2018年01月 : くまめくり~日々是自転車操業~

くまめくり~日々是自転車操業~

身をえうなきものに思ひなして、のぞみなき日々を綴る

2018年01月

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 おなかの赤みが少しマシになってきた「ちち(仮名)」さん。お薬によるかゆみ止めの効果は絶大です。掻かなければ赤くならず、換毛期ということもあって少しずつ毛も増えてきて皮膚への刺激が少なくなり、さらに掻かなくなるから改善していく、というわけです。

 薬によって症状を抑える、というのは根本的な解決策にならないのですが、襲われた後の因幡の白兎みたいになるよりはよほどマシです。

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 とうとう1月も最後の日となってしまいましたので、さほど減量できていない状態ながら仕方なく主治医を受診。体重が減っていないことを叱られて、このままではいけませんね、と言ってから、主治医の口から出た言葉。

 「じゃあ、今日は変な薬を出します。変な、っていうのも変ですが、あえて尿と一緒に糖を出すという作用のあるお薬です。頻尿になりがちなので、1日おきに飲んでください。」

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 なるほど、尿と一緒に糖が出て行ってしまうのが糖尿病で、それを治療するのにもっと出す、というのだから変な薬とも言えます。1月はそんなに無茶に食べたわけでもないのですが、とにかく動かなかったのが災いしたのかもしれません。もっと運動量を増やすことが大切なのでしょう。服用する薬が減る日は来るのでしょうか。

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 愛犬を抱き、寝そべったまま水を飲む「くま(仮名)」さん。彼女の得意技です。愛犬を舐めていてのどが渇いたのでしょう。

 飼い主の職場ではついに職員もインフルエンザに罹患し始めました。いつもなら朝寝坊をしないようにするために寒い部屋で薄いブランケット1枚かぶって寝るのですが、ここ数日はしっかりとベッドで羽毛布団をかぶって寝ています。生まれてこの方、インフルエンザにり患したことは一度もないはずなので、死ぬまで経験しないでいきたいものです。やはり睡眠が一番です。

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 これはもう、技術・家庭を教えていた人の食卓とも思えません。4ポートあるUSB充電器にケーブルをつなぎ、そこに家族のiPhone5台にiPadPro1台。どう考えてもポートが足りませんが、時間差で充電することで何とかしのいできました。しかし、いつまでもこの状態ではいけません。何か手を考えなければ、と物欲に身を任せて、妖しいものを見つけました。

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 USBは6ポート。上面のスリットにプラスチック版を立てて、そこにiPhoneなどを持たせかけて充電するという製品です。いろんなメーカーからさまざまなものが出ていますが、2.4Aが3ポートということでこれを選びました。

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 フルに接続して充電中の図。2.4AのポートにはiPhone XとiPad Proを接続。iPhone6sと7は1Aのポートに接続しています。迷彩柄のケーブルが1Aの印です。

 当然というべきですが、6台同時に充電するとサボっているポートも出てきます。満充電に近づいたり充電が完了したポートはお休みして、よそが活躍するという具合です。充電中はLEDが点灯し、その光が透明なプラスチック板を光らせることになっていますが、商品到着時にすでにお亡くなりになっているLEDもありました。製造国が他人のものばかり欲しがるかの国ですから、まぁこんなものでしょう。とにかく、整理整頓は大切です。

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 体を横たえ、何事か物思う「ちち(仮名)」さん。ひとしきり飼い主に遊んでもらったので、後は眠気に任せて眠るだけです。

 枕があると寝やすいのか、ワンコは何かに頭をのせて眠ることが多いように思います。そのくせ寒いときなどはまん丸になって寝ています。一体どれが快適な寝姿なのでしょうか。

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 がらんとした体育館。築後40年以上経っているベテランです。ギャラリーにはしごをかけて登ろうとしている人と、館内に響く大きな音。音のする方を見れば、ステージの袖に収納してあったマットを、ステージの上から床へと投げ下ろしている保護者がいました。

 放課後子ども教室の活動の一環で、合気道の指導に来てくださって居る先生なのですがこの音はいただけません。投げないでください、とお願いしますと、こんな軽いもの、投げても大丈夫、などとおっしゃいます。タイル貼りのお風呂の床に敷くような薄いマットで、1枚1枚は非常に軽いものなのですが、10枚以上重ねて放り投げるとものすごい音がします。

 体育館の床はけっこうデリケートなもので、衝撃にもそんなに強くないのです、と説明して投げないようにお願いしている間にも、どかんどかんと投げ続ける合気道の先生。ご本人に悪いことをしている意識がないのが一番困ります。子どもも見ているのですから、丁寧な扱いをお願いしたいですっ、と最後は強く出てしまいましたので、訳のわからんことを言う面倒な教頭だ、という印象をもたれたことと思います。また世間が狭くなりました。

