2015年02月 : くまめくり~日々是自転車操業~

くまめくり~日々是自転車操業~

身をえうなきものに思ひなして、のぞみなき日々を綴る

2015年02月

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 帰宅すると、すでに眠り込んでいた「ちち(仮名)」さん。それでもこのあと起き上がって、眠たそうな目をしつつ「遊んで」「おやつ頂戴」と騒いでおりました。飼い主は、本日のWAGNER中部地区大会参加のため、名古屋へ。行きこそエクストラコストをかけたものの、帰りはさっくりと一般列車の旅、約3時間かけての移動を楽しみました。

 近鉄名古屋駅を19時31分に出発して、自宅の最寄りバス停に着いたのが23時6分。途中、乗り換え待ちのため伊勢中川駅で13分、大和八木駅で7分、大和西大寺駅で3分。最後に自宅近くまで運んでくれるバスを待つこと7分でしたので、なかなかによくできた乗り継ぎパターンでした。乗り鉄にとっては実に楽しい行程です。

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 会場である名古屋国際センターでは、最近大判のプリンターを導入したのかも知れません。以前はこの本日の催事案内、もう少し文字のシャギーが目立っておりました。すなわち、A4版あたりに出力したものを拡大コピーしていたものと思われますが、本日見たものはPCから直接大判プリンターに出したものではないかと思われます。

 以前は、何枚か拡大したもののうち1枚を短冊状に切って、それぞれの催事が開催されるフロアに貼り出すという細かい芸を見せてくれておりましたが、本日は場所によって違うレイアウトのものを貼り出すという風に芸風が変わっておりました。

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 こちらが本日の迷惑ビンゴ大会の景品です。この後さらに「魅力的な」景品が追加されて、より一層厚みと重みを増した景品群、手にして喜ぶ人や首をかしげる人、はっきりと迷惑そうにする人やいいところだけ取り込んでカスの部分を放出(押しつけ)する人などさまざま。そのむちゃくちゃぶりが楽しいのですよね。WAGNERに参加するときは手提げ袋の一つも用意していくのがたしなみというものですので、お忘れのないように。

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 名古屋で二番目に黒い人、でらくろさんが削っている途中のカッターの握りです。気づいた人もいると思いますが、左手で握るように作られていますので、完成すれば尼崎方面へ納品されるものであろうと思われます。

 誰もがでらくろ工房謹製のペンシースに目を奪われる中、一人、この素体に興味を引かれてためつすがめつしている私を見て、強運の奥様が笑うこと笑うこと。やっぱり、目の付け所が変(「半」?)なのでしょうね。そういえば名古屋というのに「四日市の方」から本家二右衛門マスターは来られておらず、「広島の東の方」から広島半さんが来られていました。実に10本、あるいはそれ以上のお買い上げだったそうです。帰宅されてからの水風呂のあふれ具合も半端ではなかったことでしょう。

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 極限までスムーズに仕上げられた作品とはまた違った、製作途中ならではの表情です。まるで円空仏のような感じですが、ここからさらに精魂込めて磨き上げることによって、木の中にある「かたち」が表に出てくるのだそうです。作者のでらくろさんは木のおもしろさにどっぷりとハマってらっしゃるご様子でしたので、今後、また続々とおもしろい作品が世に送り出されそうな予感がいたしますね。

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 何ということもない、いつも通りの「くま(仮名)」さん。そんな姿勢でしんどくないのかなぁ、と心配になるところもまったく変わりません。でも、この寝顔を安らかな気持ちで見られることに感謝しています。

 何ということもない、普通の朝でした。いつものように、出勤してから慌ただしく今日一日の準備をしておりました。人が足りないので、今日は1時間目から6時間目までびっしりと授業が詰まっていて、そのすべてで期末テストの答案を返却するという予定でした。私の担当教科は教員2名で一つの教科を担当しているので、テスト返却の前に答案用紙のコピーをとります。テスト返却はどちらか一方の教員が行いますので、それと違う方の教員が採点した部分について、生徒たちが後から質疑できるようにするためです。

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 今朝はコピー機の調子が悪く、30枚ほどコピーをとる間に何度も紙詰まりが発生してなかなかはかどりませんでした。紙詰まりから復旧するとエラーを吐いて電源を入れ直せという指示が出て、それまでに読み込んで出力されていないデータが破棄されてしまいます。そのたびに読み込み済みの原稿を再度読み込ませて・・・・・なんてことを繰り返すうちに、恐れていたことが起こりました。

 ちゃんと全部コピーできたかな、と確認してみると、一人分だけ抜けています。仕方ないなと原稿を探すも見当たりません。原本もコピーも、20番と22番はあるのに、その間の21番がない、という状態です。さては、ジャムった紙をシュレッダーにかけるときに一緒に・・・・・と血の気が引き、シュレッダーダストをあさると、どうもそれらしい赤い筆跡のある紙くずが見つかりました。

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 生徒の血と汗の結晶である答案用紙を紙くずにしてしまったとあっては、ただではすみません。得点は記録してあるとはいえ、その学年の主任さんや学級担任と一緒にご家庭に伺って説明とお詫びをしなければなりません。ミスを犯した自分はともかく、周りの人たちに迷惑をかけるなんて最低です。何より、当の生徒が一番気持ち悪いことでしょう。

 自分で言うのも何ですが、恐がりの私は結構慎重で、そんなミスをするなんてまず考えられません。でも、現実に答案が見あたらないということは、ミスを犯したに違いありません。自分自身を信じることなんてまったくできません。唯一信じられるのは、私のやることなんてすべて間違っているのだ、ということだけです。

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 さて困った、とあたふたしているうちに、早くも1時間目が始まる時刻となり、とりあえず1時間目の授業へ。生徒の前ではいつも通りお馬鹿なことをしゃべりつつ、心の中は真っ暗。なんとか授業を終えて、まずは担任の先生と学年主任、そして校長に報告をしなければ、と重い足を引きずって職員室へ戻り、最後にもう一度、答案用紙の束を手に取り、数を数えます。

 全部で29枚あるはずの答案用紙、数えてみると・・・・・あれ、29枚。おかしい、1枚多い、いやまともに全部あるのか・・・・・。今度は1枚ずつ記名を確認していくと、シュレッダーにかけたと思った答案がまったく違う番号のところに挟まっておりました。何度も何度もコピーをやり直す中で、順番が狂ったのでしょう。

 昨日、スーパーでふと目にとまった仏花を買い、今日はもう1本と黒い万年筆を内ポケットに挿して出勤。おそらくはご先祖様からの「しっかりやりなさい」というメッセージだったのでしょう。奇しくも今日は27日。仏壇の日なのでした。

