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何が起こっているのかよくわかっていない、寝起きの「ちち(仮名)」さん。飼い主ともども、ゆったりとした土曜の午後を過ごしました。
午後だけとはいえ、家で過ごす土曜日は実に久しぶり。これから冬に向かうと、各地の灯台を訪ねることも減るでしょうから、土日は家で過ごすのが基本、という形に戻る事でしょう。そうなれば出費が減り、家にいる時間に萬年筆の整理を進め、たくさんお嫁に出してお小遣い程度の金額を回収して、と。そのあとが大切で、二度と本数は増やさないぞ、もっともっと減らすぞ、という強い意志と実行力をもって過ごすこと。実はこれが一番難しいのでしょう。
発掘されたペンケースに収まっていたプラチナ・プラチナたち。いわゆるビッグサイズのものと、それよりは小ぶりなものが2本。スターリングシルヴァーの軸でペン先がプラチナ、そして大型の軸、としてちょくちょくオークションサイトに出てくるので、そのたび、あ、これ持ってたかな、などとビッドしかけては思いとどまる、ということを繰り返しております。もう、こうして持っているのですから、これ以上増やしてはいけません。
その独特の立ち位置、コンセプトでその立ち位置を確立されている萬年筆専門店がオープンされて間もない頃、毎週のようにお店にお邪魔しては萬年筆談義をしていたことがあるのですが、今にして思えば、いや、あれけっこう迷惑だったんだろうなぁ、と反省するばかりです。で、その当時、店主と萬年筆を交換したことがあって、その時手元に来たのが、この首軸に象嵌のない、ホワイトゴールドのペン先を持つプラチナ・プラチナでした。
字を書くのは苦手なくせに、なぜか大ぶりで重たい目の萬年筆を好む私は、今ならこの小ぶりな方を選ぶことはないでしょうが、大小あるのだから、ということ、人との交流の中で手元に来た萬年筆である、ということもありますから、小ぶりな方の2ほんも、できるだけ後ので手元に残しておきたい、と思っています。そんなこと言ってるから、萬年筆に限らず、全く断捨離が進まないのですけれども。
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