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 と、非生産的な会話をしている間に、作業をする人は自分の登ったはしごを引き上げ、更に高いところへとかけます。はしごの置かれている高さが戸建ての家の屋根ぐらいでしょうか。そこから更に上へとはしごをかけて、それを登っていこうというわけです。

 はしごをかけている場所に注目です。体育館につきものの昇降式のバスケットゴール。それを動かすための鎖がプーリーから外れてしまったので、このおじさんがかけ直してくださるのです。

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 こんな感じです。屋根の高さにはしごを置いて、そこからフロアの方へ、この小さな滑車の取り付け部分だけを信じてはしごをかけています。滑車に巻かれているワイヤーも、よく見るとささくれ立っています。10本程度のワイヤーをより合わせてあるうち、半分ほどが切れてしまって「ひげ」になっているのです。

 箱物を建てるときには豪勢にお金をかけてくださるのですが、メンテナンスにはまったくお金が出ません。このワイヤーも、40年以上、注油されることなく酷使されてきたのでしょう。体育館の床板がささくれ立ったところが刺さって怪我をする、という事故があちこちの学校で起きていて、文部科学省からも「体育館の床は水拭き禁止!」という通達が来ています。にもかかわらず、相も変わらずどっかんばったんとものを投げ下ろす人も居るわけです。

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 この昇降装置が動かなくなったのも、ようすを見ることもなく力づくでがらがらと乱暴に取り扱ったからです。学校にいるものは慎重にやりますけれど、学校の体育館も市民の財産だから開いているときは使わせろ、という人たちが大切に使わないのです。

 もう何度も、このおじさんに来てもらって修理をしてもらっていますが、もう限界だそうですので、以後、体育館を使用される市民の方にはバスケットゴールの使用を禁止することにしました。何度も何度もお願いしているのに、一向に使い方が改まらないのです。

 私たち市民の財産だというのなら、それらしく大切に扱って当然なのではないでしょうか。

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 やっぱり今日も寝ている「くま(仮名)」さん。もう一頭が散歩に出ても餌をもらっても知らん顔ですが、自分の番が来るとむくっと起き上がって伸びをしますし、餌鉢がくればベッドの中に置いてくれるように無言で要求します。元気なことは元気なのですが、無駄なことはせずに気が向いたときだけ家族に遊んでとせがみ、それ以外の時は寝て過ごす、実に自由な生き方です。

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 ペンケースの中身を整理していたところ、ペリカンばかり収まっているケースの中に、なぜかPILOTが1本。正しいケースに移して上げようと取り出して、同じように整理中の引き出しから出てきたボールペンと一緒にしたところです。

 似ていますね。玉クリップです。樹脂の柄も同じように見えます。普通は同じメーカーの製品だと誤認してしまうところでしょう。

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 しかし、かたや金ペン付きの萬年筆、他方は汎用リフィルの入ったノックの動きにも渋さの感じられるボールペン。素性からして違います。ボールペンの方が軸の厚みがないせいかむしろきらきらと綺麗に写っていますが、実物を見ると萬年筆の勝ちです。

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 字幅Fの5号ペン先。PILOTの金ペンとしてはよく見ます。こういうペンで様式に文字を埋めていくなど、お仕事に活用するのも良いでしょうが、中字あたりにして書き味を楽しむという非生産的な使い方も、この軸には似合いそうです。

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 シュミットのリフィルですからそう悪いものでもありませんが、ノックするたびにギシギシと音がしますし、指に伝わる感触も良くありません。軸が綺麗なだけに惜しいところです。

 それにしてもこのボールペン、いつ、どうして手元に来たのか、色ピロ記憶をたどってみても判然としないのが情けないところです。

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 でれ~っと寝ている「ちち(仮名)」さん。週に1、2度というシャンプーも痒みには効果がなく、動物病院で培養されていた彼女の皮膚表面のサンプルも真菌の繁殖が見られず、どうもこれはアレルギーかアトピーか、血液検査でもしてみないことにはわからないというところまで来ました。しかし彼女としては、かゆみ止めのお薬をもらって寝るのが快適、という感じになってきたようです。

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 土曜日のお昼1時過ぎのプール。いいお天気ですが、いまだに氷が解けていません。写真は北側からとっているのですが、昨夜、この辺りは北から南へ向けて横殴りに雪が降り続いたこともあってか、南寄りの方が分厚く氷が張ってしまったようです。

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 こうなると、我慢できないのがイチビリというもの。さっそく羊さんのぬいぐるみを持ち出してきて記念撮影です。マジックハンドがあれば、もっと沖合に羊さんを置くこともできたのですが、手の届く範囲でおとなしく。

