二重顎の「くま(仮名)」さん。飼育係である長男は彼女が肥満体であることをとても気にしていて、朝夕の散歩は本人(犬)が嫌がるほどたっぷりと歩かせてくれますし、家族がおやつを与えようとしても「だめだめ」と止めるほどなのですが、結局のところ、肥満は体質と生活習慣によるものですから、本人(犬)に自覚と努力がなければどうすることも出来ません。運動させようと躍起になっても、そのときはともかく、あとの時間は従前にも増してドテッとしてしまいますし、何よりお腹がすくので食が進んでしまいます。難儀なことですが、おいしいと思ってしっかり食べ、平和に暮らしてくれていると、見ている方も幸せになります。
久々に自宅に戻ったPILOTのカスタムカエデ。玉クリップのついている現行品の方は、ずっと職場の机上に置かれていて、やや太めの文字を書くときに活躍してくれているのですが、インクが切れそうになってきたので久々に洗浄してやろうと連れて帰ってきたものです。現在はプラチナの黒インクを呑ませてあるのですが、色彩雫シリーズの新色「竹炭」あたりを使ってみようと目論んでいます。
自宅で久々に旧カスタムカエデと対面したので記念撮影です。一般に古い萬年筆ほどペン先が柔らかいものと思われがちですが、この2本に関しては圧倒的に新しい方(現行品)の方が柔らかなペン先を持っています。旧カスタムの方は貼り付けペン先という構造からしてしっかりと堅い書き味ですが、現行品のカエデの方は筆圧の強い人だと難儀するんではないかと思われるほどにしなやかです。同僚でも(毛筆で)字を書くのが上手な人は例外なくこのペンを好みます。と、いうことは、字の下手な私には合わない可能性が高そうですが、なかなかどうして、下手くそな私でもそこそこ文字の形をしたものが書けるのです。
記念撮影をしようと旧カスタムタイプのカエデを探しまくっていたら、余計なものまで見つけてしまいました。萬年筆、ボールペン、シャープペンシルのセットです。こんなものもあったのですね。あと、もしご縁があればグランディのカエデを手に入れられれば、などと思っておりますが、最近はあまり見かけませんね。
やっぱり、寒い日には木軸が一番です。
コメント
コメント一覧 (8)
パイロットには国産の高級木材を用いた万年筆で、セミ・ヴィンテージモデルに採用された軟調ペン先を装備したモデルがある、という事を耳にして…それは限定モデルに違いない!どんなに安く見積もっても5万円以上はするだろう!と想像したのですが、実際はその半分以下。<br />
非常にコスパに優れたモデルだと思います。</p>
つきみそう
がしました
<p> いや、実にこのカスタムカエデ、いいですよねぇ。普通は「前のモデルが良かった」となるところ、断然現行品が良いといわせるその実力。しかも萬年筆ヘンタイに愛されるというのですからすごいです。</p>
つきみそう
がしました
ただ柔らかいかというと結構剛性のある感じで。<br />
丸善なんて同じ10号でもへろへろなので使い難いぐらい(笑)<br />
すりすりするのも楽しいですし。。。</p>
つきみそう
がしました
つきみそう
がしました
つきみそう
がしました
<p> ヘロヘロというのは低筆圧を自認する者でも案外使えなかったりしますね。しなやかで腰のある、そういうものが使いやすいと感じます。</p>
つきみそう
がしました
<p> お仕事で良くボールペンを使われる場面について述べられてますけれど、確かに、ここというところで書き味の良いボールペンというのはありそうでないものです。ただ私の場合、長時間筆記となりますとペンの善し悪しよりも書き手の集中力という問題の方が先に出てきますね。</p>
つきみそう
がしました
<p> 北海道と九州の、それぞれにマニアックなお二人が、具体的なペンの名前を挙げずに何だろうと楽しんでらっしゃる、実に面白そうな光景です。</p>
つきみそう
がしました