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 よしよしされてご機嫌の「ちち(仮名)」さん。体は「くま(仮名)」さんより大きいし、気性も荒いのですけれど、甘えん坊ぶりでも上回っています。夜になって、家族の姿を見るとワンキャンとうるさいのですけれど、誰かが自分のそばに来てくれると安心しておとなしく寝てしまいます。

 このときは、カメラが自分を狙っているのを見て逃げようとしていたので、撮る方としては結構必死なのですが、彼女にしてみれば、カメラから逃げるのに必死だったのよ、ということなのかもしれません。

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 グリコキャラメルを求めて何軒かお店を回ったのですけれど、見つけることができませんでした。何でそんなものを見つけたかったのかというと、タイトル通り、グリコのおまけ、というお話に使おうという魂胆があったからなのですが、結局は見つからなくて正解だったのかも知れません。

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 箱の中にはガンダムのおもちゃが入っていて、申し訳程度にちっちゃなガムも同梱されています。これが売られていたのはスーパーのお菓子売り場。思い起こせば、次男が小さかった頃はこういうのをよく欲しがっておりました。「そんなん、お菓子とちゃうやろっ!」「お菓子、入ってるもん!」なんてやりとりが何度も繰り返されたのですけれど、それこそが売り手の狙いなのでしょうね。

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 故あって、Windows8.1のパッケージが必要になりましたのでネットで安いところを探していましたら、これが引っかかってきたのです。今回はProがほしかったのですが、その最安値がこちら。ちょっとこれ、リアル店舗だったらレジへ持ってい言うのがはばかられるようなパッケージです。

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パッケージは結構しっかりした箱で、そこに書かれている内容物一覧がこれです。どこを見てもWindows8.1ProのDVDが入っているようには思えません。応援ソングって、そらまぁ、確かに、Windows8は散々な言われようでしたし、このまま行くと、Vistaみたいな黒歴史になりそうな感じではありますが、応援しなければいけないようなモンなのでしょうか。

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 箱はシュリンクフィルムで覆われていて、どうやら何かが同梱されているようです。なので、とりあえずフィルムを取り除いてみることにしました。この箱にくっついているおまけが何かを確かめないわけにはいきませんし、箱の中身もしっかりと確認する必要があります。

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 やはり何事も確認が大切です。しっかりした箱の外側にくっついていたものこそ、Windows8.1ProのDVDそのものなのだったのでした。つまりこの立派な、萌えるのか痛いのかわからない箱の中に入っていたのは美麗なCD-ROM2枚のみ。おまけの方が立派で、しかもそいつの旬が過ぎてしまっているので海賊版かと疑うようなお安い値段で売られていた、というわけだったのです。めでたし、めでたし。

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 我が愛犬「くま(仮名)」さんが、愛犬と戯れるの図、です。ワンコのおもちゃで、紐を引っ張って離すとワンコが話す、というものです。もちろん人間向けのおもちゃですけれど、彼女が長年愛用してボロボロになった「食パン」をお母さんに捨てられてしまって寂しそうにしていたので、見かねたお姉さんがケージに放り込んでくれたのです。

 それ以来彼女は、雨の日も風の日も、ケージの中にいるときはほとんどの時間をワンコをかじって過ごしております。もう既に耳が無くなったりして、謎の生物になってきておりますが、おそらくは中身がはみ出してしまうまでかみ続けるのでしょう。

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 こういった「爪ペン」を毎日愛用し続けているとどうなるのでしょうか。WAGNERの岡山大会だったと思うのですが、こういった形のペンを取り出して、「これ大好きでねぇ、毎日使ってるんですよ。」と見せてくださった方がありました。金属のペン先と、樹脂の首軸との境目、段差のあるところに、これ、本当に元は液体だったの? と疑ってしまうほどのインク滓の塊がびっしりと付いていたのを鮮明に覚えています。

 初心者にもできる萬年筆のメンテナンス、それは毎日使い続けることです。そうすることで常にインクが流れ、ペン先にトラブルが発生する可能性を下げてくれます。その常識が目の前で否定されたかのようなペンを見て、一同唖然としたのでした。その人こそ、広島半。彗星のごとく現れて、初参加で即「半」認定となった伝説の人です。

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 あらためて手元のペンを観察してみると、これは大丈夫なようです。先端のイリジウムの所がなんか変、なんてことはこの際問題ではありません。愛用のペンというものは、こんな風に綺麗な状態を保っているべきもの、とずっと思っておりました。

 広島半氏に関しては、親方の白いパンツを青いインキで染めたというエピソードが有名ですが、その上を行く人もいます。ご本家の二右衛門マスターだったと思うのですが、超音波洗浄機に首軸を放り込んで洗浄したら、「ボンッ」と爆発音がした、という話があります。これを目撃されたのは親方としげお兄さんですが、本当にそんなことが起こるものなのでしょうか。

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 この人、印刷関係のお仕事をされているのか、あるいはペンドクターなのか。爪の生え際が汚いです。そしてその手に握られているM800のペン先もまた、綺麗とは言えない状態ですね。このペンこそは、私が毎日愛用しているペンなのです。スーツの内ポケットにいつも挿さっていて、日に何度も取り出しては文字を書いています。ペン先にインクが飛び散ったようになっているのは、スーツの撃ちポケットで常に揺すられているからですね。

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 どうも、カメラが壊れかけているようで、なかなかピントが合いません。このペン先、よく見ると首軸に挿し込まれている部分にインク滓がびっしりと付いているのですが、樹脂の黒さと一体化してうまく写せませんでした。けれども、しっかりとこびりついているのです。毎日愛用しているペンにインク滓が付着していたら「半」認定、などと言い続けてきた私が、やってしまうなんて。ミイラ取りがミイラになる、というのと同様、「半」認定委員長が「半」になるなんて、洒落になりませんね。

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 いつもなら、帰宅した飼い主を大騒ぎして出迎えてくれる「ちち(仮名)」さんなのですが、本日はあまりにも遅い(むしろ早い?)時間のご帰館ゆえ、目玉だけを動かしての「おかえり」となりました。

 今日こそは常識的な時間に帰宅しようと考えていたのですが、試験問題を作成中に4時間ほど、予想外のことに時間をとられてしまい、結局完成したのは早朝ともいうべき時刻でした。嫌だ嫌だと言いながら、ようやく重い腰が上がると、今度は凝りまくっての問題作成となるので、どうしても時間がかかってしまいます。この生産性の低さでは、いずれエラいことになるのは目に見えていますが、どうすることもできません。

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 とりあえず、先日お邪魔した北野天満宮の梅園ネタです。品種にもよりますが、さすがにまだ見頃とは言いがたい状況。けれども、何本かの樹はすでに満開、あるいはその先へ行ってしまったような状況です。入園料にはこちらのお菓子とお茶が含まれておりますから、梅のつぼみが固くても、そこそこ楽しむことができます。