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 で、この写真を見て「氷の上に乗っていることであるよ(詠嘆)」と感じるのは凡人。われらが校長先生は、これを見て「羊さんもサーフィンです。」とキャプションを付けました。私の勤務先はオーストラリアの学校と姉妹校提携をしています。かの地では、皆さんサーフィンなどを楽しんでいる季節でしょう。さすがです。

 ちなみに、平凡で寒がりな私は、最初、次の写真でお茶を濁そうとしていたのでした。

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 惜しいです。これ、もう1階上に上がって撮れば、もう少しましな感じに仕上がっていたと思いますが、それすら面倒がるというところがだめなんですね、やっぱり。

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 本日1月26日は、「くま(仮名)」さん13歳のお誕生日です。ワンコ用バースディケーキを買ってきてささやかなお祝いです。

 冷凍で売られているので、買って帰ってリヴィングのテーブルの上に放置して自然解凍。もうよかろうというところで、ワンコたちにお披露目です。

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 ここらへんはさすがに年の功で、すぐにかぶりついてきたりはしません。待っていればいずれもらえる、ということをよくわかってらっしゃいます。やれやれ、難儀やなぁ、ちょっと付き合うたろか、という感じなのかもしれません。

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 はい、こうしてちゃんと起きて動くこともあるのです。最近、寝姿の写真ばかりで、彼女は寝たきりになってしまったのでは、というご心配もいただいておりましたが、食べるときにはいたって元気です。満13歳。あとどのくらい、こうして元気でいてくれるのでしょうか。

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 ご自慢の肉球を惜しげもなくさらしながら眠る「くま(仮名)」さん。肉球はワンコにとって触られたくない場所の一つですので、覚醒時に触りにいくと嫌がってやんわり噛みついてきますが、こうして眠りこけているときにはいくらでもぷにぷにすることができます。

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 先日のWAGNER神戸大会では、例によってF氏からガチャの戦利品を頂戴しました。このデス・スター、赤道より少し南の方で二つに割れるようになっています。

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 私はスターウォーズに関しては映画をサラッと見る程度の人ですのでよくは知りませんが最初の三部作では、ルーク・スカイウォーカーがこれを破壊するのがクライマックスシーンのひとつだったと思います。

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 開けた瞬間にこれは何かがわかります。このガチャ、これまでは捨てられるしかなかったカプセルをそのまま手元に残してもらえるように工夫されているところが良いですね。以前にご紹介したザクなんかはカプセルの側それ自体が完成品の一部になるものでしたが、これは出来上がったタイファイターとスタンド、そしてデススターが残ります。

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 私のような不器用な人間でも、さささっと組み上げることができました。なかなかの見栄えですので、スターウォーズシリーズに惚れ込んでいる人ですとコンプリートを目指すのではないでしょうか。ミレニアムファルコン、X,Yそれぞれのウィングファイターもあるようです。

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 クッションの縁に顔をうずめて眠る「ちち(仮名)」さん。飼い主も授業を担当していた頃は、多少なりとも持ち帰り仕事をすることがあって、そういうときは彼女たちを羨ましく思っていましたけれど、今や彼女たちと一緒になっていびきをかくだけのオッサンです。

 7時間45分の勤務時間に45分の休憩時間を加えて8時間30分の拘束。私の職場は8時25分始業ですから、16時55分を過ぎれば大手を振ってさようならと帰れるわけです。

 実際には、子どもが無事学校に着くかどうか心配だから先生たちにはしっかり出迎えてもらいたい、という保護者の(ひそかな)要望に応えて、小学校の先生たちの多くは7時30分過ぎに出勤されています。そして、児童生徒が16時過ぎに下校してから事務仕事などをはじめるので、大半の先生は18時頃の退勤となります。私の職場には優秀な人が多く集まっていますので、仕事が遅いわけではなく、みんな手を抜かないからそうなるのです。

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 さて、そんな職場に今年もアンケートの季節がやって来ました。エクセルのブックに、質問の書かれたシートが55人分収められたものを共有フォルダに入れておき、各自が回答して最後に管理職が集計する、というものです。

 ある人がブックを開いて回答①シートに自分の答を記入し、上書き保存してブックを閉じると、別の人が同じブックを開いて回答①シート以外のシートに答を記入し・・・・・とやっていくわけです。前回、この方式でアンケートを採ったときには、55人が回答したはずなのに答の入っているシートは45枚、なんておかしなことになりました。そう、何も考えず、画面もろくに見ないで、他人が回答済みのシートに自分の答を入れてしまう人がけっこういたのです。

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 なので今回は、回答①、とかいうシート名を、職員個々の名前にしてみようか、とも考えたのですが、そうするとアンケートの匿名性が損なわれてしまいますし、あの人はどんな答を書いているのだろう、とのぞき見る人が出ないとも限りません。

