そら豆(35.5mg)、冷奴(31.1mg)、魚ソーセージ(22.6mg)、スジコ(15.7mg)、イクラ(3.7mg)、チーズ(5.7mg)
【医師が監修】プリン体の多い食品一覧・少ない食品一覧 | ヘルスケア大学より
というわけで、最後は健康の話になってしまいましたが、
好きなきのこ「椎茸(干し椎茸)」についてでした。
いつもお世話になっています▼
名代つゆ|ヤマモリ株式会社|しょうゆ・つゆ・たれ・レトルト食品の総合食品メーカー