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 いつものごとく、合焦すると風が吹くやら、手が震えるやらで眠たい写真ばっかり何枚も撮ってしまいましたが、この、つぼみが膨らんできてもうすぐ咲くぞ、という感じのするところとても好きです。我らが奈良県の梅の名所、月ヶ瀬梅渓はまだまだこれからで、ちょうど卒業式から年度末にかけての一番忙しいときに見頃を迎えます。やはり梅は、こまめに通って一番いいときに花の美しさとその香りを楽しむべきものです。

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 むしろ梅園の中よりも、本殿周辺の梅の方が美しく咲いておりました。今頃からこうして咲き誇っていると、梅園が盛りとなる頃には普段の地味な姿に戻ってしまっていることでしょう。

 ようやくテスト問題を作り終えて思うことは、紙数、問題数を埋めるためだけにひたすらキーボードを叩いていたなぁ、ということ。もう一捻りか二捻りして、どやっ、といえるような問題を作るべきであったと反省しておりますが、今はとりあえず間に合った、という気持ちの方が強いのもまた事実です。やはりお仕事というもの、追われてはならず、追うべきものですね。

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 日曜日のお昼前に撮った1枚。もっとも「くま(仮名)」さんの場合、日曜であろうがなかろうが、気の向くままにこうして寝ています。ただ、それを見た人間が「お休みやなぁ」と実感するだけの話です。

 飼い主はやることが山積みなのにもかかわらず、日曜日にしっかりと遊びましたので、その分、週明けの今日は本当にしんどい思いをいたしましたし、それは明日も続きます。この記事を更新した後、どこまで睡魔に打ち勝って仕事を進められるか、それが明日の幸、不幸を左右するのです。

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 それだけの犠牲を払って食べに行ったランチがこちら。ことばのはおとさんの青春プレートランチ。鶏肉とごぼうのつくね焼きがメイン料理で、ピーマンとじゃこの炒め物、人参・揚げ・蒟蒻の入ったひじきのたいたん、湯豆腐のおくら・茗荷・きゅうりのせ、京水菜と豆苗のサラダ、ぷるぷるカルピスプリンに、ご飯とお味噌汁。よく考えると、私が好きなものがほとんどありません。ご飯にお味噌汁、プリンぐらいでしょうか。それを除くと、嫌いなものや食べられないものばっかりなのですが、調理法や味付けの巧みさで、しっかり完食でした。

 にゃんこパフェが注文できるのは午後1時から。その時点でお店の中にいないと話になりませんから、どうしてもこのお店でお昼ご飯を食べて・・・・・という計画になるわけです。

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 このお店、基本的にはお茶しながら店内の本を読んでゆったりと過ごす、というコンセプトですから、一度入ったお客さんはなかなか出てきません。お料理その他の提供に時間がかかるのでなおさらです。私たち夫婦は12時20分にお店について、席に通されるまで1時間。そこからお料理その他をいただいて店を出るまでさらに1時間。パフェ狙いで行くなら、このお店を出た後で神社仏閣に行くことはあきらめざるを得ません。このお店だけ、あるいはこのお店とそのほかのお店との組み合わせで計画すべきです。

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 通された席が板の間だったからなのか、座布団の上に湯たんぽとブランケットが置かれていました。肌寒い比でしたので、これのおかげで実に気持ちよく過ごすことができました。お隣の畳の席に座っていたグループの一人が、「湯たんぽ持って帰って電車の中で寝たい」なんて言ってましたから、あるいはすべての席に用意されているものなのかもしれません。

 さて、明日実施の期末テストはできあがりました。残るは明後日実施の2教科、点数にして150点分の問題作りが残っています。夜が明けるまでにどこまでできるのでしょうか・・・・・。

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 クッションの下に潜り込んで、顔だけこちらに向けている「ちち(仮名)」さん。家族の誰もが「くま(仮名)」さんばかりを可愛い可愛いとかまうので、拗ねているのです。拗ねてはいても、目だけはしっかりとこちらを向いていて、家族の誰かが近づいてきたらクッションをはねのけて立ち上がろう、というところです。

 昨日は教員免許更新講習の修了試験、そして明日からは期末考査で、問題作成もまだまだ残っておりますが、何といっても今日は日曜日。お休みの日に仕事をするなんて哀しすぎますので、かねてから行きたい行きたいと思っていたお店を訪ねてみました。

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 今日は2月22日、にゃんにゃんにゃん、で「にゃんこの日」なのだそうです。そういう日だからこそ、噂のにゃんこパフェを食べに、京都まで出かけました。普段から1日15食限定のにゃんこパフェですけれど、2月と3月は「にゃらん」スペシャル。このにゃんこはじゃらんのキャラクターなのだそうです。

 グラスの底にスポンジが敷かれ、その上にフルーツ満載のパフェ。にゃんこの顔や胴体はアイスクリームです。にゃんこの再現性は高く、足の肉球までしっかりと表現されています。

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 面白がって写真を撮りまくっていると、にゃんこがどんどん崩れてきますので、いい加減にして食べなければなりません。お店に着いたときにはすでに満席で、三和土に脱がれている靴が13足。私たちの前で順番待ちをしている(典型的な!)腐女子2名で15名。ここまで全員がパフェを注文したならば、私たちには回ってこないことになります。どうなるのかと気をもみつつ待つこと1時間、ようやく客席に通されてメニューを見ると、にゃんこパフェは1組につき1個まで、と限定されていることがわかりました。お店の方も、ちゃんと考えてらっしゃるわけです。

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 こちらは普通の抹茶パフェ。にゃんこではありませんが、しっかり顔がついています。店内は若い女の人だらけで、妻を同伴していなければ気まずい感じになっていたかもしれません。ここのお店、とにかくじっくりとくつろいでもらいたい、ということで「お静かに」というルールになっています。お店の前の路上で待つときも、店内で飲食したりくつろいだりするときも、とにかく静かにしてください、ということですが、この姿勢にはおおいに共感できます。とにかく今の世の中、どこへ行っても賑やかすぎるのです。

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 しかし、今日はあまりお行儀の良くない人がたくさんいて、お店の外で順番待ちをしているときにきゃあきゃあとうるさいのには参りました。みんなにゃんこパフェ目当てなのはわかりますけれど、このお店、にゃんこパフェだけのお店ではないのです。実際お邪魔してみますと、たとえにゃんこパフェがなかったとしても何度もお邪魔したい、そんなお店だということがわかります。そのあたりのことは、明日、ご報告したいと思います。

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 じっと自分の前脚のあたりを見つめる「くま(仮名)」さん。何かいいものでも見つけたのでしょうか。このアングルから写すと分かりませんが、相変わらず「デラックス」なあご下のお肉を誇る彼女。低脂肪、低カロリーのフードを与えられることには慣れてきたようですが、何となくお腹がすく、という感じは常にあるようで、人を見れば「何かちょうだい」とやっております。