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 よっしゃ、それならこの手で行こう、と考えたのがこれ。シート名を動植物の名前にします。先生方には動植物名のカードを引いてもらい、引いたカードと同じ動植物名のシートに入力してもらい、回答が終わったら私の机の上に置いた箱にカードを入れる、という方式です。

 これなら、カードの戻りをチェックすることで全員が回答したかどうかもわかりますし、何よりちょこっと話題性があって面白そうです。

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 ということで、勇んでカードを作り始めた私ですが、すぐに「ん?」となりました。それだけ手間暇かけてやるようなことなのか、という疑問がわいてきたわけです。そう、学校の先生が忙しい理由のひとつがこれ、「無駄に手間暇かける」という習性なのです。それがプラスに作用することももちろんありますが、私が思いついたことなどは無駄でしかありません。

 結局、好きな回答シートを選んで回答してもらい、回答後はすぐにシートタブを右クリックして「非表示」にしてから上書き保存してブックを閉じる、という方法に落ち着きました。その回答方法を朝礼で説明しましたところ、シートの非表示、再表示の方法はおろか、そういう機能が存在することすら知らない先生がかなりの数いらっしゃたのです。無駄な手間をかけずに手を抜くことが、むしろ先生方のICTスキル向上にもつながったのです。

 教員が多忙であるということが言われて久しいのですが、忙しさの中、効率的な仕事の進め方や、手間をかけたこととその効果との対比についても考えてみること。いい意味で手を抜くことも大切なのではないかと思い知った次第です。

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 行き倒れたような姿勢で眠る「くま(仮名)」さん。しかし、そこはワンコですから、ライバルである「ちち(仮名)」さんのいる方向の耳をしっかりと立てています。

 真剣に熟睡していて、体に触れるとびっくりして飛び起きたりすることもありますし、半分覚醒していて、触られても面倒くさいからと無視し続ける時もあります。いずれにしても、家の中で寝ている限りは大きな危険はないと踏んだ、老いたワンコならではの過ごし方です。

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 寄り過ぎてピントが合っていませんが、「太字」にしっかりとインクが乗っているのがわかるのでそのまま掲載します。

 このインクは、群馬県の文房具屋さんが奈良の呉竹と手を組んだ「龍腦」です。これくらいのドバドバ系で書いてみると、実によい墨の匂いがします。

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 こちらは綿棒をインク瓶に浸して書いたもの。墨で書いた文字っぽくなっています。どんなインクであれ、綿棒で書いてみればこういう感じにはなりますが、筆跡の色が黒インクというより墨という雰囲気になっています。

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 一通り撮影したし、片付けようか、と紙を持ち上げたときの指。綿棒を始末するときに指を汚してしまいました。そこはもう、不器用さでは右に出る者がいないという私のことですから驚くに値しませんが、問題はそのあとです。

 「超電解水使ったら?」と、流しで指を洗う私に声をかける妻。我が家は家じゅうヘンタイなのでしょうか。

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 長女に買ってもらった新しいクッションを、かじり、ひっかき、分解して、自分好みの形に並べて、ようやく安心して眠りについた「ちち(仮名)」さん。何かに似てるなぁ、と思いました。

 遠い少年の日、グローブを買ってもらった男の子は、みんな自分好みの形にするために努力したものでした。雨ざらしにするとか、たこ糸でくくるとか、いろんなことをして自分の手に馴染むものに育てる。できあがったグローブは、決して美しいとは言えないものでしたけれど、深い愛着を感じつつ、それを相棒としていたものです。

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 ケロ御大ではなく、カエルのアルリィが今月の箱を飾っています。毎月、こんなんホンマに誰が使うんやろ、と思いつつ紹介しておりますけれど、今月は一瞬「欲しい」と思った品が入っておりました。

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 それがこちらのピルケース。これはよい、厚みもあるし、1週間分くらい入るぞ、と思ったのですが、何せ長女の好きな色ですし、なによりこんなカエルさんのついたものをえぇオッサンが使っていると笑われます。

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 そうです。OLさんなんかを対象にしているんですから、毎日決まったお薬を飲む糖尿病のオッサンなんて対象になってないわけで、ちょっと頭痛が、生理痛がというときのお薬とか、整腸剤、胃薬など、毎日は飲まないけれど手元にあると心強い、というものを入れておくためのものなのでした。これで左右ともに6室ぐらいに分かれていて合計12回分のお薬が入ります、とかだったら最高だったのですが。

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 残りは、テーマ別のシールのセットと、クリーニングクロス。今月もやはりちょこっとしたものばかりなのでした。

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 目が覚めたので、美輪さんの形へ移行しようかとするも、まだ眠たい「くま(仮名)」さん。最近の彼女は寝てる写真ばかりですね、と声をかけていただいたのですけれど、撮影者の腕が悪くて起きて動いているときに撮れないというだけのことですので、ご安心ください。歳はとりましたけれど、食べ物を感じ取ると非常に元気に動き回ります。

