カンファレンスも無事に終わり, いよいよ日本への帰路につきます. 4日目から6日目までの様子はこちら:
8/10 (土)
飛行機は昼過ぎの出発なので, 午前中はリガの街中を観光することにしました.
まずは, 配車アプリBoltを使って, ホテルから「リガ・神戸友好時計塔」へ.
リガと姉妹都市提携をしている兵庫県神戸市との友好を記念した時計塔とのこと.
この一帯は大きな公園(散歩道)になっているようなので, ひとまず南東に歩いていくことにしました.
ラトビア芸術アカデミー.
こちらはラトビアの詩人, Raiņaの記念碑だそう.
大きな公園で, 緑も豊かですが人は少なく, 静かで過ごしやすい雰囲気です.
こちらはロシア正教会の教会.
暫く進むと, 巨大な塔が見えてきました.
「自由の記念碑」です. 1918年から1920年にかけてのラトビア独立戦争で亡くなった兵士に捧げられたモニュメントで, ラトビアの自由, 独立, そして主権のシンボルとして大切にされているそう. 塔の前には儀仗兵が警護をしていました.
記念碑の近く, 市内を流れる運河. この運河を船で観光するクルーズもあるのだとか.
続いて, そこから少し歩いて「猫の家」を見に行くことにしました.
...見えてきました.
猫です.
Wikipediaによると,
地元の言い伝えでは、この建物を建てた商人は、通りの反対側に会館をもつ大ギルドから、組合への加入資格を十分に満たしていたにも関わらず、加入することができなかった。大ギルドは、ドイツ人が影響力をもっており、その商人は、ラトビア人であるからという理由で加入を拒絶されたのである。そのことに憤慨した商人は、黒猫の彫像を、尻尾が大ギルドの会館のほうに向く形で屋根の上に取り付けた。後年になって、大ギルドの建物は、コンサートホールとして利用されるようになり、黒猫の彫像は、音楽がきこえてくる方向に向きを変えたとされる。
...という由来があるのだとか.
続いて聖ペテロ教会へ. ここの尖塔は登ることができて, このようにリガ市街を一望することができます.
ちなみに尖塔へはエレベータで登ることができます. 9ユーロ支払う必要がありますが, (特に天気がよければ)その価値がある眺めを見れると思います.
また, 教会の中を見学することもできます. この時は, たまたま工芸品の展覧会? が開かれているようでした.
...という感じで, 駆け足ですがリガ市街を観光しました. 名残惜しいですが, そろそろ帰路につく時間です. ホテルに戻り, Bolt(配車アプリ)で車を手配してリガ空港に向かいます.
...リガ空港にあった謎の店, YAKUZA.
往路と同じく, まずはリガからヘルシンキへと向かいます.
JALとのコードシェア便だったのですが, ロゴが何故か古いロゴでした...
往路と同じくフィンエアー, ATR 42です.
1時間程度のフライトで...
ヘルシンキ, ヴァンター空港へ到着!
シェンゲン圏からの出国手続きを無事に済ませ, 成田行きのJAL414へ乗り込みます. この便は, 2020年の3月から羽田空港の離着陸枠の増によって成田から羽田発着へ変更になるらしく, ますます便利になりそうです.
帰りはなんと沖止めでした. というわけでバスに乗って...
B787に乗り込みます.
プロペラ機や, A320やB737で沖止めは何度かありましたが, B787での沖止めは恐らく初めての体験で, なかなか斬新でした.
...というわけで, 早速ビールをいただきます.
そして夕飯とデザート. デザートのアイスクリームはフィンランド産のものっぽかったです.
飛行機の窓から眺める日没です. そしてすぐさま夜が明けます...
8/11 (日)
というわけで朝ごはん. 白米, 卵焼き, 鮭の切り身など.
9時間近いフライトを終えて, 無事成田空港に戻ってきました. 窓からマレーシア航空のA380が見えますね.