 飼い主は本日、失敗すれば失職してしまうという「教員免許更新講習修了試験」を受けてまいりました。民主党政権になる前の安倍政権が打ち出した方針に基づいてはじまったこの更新制度に対し、日教組お抱えの民主党は「絶対に廃止して、もっと有意義な研修制度を創設する!」と息巻いておりました。しかし、いざ政権についてみるとそれが無理な話だということが分かったのでしょう。いつの間にか話題にすることもなくなり、だらだらとそのまま続いているものです。

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 この制度が始まって最初に対象となったのは、昭和30年、40年、50年のそれぞれ4月2日以降から翌年4月1日までに誕生日がある人でした。同じように、その次の年は31年、41年、51年となって、ついに私の番が回ってきたのです。無事に更新できると、免許状の有効期限が10年間延長されます。写真は、一足先に更新を終えた妻が、修了試験で使った筆入れです。験を担いで、私もこれを使って試験に臨むことにしたのです。

 多くの教員は、夏休みの間にどこかの大学に1週間ほど通って講義と修了試験を受けていますが、面倒くさがりの私は迷わず放送大学を選択。恐ろしいほどゆっくりと語られる講義を倍速で聞き流して今日の日を迎えました、というと体裁がいいのですが、実際にはほとんど講義を聴くことができないまま、試験の日を迎えてしまったのです。

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 11月に受講の申込みをして、講義開始が2月1日。そこから今日までの3週間は、中学3年生を担当していると1年で最も忙しい時期となります。そのあたりを計算に入れずに受講した私が馬鹿でした。いくつかある選択講座のうち、一番試験の合格率が低いと言われる「学校経営」なんてものを受講していたのも、事前の情報収集を怠ったせいです。これはことによると不合格になるかもしれないな、と思いつつ、奈良女子大の構内にある放送大学の学習センターへ。緊張の面持ちで試験開始を待ちます。

 選択教科が3つで、それぞれ試験時間は30分。しかし、問題数はそれぞれ(たったの!)8問で、すべて4択のマークシート方式です。自分の名前と受験番号、それに科目番号を書いて、数字をマークする方がよっぽど時間がかかりました。3分から5分で解答終了となって、残り20分以上、仕上がりの美しくないマークを消しては塗り直す、ということを続けておりました。

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 正直なところ、これで不合格になったら末代までの笑い者です。写真のイチゴ餡のおはぎみたいに耳まで真っ赤になるほど恥ずかしいことです。おそらくはこの修了試験、不合格者を出さないように配慮されているのでしょう。教員免許を持っている人は浜辺の砂粒よりもたくさんいるけれども、免許失効となる人が大量に出ると、失職する先生たちと同じぐらい困るのは教育行政の担当者です。勉強はしっかりしてほしいけれど、試験には落ちてほしくない、ということなのだと思います。

 これだけ馬鹿にしておいて、もし落ちたら・・・・・生きていられませんね。

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 騒ぎまくって少しお疲れの「ちち(仮名)」さん。最近は再び春に向けての換毛に入ったのか、餌はよく食べるし毛は飛び散るしで、あまり家族に遊んでもらえていないようです。何せ彼女の毛は非常に細かいので、花粉症気味の妻などはそばを通るだけで目がかゆくなることもあるそうです。私は幸いなことに、いまだに花粉症が出ておりません。しかしこればっかりは、ある日突然発症して二度と治らない、というようなものらしいので、安心することはできません。 

 本当ならガシガシとテスト問題を作らなければならないのですが、さすがに本日はお休みです。とりあえずは、明日の試験に向けてお勉強、です。

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 授業を終えて職員室へ戻ると、注文してあったインクカートリッヂが届けられていました。インクジェットプリンタというもの、このカートリッヂで儲けているとはよく言われるところですが、業務で使用しているとそのことを実感します。まぁ実際、儲けるところまで行くのかどうかは別としても、インクカートリッヂでもたくさん売らないことには、あの値段でプリンタを売ってやっていけるはずもありません。実際、今使っているプリンタはよその人が誤注文してキャンセルしたものを、返品がきかないからと「いただいた」もの。純正のインクカートリッヂのみを使っておりますので、今のところ「あまり」トラブルは起きていません。

 で、EPSONのインクカートリッヂの外箱には、型番ごとに異なる画像が印刷されています。消耗品をお求めの際は、この画像と同じものを探してくださいね、というわけですが、狙ったわけでもないのに、日常使い倒しているプリンタに合うカートリッヂがこれなのです。

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 マクロ撮影してみましたけれど、よくわかりません。これは何というペンなのでしょうか。この程度のものを撮影するのにわざわざ模型を作ったりはしないと思いますので、これは普通に世の中にあるペンなのではないかと思います。手元に似たようなペン先が見当たらないということから考えると、やっぱりモンブランなのでしょうか。見覚えのある方、ご意見をお待ちしております。

 明日の試験はマークシート方式ですから、萬年筆の出番はないのですけれども・・・。

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 熟睡している「くま(仮名)」さんを眺めつつ、あぁ、ワンコはいいなぁ、などと思っていたら、いつの間にか自分も熟睡してしまっておりました。いつものように、やることをいっぱい積み残していて、寝ている暇なんぞ内、という状況に追い込まれているのですが、それでも睡魔には勝てず寝てしまうのが哀しいところです。若い頃からそうやって仕事をやっつける習慣を身につけてしまっていて、歳をとって体力がなくなってくると、習慣だけが残って実績は残らない、という何とも悲惨なことになってしまっているわけです。

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 ThinkPadが勢揃い。手前の2台は私が使っているもので、どちらも液晶をSXGA+に改造してもらったもの、そして奥はごくありふれた仕様ながら、改造BIOSとSSDを入れて結構快適な状態で使うことのできる、妻が仕事用に使っているものです。職場のプリンタに接続したいのでドライバを入れてほしいと持ち帰ってきたものですが、長いことネット接続しない環境で使われていたので、Windowsの更新ファイルが200個ほどたまっていて、その処理をしている間に眠りに落ちてしまったのです。

 本日2月19日は「プロレスの日」だそうですけれど、本末転倒も甚だしいこんな仕事の進め方、「何がしたいんだ、コラッ」と長州力大先生に叱られてしまいそうです。

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 先日岡山で開かれたWAGNERの会合で手に入れた、ファーバーカステルのパーフェクトペンシル。じゃんけん大会でも迷惑ではないものがいただけるのだなぁ、と、いつも迷惑なものばっかり出品している私は感動に浸っておりましたが、よく考えますとこの景品、実にタイムリーなものでありました。今週末、土曜日には、教員免許更新講習の修了試験が行われるのですが、その試験というのがマークシート方式によるものなのです。この2本と、あと消しゴムを用意しておけば、試験の準備はバッチリ、と言いそうになりますが、そうでもありません。