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 師匠が純粋に科学的(化学的)な実験をしようとセッティングされていたインクやら器具やらを使って、悪戯してしまいました。まずは危なそうなインクを混ぜてみてどうなるか、などという実験から。

 しかし、不器用な私のすることですから、あちこち汚しまくりで、実験後は非常に汚い机になってしまいました。この日はいつになく県民会館関係者が館内を巡回していたので、これは出入禁止なんてことになると困る、と必死で拭いたのですが、効果が出ません。

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 それでもめげることなく「実験」を続け、そのたびに机を汚しまくって、最後は墨流しをしたような机を仕上げてしまいました。

 会場内でメラミンスポンジを持っている方はいらっしゃいませんか、などと声をかけても反応があるはずもなく、ようやく見つけてきたスコッチたわしでこすること数分、何とか原状復帰にこぎつけました。

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 机の上は真っ黒だったのですけれど、拭き上げた紙はなぜか緑色。黒系統のインクを混ぜて遊んでいたときには、やっぱり拭いた紙も黒かったのですが、そこにこのインクを入れると、黒い色は早々に拭き取られて、最後まで残った「机の上の黒い染み」を拭くと出てくるのがこの色でした。

 黒インクにも緑色の成分は入っているでしょうが、この紙の色はまさしくエメラルド。怖いと言われるペンマンインク、さすがです。

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 ペンに優しいインクか、紙に優しいインクか。萬年筆メーカーが作るものは当然ペンに優しいはずですが、そうするとパーカーの萬年筆はインクに対して特別タフなように作られているのでしょうか。

 WAGNERの集いでは、こういうことをうだうだやっております。お近くで開催されるときには怖がらずに覗いてみてください。面白い(はず)と思います。

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 少し前の写真。長女に対して何かを求めて鳴いているところを撮ったものでしょう。長女も私も同じ機材(iPhone X)で撮っている、私には撮らせてくれない「ちち(仮名)」さんです。

 対症療法的な痒み止めのお薬が切れて3日、激しく痒がる様子はありません。そろそろ追加でお風呂に入れてやる時期が来ているので、うまくつかまえて風呂に入れ、来週あたり、また獣医さんに診ていただこうと思っています。

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 新年早々に開かれた賀詞交換会を除くと、本年第1回のWAGNERとなる関西地区大会。お年玉企画として、「あなたはこの会場にたどり着けるか」をテーマに開催されました。

 会場である兵庫県民会館のロビーには3機のエレヴェータがありますが、12階に停止するのは中央の2号機のみ。赤いテプラで「10階と12階に行きたい人はこのボタンで呼べ」と表示されてはいますが、それに気づかず普通に呼んで、また1号機が来た、あぁ今度は3号機だ、などと嘆いている地元の人がいらっしゃいましたので、ここは兵庫県民会館さん、もっと目立つ表示をご検討いただきたいところです。

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 お屠蘇を飲んで、空になった甕を「幸運な人」が持ち帰るというイヴェントは、かつて東京の年末大バザールなどで開催しておりましたが、昨年あたりからここ神戸でやるようになりました。1升入りのかめにこめを詰めて持ち帰る、という罰ゲームを考えていたのですけれど、空の甕だけで済んで何よりでした。

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 以前、カルビーの47都道府県の味ポテチの記事を書きました折、カーボン兄さんから滋賀はふな寿司だという情報をいただいて、それはけしからんなぁ、と言っておったのですけれど本当に目にしてしまいました。

 参加者の方からおやつとして提供されたもので、袋を開ける勇気がないと出す人や、いやホンマもんと違ってまだ固形だから大丈夫だという人、さまざまでした。

 開けてみていただいてみますと、当然のことながら、普通のポテトチップスです。大丈夫。

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 セブンイレブン系限定、チョコを塗りたくったチップスターも差し入れられました。こいつはその見た目のインパクトとは逆に、おいしいという評判。皆さんも一度おためしください。

 例によって、神戸大会名物の豚まんも差し入れられるなど、新年会らしい雰囲気でしたが参加者はさほど多くなく、まったりとした大会でした。

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 痒いところを掻く合間に、ふと愛犬の存在に気を留めた「くま(仮名)」さん。餌鉢の中に愛犬。彼女が愛してやまないものが二つ重なっているではありませんか。

 この後、叱られるので掻くのをあきらめた彼女は、愛犬の傍らへとにじり寄って、愛おしそうに噛んだり舐めたり、愛撫のひとときを過ごしたのでした。

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 商品名からその添え書きまで、そのまんまとしか言いようのないインクです。龍腦は墨の香料としても用いられるものだそうですが、その姿は無色透明の顆粒状のものだとか。

