偶然にも綺麗に撮れた1枚。ケージの前で飼い主がパンを食べ、それを欲しがって騒いでいる「ちち(仮名)」さんを娘が撮影する、という作戦が見事にあたりましたが、かわいそうなのであまりこの手ばかりは使えませんね。
学校給食で供されるパンといえばコッペパンですが、毎日食べていると飽きてきます。時折出される揚げパンは大人気で、その日に限っては、もっとたくさんクラスメイトが休めば良いのに、なんて誰もが思うのです。「サラダパン」も、コッペパンに一工夫しようとした結果産み出されたものですね。
もともとはコールスローのようなサラダを挟む予定だったものが、やってみると水気が出てパンが台無しになる、ということで、たくあんを刻んでマヨネーズで和えた「フィリング」を挟むことにした、というのがサラダパンの始まりだそうです。地元である滋賀県北部ではそこそこ知られ、人気もあったようですし、平和堂という地元のスーパーチェーンに行けば手に入るものだったのですが、TVで紹介されてからというもの、地域やお店によっては手に入りにくい状況になっているようです。
ならばと、本店(支店はありませんが)まで行ってきました。関西圏でラジオを聞いている人なら知らない人はない、「きのもと」という地名。冬ともなれば、北陸道は木之本から先、タイヤチェーン等の滑り止めが必要です、なんて交通情報が頻繁に流れます。サラダパンを製造販売する「つるや」さんは、JR北陸本線木ノ本駅から歩いて5分ほどのところにあります。
駅からお店までの途は、地蔵坂といわれる上り坂。登り切った突き当たりには木之本地蔵として知られる浄心寺があります。写真に写り込んでいるお二人ですが、左の背の高い男性がちょっと気になるブルゾンを着ていらっしゃったので、勝手に写真を撮らせてもらいました。
右の女性が着ている服の背中には、「長浜戦国武将ふるさと博」の文字。たしかにこのあたりは、大名やその幹部クラスの武将を何人も輩出している地域ですね。木之本おもてなし隊が具体的にどのような活動をしているのかは、このあたりが参考になるでしょう。
やっぱり、コッペパンが名実ともにお店の看板なんですね。で、店内にはサラダパンが満載された番重が10個以上積み上げられておりましたが、お目当てのサンドイッチがなかったので、撮影は断念しました。
これは赤ちゃんサイズですけれど、サラダパンTシャツも各サイズ揃っておりました。サラダパン関連のグッズは他にもいくつかありましたが、お店まで来た本来の目的を優先したのでそれらはすべてパス。用事を済ませて、慌ただしく駅へと戻ります。何せ、昼間は1時間に1本しか電車が走っていないので、逃すと難儀なことになってしまいます。
とか言いながら、こういう看板に目が行ってしまうので困ります。どんだけビックリさせられるのかと店内に入ってみましたが、人によっては必要なものすらないかもしれない、という的を絞った品揃えのお店でした。OAサプライズとはSurpriseではなくてSuppliesなんですね。まぁ当たり前です。ビックリとか思う方がどうかしているんですね。
コメント
コメント一覧 (4)
つきみそう
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なつかしいです。</p>
つきみそう
がしました
<p> そのアルファベット6文字の団体、いけませんねぇ。ところで、何をもってマニアック萬年筆とするか、というところが最高に難しいような気もします。</p>
つきみそう
がしました
<p> やっぱり、ここに露店が建ち並ぶのですね。立派なお寺ですし、参道も整備されていて立派。今でこそ都会と田舎とスパッと区分されてしまいますが、かつては地方ごとにこういう「そこそこ大きな」街がしっかりと存在していたんですね。</p>
つきみそう
がしました