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 肝心の試験勉強というものが、ほとんど、いやまったくできておりません。教員免許更新の講習内容というもの、実に常識的なもので、そこで講師から語られる内容を知らない先生がいいるなんてことは信じがたいのですが、それでも、おさらいをしておくことは必要です。それほどに常識的な内容が問われる試験で落ちたりしたら、末代までの恥というものでしょう。生徒に課す試験問題の作成をしながら、自分の受ける試験に向けて一夜漬けをするという、何ともすてきな週末が目の前に見えてきました。

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 誰に教わったのか知りませんけれど、ついに彼女も寝そべってご飯を食べるようになってしまいました。これで、「くま(仮名)」さんがすることで「ちち(仮名)」さんがしないことと言えば、お腹を天井に向けて寝ることと、人間に向かって歯をカチカチ言わせながら何かを要求することだけとなりました。特に後者は、いまだかつて同じことをする犬を見たことがないので、おそらくは「くま(仮名)」さんの一代限りの芸として終わってしまうのでしょう。

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 気に入らなかったThinkPadのレノボのロゴを、とりあえず隠すことに成功しました。中国資本ということで、使われているチップやドライバなどにバックドアが仕込まれていてデータが抜かれてしまう、などとまことしやかにささやかれているレノボ製のPCですが、このX61系統は一応IBMだった時代に基本設計がなされたものですので、幾分かはマシだ、と自分に言い聞かせています。でも、私が扱うようなデータの中にも、中国共産党が興味を示すようなものがあるのでしょうか。

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 先日のWAGNER岡山で、親方に診てもらった、OMAS A.M.87です。症状はインク吸入用のノブがすさまじくかたくて回すのに難儀する、というもの。外せるところは外してグリスを塗っていただきましたけれど、肝心な首軸側が外れず、解決には至りませんでした。気合いと根性でインクを吸入して使うか、オブジェとして飾って木目を愛でるか、今後はそういった使い方になるのでしょう。

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 こちらも同じ症状のOMAS。おそらくはあの「レベレンジャー」のオリジナルモデルとして作られたものであろうと思われます。軸が美しいので買いました、という軸買いの1本ですが、手元に来たときからペン先はすべすべで、大変になめらかな書き心地でした。あまりになめらかすぎて、字がへたくそな私は形のある字を書くことができませんが、それでも何か線を引いているときの気持ちよさは格別です。これには何か鮮やかな青色系統のインクを入れて職場で使おうかと思っております。OMASを2本診てもらって1本は使えるようになった、というだけでも結構な打率なのではないかと思っております。

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 見た目には苦しそうですが、本人(犬)は熟睡中で、夢を見ているのか、時折小さな声で吠えたりもしています。最近は誰もおやつをくれないので、そのことが残念でたまらず、夢の中でもおやつをちょうだいと訴えているのかもしれません。最近は味の薄いダイエット食でも残さず食べきるようになりました。餌に飽きてしまいやすいと言われる柴犬ですけれども、お腹がすいてくるとそうも言っていられないのでしょう。まさに空腹は最高の調味料です。

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 ThinkPadのX61シリーズで最も強力なCPUを搭載したPCに乗り換えて、気分良くお仕事ができています。けれども、気に入らないのがこれ。トップカヴァーとパームレストに貼られているステッカーがIBMではない、というところです。別にそれで性能が変わるわけでもありませんが、ただのAE86でもドアに「藤原とうふ店」と書いてあれば峠の王様になれそうな感じがするのと同じで、ここはやっぱり、三色のIBMマークが欲しいところです。それは何も難しいことではなく、現在貼られているステッカーをはがしてIBM仕様のものを貼ればいいだけの話です。

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 実際の作業はこんな感じ。カヴァーの塗装を傷つけないよう注意を払いながら、カッターナイフの刃を隙間に差し込んで、気に入らないステッカーをはがします。トップカバーに関しては、このように元のステッカーをはがしてIBM仕様のものを貼るというだけの作業でした。

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 比べてみるとその差は歴然。やはりIBMの方がいいですね。けれどこの写真、IBMのロゴが汚れているように見えます。これはトップカヴァーではなくパームレストの方で、レノボ仕様のステッカーをはがしたところ、その下に元々のIBMのロゴ仕様のステッカーが貼られていたのです。残った糊を指でこすり落とすと、綺麗なロゴが姿を現しました。

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 小さなシール1枚で何を大騒ぎしているのか、などと言ってはいけません。写真のペンも、どう見てもプラチナ製のペンですけれども、キャップリングを見れば少し違うとわかります。一時期、いろんなところに勢力を広げていたPlayBoyブランドのペンになっているのです。

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 首軸に私の名字が彫られているから、という理由で二右衛門マスターからいただいたこのペン、萬年筆が趣味のものではなく、実用の道具であった時代の、少し上等なペンです。これに関しては別にプラチナだと恥ずかしいなんてことはありませんが、このウサギさんのシールが貼ってあるだけでちょっと値打ちが上がったように感じる人だっているのです。

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 残された課題は、この目障りなレノボのロゴを隠してしまうことです。上に写っているステッカーの一部、ThinkPadの文字を切り取って貼れるか、とも思ったのですが、ほんの少しサイズが合いません。あとは、テプラで自分の名前でも打って貼るぐらいでしょうか。

 ステッカーチューンとはいえ、なかなか馬鹿にできないものです。それが実用一辺倒でなく、幾ばくかは趣味に通じる道具であれば、なおさらのことです。

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 はしゃぎ回ったので少しお疲れの「ちち(仮名)」さん。ダイエット中の「くま(仮名)」さんを走り回らせていると「私も私も」と騒ぐので、一緒にトレーニングをさせたのですが、そのあとはこんな状態。若くても疲れるのは同じなのですね。

 飼い主の方も今週は気合いを入れなくてはなりません。来週月曜からの定期考査に向けて4種類の試験問題を作ること、そのあとの時間割を組み上げること、進路関係の事務仕事を抜けのないようにこなすこと、そして、今週末の土曜日に迫った教員免許更新試験に合格できるようにお勉強すること。たくさんのプロジェクトを同時に走らせなくてはなりません。私は基本的にシングルタスクの人間ですから、これは相当に重荷です。

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 こんな時は、空からネタが降ってくるといいのになぁ、などと弱音が出るものですが、それが聞こえたのか、タイミング良く今月の「ちょこちょこ」が配送されてきました。今回は、いつものちょこっとしたものに少しだけ毛が生えたような感じで、少しマシな気がします。

 ファイルボックスとかレターセットなんてものは、かわいらしいOLさんでもなければ使えそうにないものですけれど、巻き尺やミニカッターならオッサンでも使うことができそうです。