 群馬県の文房具屋さんが出しているオリヂナルインクですが、墨といえば奈良県。わが奈良の呉竹が製造に携わっているのです。

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 切子のボトルの方が人気で、そちらを買い求める人も多いようですが、あえて中のインクを求めました。ナガサワ文具センターにも「墨香」という名のインクがありますが、それは墨の匂いがするインク、ということ。そしてその墨の匂いが龍腦で、その名を冠したこのインクはホンマもんの墨に近い、ということが売りなのです。

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 けれども、墨の粒子は入っていません。あくまで染料インクだそうです。来月には、麝香、伽羅、檜の香りがするものも発売になるのだとか。久々に沼に入り込みそうなインクです。

 手紙を書いてなるべく早く封をして送れば、先方も開封したときに香りを楽しめる、なんてこともうたわれています。墨色の変化を楽しめる、ということですので、先輩格の墨香とも比べてみたいものです。

 20日の神戸に持参します。購入を考えてらっしゃる方、背中押しますよ。

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 文字通り、息を殺してカメラが遠ざかるのをじっと待つ「ちち(仮名)」さん。前回、お風呂に入れてから5日。そろそろ2回目のお風呂に入れてやらなければならない頃ですが、昨日も今日も帰宅時間が遅くなってしまい、果たせませんでした。

 私の職場には教頭が2人います。そのうち、ホンマもんの教頭先生のご尊父が旅立たれましたので、このところ、予備の教頭しかいない状況が続いています。できるだけ皆様にご迷惑をかけないよう、ない力を振り絞ってはみるものの、やはりない力はないので、実に残念なことになっております。誠に申し訳ないとしか言えません。

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 そんな折も折、本日は職場のネットワーク機器を総入れ替えするという壮大なイヴェントがありました。壁体内や天井裏のLANケーブル引き回しはすでに終わっていて、各教室への無線LANアクセスポイント設置も完了。本日はそれらの経路を制御する機器類を新しいものに入れ替える工事が行われたのです。

 写真は取り外されたセキュアスイッチ。生徒が使う教育用PCも、先生方が使う業務用PCも、どちらもネットワークでつながっていますが、相互乗り入れなどしては困ります。これまで壁体内に隠れて7年間、学校内のありとあらゆるネットワークをきれいに切り分け、交通整理してくれていたのですが、本日をもってお役御免となりました。ちなみにこの製品、定価は61万3800円だそうです。絶対的には高いですけれど、機能や耐久性を考えるとそれでも安いのかも、と思えてきます。

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 M800を縦に3本並べても、まだ対角線よりも短いのです。4本並べば同じくらいかもしれません。こんな大きなものが、一時行方不明になっていたのです。ある教員のPCがネット接続もファイルサーバへのアクセスもできなくなったというので、スイッチングハブの故障を疑った別の教員がこれをピンチヒッターにしようと考えたのです。

 しかし、セキュアスイッチですから、あれこれ設定されているわけで、単純に物理層を接続してもデータを流すはずもありません。仕方がないので、私物のハブを提供して復旧を試みたのですが、なぜかうまくいきません。

 では何が問題か、とみればLANケーブルのコネクタ部分が相当傷んでいるようです。そこでこれを取り替えましたが、やはり回復せず。ハブのポート、ケーブル、ほかのPCと組み合わせを変えつつテストを繰り返してたどり着いた結論は、PCのLANポートがダメ、という実に脱力する結論でした。作業に要した4時間を返していただきたいものです。

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 愛犬と遊ぶ「くま(仮名)」さん。がっしと噛みついたり、愛おしそうにぺろぺろと舐めまわしたりと、実によく遊びます。以前の愛犬が「お亡くなり」になった後、WAGNERの会合でいただいたものです。ワンコの愛犬というのは謎の物体になりがちですが、これはさすがに専用品らしくしっかりと原形を保っています。

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 かわいらしい袋に入った荷物が届いたので、汎用の袋を使っているのか、と思いきや専用のものでした。知っている人ならすぐにわかる、あぁ、あのお店で買ったのだな、たぶん、買ったものはあれだろう、というところです。

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 萬年筆に使われている金属部品でさえ腐食させてしまうことがあるインクの入れ物に、ただ放置しておくだけでも色合いが変わっていくような真鍮製のふたをつける、というのはどうなのでしょうか。先日めでたく使い切ったストーリアのような、口の広い瓶には使えません。ならばとWAGNERで頒布されているような古典インクなどを入れている瓶に使うと、数年後には、いや数か月後には何か面白い(悲惨な)ことが起こるのでしょうか。

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 こういう、よくあるインク瓶には合うようですので、どうせなら名前を聞くだけでも怖そうなインクが入った瓶に使ってみるのもいいかもしれません。ちなみに、モデルに引っ張り出されたこのインクは成分的には別段危険でもなんでもありませんが、赤系統なので萬年筆に入れるのには覚悟が必要でしょう。週末の神戸に持っていったら、だれか危ないインクを紹介してくれるかもしれません。一応、インクと直接触れることになる蓋の裏面には、普通の蓋と同様に紙か何かでできたインナーが装着されているようです。

