昨夜のことです。深夜のリヴィングルームで、「くま(仮名)」さんの寝顔を一生懸命に撮影しているとき、どうも何か、視線のようなものを感じて仕方ありませんでした。気色悪いなぁ、と思いながら振り返ると、こんな感じで白い生き物がこちらを見ていました。
おぉ、そうかそうか、そうなのか、お前も撮って欲しかったんやね、と声をかけながら、早速アップで1枚。こうして撮ると、そんなに怖くありません。深夜、何も言わずにじっと見つめてくる犬って、可愛いともいえるのでしょうけれど、実際にはけっこう怖いものなのです。
3日続けての長浜ドーム通い、本日がその1日目でした。写真左手は雪に覆われた伊吹山。撮影者は寒風吹きすさぶ琵琶湖のほとりに立っています。王蟲のような茶色い建物が長浜ドームで、テニスコートが12面もとれることから、毎年この時期に近畿中学生ソフトテニスインドア大会が開かれます。明日の試合に出場する選手や監督、コーチなどが先乗りするのに合わせて、用具などを積み込んで同行してきました。職場から長浜ドームまで車を運転して、お送りしたらハイさようなら、なので実に気楽なお仕事でした。
冷たい波が寄せては返す琵琶湖。向こうが長浜の街でしょうか。同じ市内ではありますが、さらに北の福井県境に近いあたりが「みずうみのあくま」さんの棲息地になります。空はどこまでも鉛色で、このときこそ晴れていたものの、すぐに暗くなって雪がちらつき始め、やがて向こうが見えないほどの降り方になっておりました。積もりはしませんでしたが、やはりこの時期、人間にもクルマにも冬装備が必要です。
明日は応援に向かう生徒たちと一緒にバスに乗っての長浜行き。今までは私が運転していたのですが、各地で部活動の生徒を乗せたバスの事故が起きているので、教員や保護者が運転しちゃダメでしょう、というのが世間一般の感覚になってしまったように思います。けれども、遠征先に向かう交通費は節約したい。その結果、バス会社に依頼しつつも「出来るだけお安く」となってしまうわけです。
奈良から滋賀の長浜まで、普通は京都へ出て名神高速を通るのですが、京奈和道、京滋バイパス、名神と通行料がかさみます。そこで、バス会社が考えてくれたのが、三重県伊賀市まで無料の自動車専用道である「名阪国道」を通り、そこから一般道で名神八日市ICへ抜けて、名神八日市から北陸道米原までの区間のみ有料道路を通るという案。一般的にもよく知られていて、時間がさほど伸びない割には節約できるので人気のあるルートなのだそうです。
その予習をかねて、彦根から奈良まで一般道ばかりで帰ってきたのですが、結論としては、自分には合いません。バスの場合、高速道路だからといってさほど飛ばすわけでもないので違いが出にくいのですが、乗用車でチャッチャッと走る人には不向きだと感じました。これ以上詳しくは書かない方が身のためですので控えます。
じっくり走りたい人向きのルートなので、明日はじっくりとバスに揺られて通ってきます。じっくりつながりで、人気のあるクラブハリエのバウムクーヘンを、じっくりと焼いたドライバウム、というのを買ってみましたが、え?バウムクーヘンってすでに焼いてあるんとちゃうの?と突っ込みつつ、まぁ取り立ててどうこう言うこともないお菓子やなぁ、とバリバリ食べておりました。ま、こういうお菓子もアリ、ですね。
3日も続けて滋賀県へ行くわけですので、滋賀県名物のアレを、WAGNERの年末大バザールに差し入れできないかな、なんてことも考えているのですが、何せTVで紹介されてからというもの、なかなか入手困難になっているのが辛いところです。地元の人ですら手に入らないことがあるというのに、遠く離れた他県人が簡単に、しかもある程度の量を確保できるかどうか、そのあたりが明日の課題です。何せ、明日は現地に着いたら試合が終わるまで何にもすることがないものですから・・・・・。
コメント
コメント一覧 (2)
写真1「お前、何しとんねん?」<br />
写真2「いや、写真撮ってくれ言うたんちゃうけどな…」<br />
(方言の使用誤りはスルーしてね!)<br />
ってな感じでしょうか?</p>
つきみそう
が
しました
<p> おっしゃるとおりです。特に、「写真撮ってくれ言うたんちゃうけどな」のところから、「ほな、せっかくやから遊んでもらおか」となるまでの僅かな隙間、そこを見極めてささっと身を引かないと、いろいろと厄介なことになります。</p>
つきみそう
が
しました