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 ファイルボックスはケロ御大仕様。そういえばケロ御大、昨今はお仕事も忙しく、加えて腰の痛みに悩まされているそうです。若い若いと思っていても、そうやって老いが忍び寄ってくるのですね。萬年筆趣味界の次の世代を担うべき人ですから、お体に気をつけて元気に過ごしていただきたいものです。

 私などは、このようなファイルボックスなどを机の上に置いても、どんなものをその程度放り込んでいけば良いのか、その加減すらわからない整理整頓できない人なので、そもそもファイルボックスなど無用です。

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 このミニカッターならば、あるいは使い途があるのかもしれませんが、ここでも問題となるのが、私が筆入れも持たない人であるということです。出先で何かメモをとる際は、胸ポケットに挿した筆記具で適当に、という程度。一般に、きちんとした大人というものは、どのようなことでもしっかりメモをとるものです。デューク東郷のような、何でも正確に記憶できる能力もないくせにメモをとらない、そんな私はそれで幾度となく失敗してきておりますが、それでも懲りません。まったくだめなおっさん、やはりマダオと呼ばれるべき存在でしょう。

 と、以上、Blogの更新で息抜きをして、再びテスト問題作成です。今夜一つ作り上げて、明日の夜も、そのまた次の夜も・・・・・と作っていけば、何とか今週中に4つの問題ができあがる予定ですが、果たして予定通り進むのでしょうか。

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 お医者様からキツく言われてダイエット中の「くま(仮名)」さん。低脂肪の、言ってみればあまりおいしくないご飯ですら全部食べ尽くして、空っぽの餌鉢をまえになすすべもなく、ただぼぅっとしているしかないのです。どうもあの子(「ちち(仮名)」)はおやつをもらってるみたい。おかしいわねぇ、なんて思っているのかも知れません。

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 ようやく重い腰を上げて、ThinkPadのストレージを入れ替えました。これまで仕事用のメインマシンとして使ってきたX61sから512GBのSSDを抜いて、X61へと移します。Core2DuoのL7500、1.6GHzという省電力版CPUを積んだマシンから、T9300、2.5GHzのCPUを積んだマシンへと移行しますので、少しは速くなった感じがするかもしれません。

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 いまでは貴重品となった4GBのDIMMも、元のマシンから新しいマシンへと移します。ThinkPadの良さは、こうして自分でいじれるところです。その意味では、X1など最新のラインナップでその良さがスポイルされているような感じがしてなりません。やはり、中国資本になってしまうとこんなものなのでしょうか。

20150215_214116 移行先のマシンには日本語キーボード仕様でしたが、Nのキーが少し粘る感じがしたのと、元のマシンが英語キーボードでセットアップされていたことから、これも交換です。キーボードを外したければこのねじですよ、という親切な表示が嬉しいところです。

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 フィルム上のケーブルをペタッと貼るように押しつけて接続完了です。こればっかりは一度でも経験したことがなければ、いったいどこを外せばいいのか戸惑いそうです。でも、そうしたこともマニュアルを見ればすぐに分かるのがThinkPadの良さですし、こうしてキーボードを換装しても誰に文句を言われることもありません。

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 英語キーボードの方がいい、というのは、私のキーボード操作がへたくそだからなのです。日本語キーボードでスペースキーの両側にある変換キーとか、かな、と書かれているキーを触ってしまうと、入力モードが切り替わってしまいます。そしてそれを元に戻すのが結構難儀だったりするのです。なので私は、シンプルな英語キーボードでなければ使えないのです。

 職場でも、よく、入力モードが変だ、と呼ばれることがあるのですが、私は何の役にも立てません。実際、かな入力ができる人を尊敬しますが、これからも楽ちんなローマ字入力でポチポチとやり続けていくしかありません。

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 こうして無事に、しかもあっさりと移行作業が完了しましたので、明日からは少しだけ速くなったマシンでお仕事です。ただ、あと少し、手を加えな蹴ればならないところが残っているのですが、それについてはPCの機能と何の関係もないところなので、ぼちぼち取り組むことにしましょう。

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 かろうじて14日のうちに帰宅したら、大騒ぎして出迎えてくれたものの、おやつをもらったらすぐにこの有様。「ちち(仮名)」さん、眠たいのによくぞ我慢して待っていてくれました、というべきなのかどうか悩むところです。実際のところ彼女にとっては、ご主人様が帰ってきた、というよりは、おやつをくれる人が帰ってきた、ということなのでしょうね、きっと。

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 今日は近鉄電車から大阪環状線、東海道本線、山陽本線と乗り継いで、岡山で開催されたWAGNER中国地区大会に参加して参りました。乳房画像研究会が開かれているオルガホール、なんてのが怪しさ満開に見えたり聞こえたりする人は、邪心にとらわれています。もっと清らかな心で物事を見るようにいたしましょう。googleで「山陽乳房画像」と検索してみればすぐに出てきますが、この研究会、来る3月3日にこの場所で第17回の定例研究会を開かれるご予定だそうで、おそらくはその準備のための幹事会だったのでしょう。乳がんを始めとする乳房のトラブルと向き合っているお医者さんたちの大まじめな組織なのです。

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 本日は師匠、親方、坊ちゃんと3名の調整師がずらりと並ばれたのですけれど、比較的ゆったりとした感じで、合計13本だったかと思います。12本目と13本目は私が持ち込んだヘンタイなペンでしたが、変則的な14本目が写真の金色のタルガでした。すでに調整済みであったものですが、天冠のリング上の部分が外れてしまう、ということで最後の最後に接着して無事完了となりました。

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 で、同じ方がお持ちのこちら。例によって「反ってますねぇ・・・」なシェーファーですが、これは、というよりこれもまた、清く正しいシェーファーなのです。学生の頃からお使いになっていて、首軸などは一度割れたのを修理してもらったとかいうお話でしたが、首軸よりもっと大事なとこ直さんかいっ!というペンなのです。

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 ペン先は左右均等に切り割られているはず、ペン先の「玉」は丸いものであるはず、などという常識にとらわれていたのでは、シェーファーを持つことはできません。このペンのオーナーさんは、周りのおっさんたちが何を興奮しているのか、よく分からなかったことと思いますが、これはよいですね。そしてまた、ペン芯側から見ると切り割りのずれ方がまた違っているというスペシャルぶりで、四日市の「方」から来られた二右衛門マスター、広島半のお二方共々、納得の仕上がりとなっております。本日はこれを見られただけで片道4時間かけて岡山まで行ってきた甲斐があったというものです。眼福眼福。合掌。

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 お食事を終えた直後の「くま(仮名)」さんのようす。この体勢から首だけを下げて、わずかに見えている餌鉢の中身を食べていたのです。あまりにアクロバチックなお姿でしたので一枚いただこうとカメラを構えたところ、お食事を終えられてしまいました。ま、失礼ね、というところでしょうか。