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 飼い主に抱かれて、というよりはヘッドロックをかけられて迷惑そうにしながらも、少し眠たくなってきている「ちち(仮名)」さん。自由に動けないのは嫌なのですけれども、体温を感じつつじっとしていると眠気に襲われてしまい、それでも時折「逃げなきゃ」と暴れてみる、ということを繰り返しておりました。

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 かつて採点用に大活躍だったストーリアの赤。これを入れてあるペンが乾いてしまったので補給を試みたのですが、思うようにインクを吸いませんでした。何事かとよく見てみれば、内蔵されているリザーバにほとんどインクが溜まっていません。

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 これはひょっとして、夢にまで見たボトルインク使い切りの瞬間が訪れたのか、とはやる気持ちを抑えつつ、リザーバを取り出してボトルの底を確認してみます。

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 1回吸入するぐらいの量は残っているようですが、このぐらいの量ですと、うまくリザーバにたまってくれないようです。同じインクの新しいのを買ってあるので、そこに足して使おうかとも思ったのですが、このインクには紙の粉やその他もろもろ、汚いものが溶け込んでいるはずですので、あきらめることにしました。

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 できる限りきれいに洗ったつもりですが、少し赤いものが残っています。ストーリアの瓶はなかなかいい感じですね。かといって、これを何に使うあてもないのですけれど、おそらくは生まれて初めて、1瓶のインクを使い切った記念として、しばらくどこかに飾っておくことにします。もう2度と、こんなことはないかもしれませんので。

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 おそらく、寒かったのでしょう。暖房が効いているときには、どうしようもなくだら~んと伸びて寝ているのですが、寒いとワンコらしく丸まって眠る「くま(仮名)」さんです。

 飼い主は朝からそこそこ忙しい生活をしておりました。仕事ですから当然ですけれど、ただ待つだけの日もあれば、次々と仕事をやっつけていく日もあって、どちらかといえば仕事の波が来る方が調子が出ます。

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 体育の時間に屋外で使用されているタイマー。筐体は泥にまみれ、何度も抜き差しを繰り返すうち、電源コードを挿すコネクタが破損してしまいました。買うと結構なお値段がしますので、何とか治せないだろうかと持ち込まれたものです。

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 この部品が筐体に取り付けられていたのですが、パチンとはめ込む爪の部分が折れて固定できなくなり、ガムテープで固定しての運用が続いていました。そして今回、ついに電気を流す端子がひとつ、折れてしまったのです。

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 先日買い込んできたパーツを組み込んで、タッピングビスで無理やり固定。これでしばらくはこのタイマーも現役続行です。写真に写っている茶色いのは、前回補修の際に使われていたガムテープ。相当慌てて修理されていたもののようです。

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 見事、復活。めでたしめでたしです。

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 クッションを被って寝ているところを急に起こされたので、まだ眠たい「ちち(仮名)」さん。この先、自分にどんな未来が待っているのかを知るよしもない彼女ですが、知っていればこんな風に寝ぼけ眼でいることはできなかったでしょう。

 実は飼い主、これまで一度もワンコを洗ったことがありません。そもそも、耳に大きな穴が開いているような生き物に水をかけるなんて、怖くてできないのです。しかし、セカンドオピニオンということで受診した獣医さんが出した結論は、アレルギーというより不衛生というもの。ワンコは頻繁に洗ってはいけない、という通説を信じていたのですが、少なくとも週に2度は洗ってあげなさいというご託宣だったのです。

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 その筋では超有名な薬用シャンプーのようです。まずはこれを風呂場において、おやつで吊りながらワンコを風呂場へ。しかし、生まれてこの方、一度も立ち入ったことのない空間ですので、匂いをかぐばかりで踏み込もうとしません。仕方なく、風呂場から餌をちらつかせ、気をとられている隙に家族がお尻を押して素早く扉を閉める、という方式で風呂場に監禁。

 我が家の風呂釜で一番低い設定、33度に湯温をセットして、シャワーでお尻の方からお湯をかけていきます。暴れるかも、噛まれるかもと思っておりましたが、意外におとなしく、嫌そうにしながらもじっとしておりました。

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 一度シャンプーでもみ洗いしてから洗い流し、その後、シャンプーの液を体に揉み込んで5分から10分待つ、という行程が一番難儀でした。ワンコも濡れた体では冷えますから、肝心のこの行程で「ぷるぷる」をするわけです。いろいろと話しかけながら、初日でもあるので5分経ったところで洗い流し。ねっとりと落ちにくい感じなので、けっこうしっかりとすすいで脱衣場で待つ家族のもとへと解放。

 この段階で盛大に「ぷるぷる」されたのでワヤクチャですが、二人がかりでタオルドライ、そしてドライヤーで乾燥。結果、生乾きで臭いワンコになりつつケージへと戻されました。あとはもう、死んだように熟睡。相当参ったようですが、また3日ほどしたら洗わなければなりません。楽ではありませんが、掻かずに眠っているワンコを見ると、良かったと思ってしまうのです。

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 なぜかクッションからこぼれ落ちて熟睡中の「くま(仮名)」さん。部屋が寒いと文句を言う彼女たちですが、逆に暖房が効いているときには、冷たいプラスチックの床が気持ちよいのでしょう。狭いところにはまり込んで寝る方が落ち着く,というのもあると思います。

 お休みの日というのに、職場で依頼を受けた機械の修理のために必要な部品を買いに、大阪日本橋まで出ました。

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 電子工作や無線が好き、PCが好きなんていう少年は、大阪日本橋が大好きで、そういう子たちは日本橋駅で地下鉄堺筋線に乗り換えてひとつ南の恵美須町駅で降りる、というのがおきまりでした。しかし、今の恵美須町駅周辺は、本当に寂しくなりました。この駅で降りてお目当てにするといえば、上新電機のJ&Pテクノランドという量販店や、サンコーレアものショップ、そしてこのシリコンハウス共立に、あとはふぁすとばっくぐらいのものでしょうか。

 多くのお店は、PCパーツ系のものも含め、ここと日本橋駅との中間地点、通称オタロード周辺に固まっていますが、それでも私は、やっぱり恵美須町、なおっさんです。

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 買ったものはこれだけ。そこら辺のホームセンターでも手に入りそうなものに見えますが、ちょっとだけ違います。これだけ買って265円。ここまで来る交通費の3分の1ほどです。実にばからしいのですが、時折「ぽんばし」の空気を吸わないと、やっぱりダメなのです。

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 妖しい街です。コインパーキングにこんなのが駐まってたりもします。右は大阪ナンバー、左は神戸ナンバーでしたが,神戸ナンバーの方は赤いLEDが左右に点滅しておりました。思わず「キッドっ!」と声をかけそうになるのを抑えて記念撮影。オーディオやナビ、こんな装置なんかを店先の路上で取り付けてくれるお店があるのもこの街ならではです。

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 電気街ですから、欲しいパーツは手に入るのですけれども、お腹が空くのはどうしようもない、というのがかつての日本橋でした。そこでこの共立さんが作って配布しはじめたのが、日本橋味マップ。最初の頃は1枚もののカレンダーみたいな造りでしたが、今ではこういう立派なパンフレット形式です。電子工作に興味がない人も、1枚もらっておくと便利です。

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 身づくろいに励む「ちち(仮名)」さん。緊急措置として処方された痒み止めはよく効くようで夜もぐっすり眠れている模様です。明日は大嫌いなお医者様へ行ってじっくりと診察、検査を受けるとはつゆ知らず、家族と一緒にゆったりと過ごす金曜日の夜です。

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 昨年末、なぜかどこの本屋へ行っても見つからなかったこの雑誌。10周年記念の特別製であろうと、COACHであろうと、しょせんはボールペンと鉄ペン萬年筆なので、さほど気にも留めていなかったのですが、手に入れておけばBlogネタにしてからじゃんけん大会の景品にもなるし、ということで気合を入れて探しました。

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 ブランド名の入ったビニール袋に、筆記具一式を収めた段ボールの箱が入っています。私にとっては無縁なブランドものばかりを特集したこの雑誌、本来でしたら決して手に取ることはありませんが、萬年筆、という言葉にやられてしまうのは残念なところです。

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 今回の付録は、「マット」というところがポイントなのかもしれません。萬年筆やボールペンの軸だけでなく、それらを収める缶ケースもマット仕上げです。このオリーブグリーンを萬年筆の軸色にしてほしかったところですが、残念ながらボールペンの方がこの色です。

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 例によって欧州標準のショートサイズカートリッヂを使う、おそらくは中華萬なのでしょう。豪勢なことに、カートリッヂは2本付属です。

 ぬるま湯につけてメンテナンスする方法なども書かれた取扱説明書が付属しています。

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 ペン先が見えるように置くと、軸に書かれたブランド名が裏に回ってしまいます。当然のことながらボールペンの方は問題なし。ブランド品をバカバカ紹介する雑誌の付録なら、ここら辺は頑張ってほしかったところです。

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 ですが、この萬年筆、一番けしからんのはこれです。鉄ペンですが、何とのっぺらぴんなのです。これってどこかで・・・・・われらがy.y.Penのパクリなのでしょうか。

 ま、あちこち金をかけたせいで、ペン先に刻印を入れることができなかった、のでしょうね。

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