 今日は地方公務員法施行記念日だそうです。今でこそ、滅多とクビにならない安定性などが人気を呼んでおりますが、私が子供の頃などは、公務員なんて最低の職業、と考えている人も少なくなかったようです。斜め向かいの家に住むおばさんが、私の母に向かって「ウチの娘は公務員の嫁にだけはしたくない。」と言った、得意満面の憎たらしい顔を今も覚えています。我が父は地方公務員、それも教員でしたから、我が家は大変貧しい暮らしぶりでした。悔しさを抑えている母の様子が、ぼんやりとした子供であった私にもよくわかるほどでした。

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 そんな我が家には、表から見るとそこそこちゃんとしている書棚があり、その引き出しに入っていたのがこういうタイプの万年筆でした。普及品ですから、我が家の家計でも買うことができたのでしょう。いたずらで書いてみたときの感想は、とにかくカリカリとして書きにくいというものでした。私自身萬年筆の使い方なんて知らなかった訳ですからあてにはなりませんけれど、きっと安物の合金ペン先で、調整なんかもされていない、その当時なりの工作精度のものだったのでしょう。

 ところで今日、職場で話題になっていたのがこういう記事でした。該当する中学校は22校、その中のどこなんだ、これは誰なんだ、というワイドショー的な興味もさることながら、問題となっている「指導」の中身についても、ツッコミどころ満載なのではないかというわけです。

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 人権意識に書ける暴言があった、というのはその先生に猛省していただかなければなりません。ただ生徒にアホボケカスと言う(それだけでもよくないことですが)のみならず、社会的に弱い立場にある生徒を悪いものの象徴のように言う、それは許されないことです。これだけで、もう教育の現場から去ってもらいたいと思います。

 一方、生徒にボールを投げつけた、ということも問題視されているようですが、そうなるとこの先、すべてのバレーボール指導者は真剣に指導方法を考えなければなりません。レシーブ練習などさせる際には、優しくふんわりとボールを投げてあげなければ、不適切な指導と報道されてしまいます。まぁ実際には、思うように動かない生徒にいらだって、腹立ち紛れにボールを投げつけたのでしょうけれど、報道する際にはそういうあたりもきっちりと正確に書いていただきたいものです。

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 ところで、地方公務員がもし、仕事で必ず萬年筆を使わなければならないようになったら・・・・・と嬉しいことを夢想してみますと、多くの人はこんなものを使うのではないかと思います。無印良品のこの萬年筆、今でも売られているのでしょうか。

 安いからといって、LAMYサファリというのはなさそうです。今であればさしずめカクノあたりでしょうか。それでも地方公務員にはおしゃれすぎるような気がします。

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 久しぶりにキャップをとってみたのですが、この無印良品萬年筆、いがいにペン先の形がしゃれております。製造元がこういう形のを作っているから、というだけの理由なのでしょうけれど、首軸に施されたローレットといい、なかなかに優れものなのかも知れません。もう一度、インクを入れて実戦投入してみようか、という気になりました。なんせ私、地味な地方公務員なので・・・。

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 単に前脚を曲げて座っている姿がかわいらしい、というだけでパチリ。究極に親ばかな写真を撮られてもじっとしている「ちち(仮名)」さん。きっと眠たくて仕方がないのでしょう。そして、肌身離さず、という感じでそばに置いてある埴輪さん。強く噛むと音が鳴りますので、こればかりはさすがの彼女もそっと咥えるだけ。おかげで、1ヶ月以上たった今でもきれいな姿のままです。

 最近、あちこちで紹介されているこの動画。ゆで卵の殻が「つるん」と取り除ける方法なのだそうです。コップにゆで卵と水を入れてシェイクし、殻がボロボロになったところでつまむとつるんと、それこそTシャツを脱ぐようにむけてしまう、というもの。これまでにも、たとえばこんな方法などが紹介されていますが、どれも実際やってみるとどうもうまくいかない、というのが世界一不器用な私の感想でした。今回はどうだろう、と追試してみました。

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 適当なコップがなかったので、密閉容器を使ってみました。ゆで卵と水を入れてシェイクするだけ。小学生にでもできそうな方法です。しかし、実際やってみると、水の量はどの程度がいいのか、シェイクする強さや回数はどの程度なのか、などなど、わからないことだらけです。

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 なかなかいい感じにヒビが入りました。この状態で殻をつまむと、つるんと剥けてくれるはず・・・・・でしたが、やはりここにも不器用の壁。つるんと剥けるどころか、普通に剥くよりも悲惨な状態になってしまいました。

 WAGNERには日本一不器用な大学の先生、というのがいらっしゃいますけれど、この調子でいくと私も日本一不器用な中学の先生、に認定されてしまいそうです。

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 こちらはリベンジを期して、手でふたをするのではなく、密閉容器のふたを使って、しっかりと振ってみた結果です。より一層、残念なことになっております。こうして実験と称してゆで卵を2個も食べてしまいますと、その日はもう、ほかには何も食べてはいけない、という感じになります。MECダイエットは効果的、なんて話も聞きますけれど、何度もリバウンドを繰り返している私には通用しないでしょう。何より、これほど不器用なのであれば、もうあきらめて人に剥いてもらうか、そもそも健康のためにゆで卵を食べないようにするか、といったことを検討した方が良いのかも知れません。

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 休日の夕方、心地よい疲れとともに眠る「くま(仮名)」さんです。長女が頭をなでても知らん顔をしていますが、昼間、ケージの外で家族にいろいろとかまってもらったので、それで十分満足しているのでしょう。現在、彼女の体重は13キロ。あと2キロ落とすと、ようやく手術前の状態に戻ります。彼女は卵巣や子宮を摘出して中性となったので、以前にも増して食欲が亢進しているのです。低カロリーなものに変更されたドッグフードもおいしくないのでしょう、このところは餌鉢が空になることがありません。まぁ、そのぐらいの方が良いのですが。

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 昨日の記事にいただいたコメントと、師匠からの質問とに触発されて、またもシェーファーです。WAGNERの会合に現れるシェーファー好きには強烈な個性の持ち主が多い、ということでしたが、確かにその傾向はあるのかもしれません。もう何年も前の大宮大会に、長野県松本市から自転車で参加した某Dむさんとか、師匠が神戸の萬年筆屋に置き忘れた、あるいは自衛隊員が渡し忘れたコーヒー豆を新幹線使って届けに行った奈良の教員とか、ヘンタイではありますけれど、普通の社会生活ができる「良識あるヘンタイ」です。

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 あと2本、どこかへ出張中ですね。ま、細かいことは気にしません。それでないとシェーファーなんかとはつきあっていられません。こうして眺めていると、ここに収まっているのは割と普通なシェーファーたちです。ペン先の裏側からインクを吸う管が出てきたり、軸の後半部分がパカッと割れてカートリッヂやコンヴァータを入れられたり、そういう奇抜なものはありません。ただ、ペン先の形は調整師の皆さんをいやがらせるものがほとんどですね。

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 やっぱりシェーファーというとこれですね。上から見ると菱形のような、このペン先。ペン先だけを取り外してあれこれやる、ということが難しいので、こいつを調整に出すといやがられるようです。それに、何といってもガチガチにかたいペン先なので、しなりを楽しむとかいうこととは無縁です。でも、ペン先が硬いということは、それだけきっちりと字が書けるということですので、字が下手なものにとっては悪いことばかりではありません。

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 切り割りがセンターにないから、いったい何だというのでしょうか。書けますよ、普通に。ペン先が左右対称でなければならないだなんて、そんなの幻想です、飾りです。偉い人にはそれがわからんのです、と言ってやりたいところですね。それに、はっきりと切り割りがどちらかにズレていれば、それだけで話のきっかけがつかめますから、初めてWAGNERの会合に参加するんだけれど何から話そうかな、なんて人は、こういうけったいなペンを持って行くのもひとつの手です。もちろん、神戸大会に毎回けったいなペンを持ってくる人とか、猫もまたいで行くようなおかしなペンを持ってくる人もいますけれど、そこまでする必要はありません。

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 こうしてペン先が反りくりかえっているのも楽しいですね。シェーファーのペンを見たら、まずキャップをとり、ペン先を根元から穂先に向かったスッと撫でるのが良いでしょう。もちろん、持ち主の許可を得て、ですけれど、「反ってますねぇ!」というのは最高の褒め言葉であり、持ち主もそれを期待しているからこそ、「撫で」させてくれるのです。少し古いシェーファーを見たら、インクで指が汚れるのをいとわず撫でましょう。それが礼儀だと思って。

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 ウィンクをしているのではありません。眠たくてやっと目を開けている状態のところを狙って撮りました。そうでもしないと、「ちち(仮名)」さんは写真など撮らせてはくれないのです。

 本日、そして明日も、早朝から「待機」です。何をするでもなく、まだくらいうちから職場に出て、電話が鳴らないことを祈りつつ電話番をするという不思議なお仕事。けれども、寒空の下、応援の旗を手に駅頭で生徒を見送っている人もいるのですから、暖房のある室内で座っていればよいだけマシというものです。

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 一太郎とプロフィット。どちらも書くための道具です。そしてどちらも、私が心底嫌っていた、あるいはあまり興味を持っていなかったものなのです。食べ物の好き嫌いが激しく、何を食べてそこまで大きくなったのだと言われる私は、道具についても食わず嫌いな方で、これ、嫌いと思うと触ってみることもなく放置してしまうのです。けれども、ペンケースをひとつあけただけでこれだけのプロフィットが見つかりました。軸の素材や色が仏壇でないのはささやかな抵抗というべきでしょうか。

 あの日、銀座の古びたビルの4階。店主と、オカリナ好きな常連客との会話。二人の間には、ラッカーをはがされた薄い方のプロフィット80が置かれていました。お値段が14万5千円というのを聞いて、んなアホな、と思った私。でも、当時は20万を超えるような値段がつくことも珍しくなかったので、むしろそれは掘り出し物だったのです。惜しいことをしました。すべては、食わず嫌いの故です。

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 名古屋にゆかりの深いこの2本。さる人物との出会いがなければ、この2本は手元になかったはずです。下の方は知る人ぞ知る、というペンなので色合いをあえて変えています。モンブランのパクリみたいなペン、どこがエェねん、という私でしたけれど、書けば書くほど、セーラーのペンは良いですね。

 ただ、あまりになめらかすぎる書き味は、私のように字の下手なものには扱いきれません。字の下手な人にはカリカリした書き味のペンが合うのかも知れません。なんやかんやと言いつつ、増殖しているプロフィット。そういえば、結婚したカップルに二人のなれそめなどを聞くと、たいていは第一印象が良くなかった、なんてことを言いますね。日常使いで手になじむ道具というものとの出会いも、案外そういうものなのかも知れません。

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 「くま(仮名)」さんが「ささみ」になっている・・・・・と、長女が意味不明な言葉を発しつつ見せてくれた1枚。確かに、丸見えのお腹のあたりが「ささみ」の雰囲気を出しています。

 ここのところ、ありがたいことにBlogのネタには困らないものの、バタバタしていてじっくりと記事にする時間がないのが難儀なところです。連日、入試関連のイヴェントが続くので、帰宅したら疲れ果ててぐったり、ということの繰り返しです。歳には勝てませんが、皮肉なことに、ぐったりとしながらぼんやりと眺めているTV画面の中では、アンチエイジング関連のサプリやら何やらの広告がやたらと目につきます。

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 巨人、大鵬、卵焼きと並べられたら、巨人以外は大好きでしたけれど、歳をとるにつれ天邪鬼ぶりに磨きがかかってきて、メジャーなものがどんどん嫌いになってきています。家の中にはナショナルやパナソニックのマークがあふれていますけれど、実は松下大嫌い。人に相談されたらトヨタ以外買ってはだめだと言い張るくせに、自分で金を出してトヨタ車に乗るなんてあり得ない、というねじ曲がった根性の持ち主。なのに、トヨタ博物館まで来てしまいました。余談ながら、ここの駐車場で豊田ナンバーをつけた日産エルグランドを目撃して喜んでしまったりと、やっぱり私は変なやつです。

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 館内は撮影自由であったのですが、撮り始めるとキリがないほどの名車揃いで、圧倒されてしまってカメラには手を触れないままでした。一回りしたあとで、「愛・地球博」の人員輸送で活躍したこちらのバスに目がとまり、何枚かパシャパシャ。こういうのを作らせたら、トヨタは本当にうまいですね。実はさほど未来的でも革新的でもないのに、ものすごい物に見せる技はさすがですし、機能の面でも問題などまったくない、そういうところが本当に憎らしいほどです。館内に展示されている歴代のトヨタ車の中にも、あぁ、昔はトヨタもおもしろいのを作ってたんだなぁ、と思わせられて、ついトヨタに好印象を持ってしまう、非常に危ない仕掛けです。

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 しっかりと実用的なものを作らせたら、本当にどのメーカーもかないません。それはずっと前からそうだったのでしょう。けれど、そんなよくできた、よくできすぎたトヨタ自動車を尊敬しつつも、私は大嫌いです。萬年筆趣味ではPILOTを大量に集めていながら、何という矛盾であろうか、と自分自身戸惑いながらも、嫌いなものは嫌いです。

 しかしながら、トヨタ自動車博物館といいつつ、古今東西、各社のエポックメイキングな車を集め、しかもそのほとんどが動態保存されている、というところがまたすごい。やはり、当分私のトヨタ嫌いは続きそうです。

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