2011年01月 : くまめくり~日々是自転車操業~

くまめくり~日々是自転車操業~

身をえうなきものに思ひなして、のぞみなき日々を綴る

2011年01月

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 ほぼ目でみたとおりの色に写っている「ちち(仮名)」さん。真っ白な犬に思われているようですが、彼女にはけっこう茶色い毛が入っているのです。それでも、外に連れ出して光を浴びていると反射率が高いので、「まぁ綺麗」「かわいい」と言ってもらえます。その点、じっくり見るとより可愛い「くま(仮名)」さんは、パッと見、凛々しい感じなので、やや損をしています。

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 男性の方なら、これが何を意味しているかおわかりでしょう。普通は、もっと簡略な手書きの絵であることが多いものですが、こいつは立体的に作ったものを貼り付けてあります。いくら酔っていても、これだけ立派なものを相手に欲求を満たそうという人はそうそういないのではないでしょうか。

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 こんな感じで、粋な黒塀に一定間隔で鳥居さんが貼り付けられております。ここは京都市役所近く、御池通に面したお店。旅館だったか料理屋さんだったか失念しましたが、御池通に面しているという場所柄からも、そうそう失敬なまねをする輩はいないものと思われますので、遊び心の方が大きいのではないでしょうか。

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 写真の建物は何と京都市立の中学校。下駄履きで路面に商業施設が入り、オフィススペースや福祉施設なども一緒になっております。さすが、都会の学校は違いますね。

 祇園祭の山鉾巡行は、ここ御池通でほぼおしまいです。四条河原町の辻廻しがあまりにも有名で、皆さんそちらへ殺到されますけれど、御池通を西へ向かい、やがてそれぞれの町内へと戻っていく山鉾。狭い路地を曳かれていく山鉾を後ろから見送るのも、また違った迫力が感じられて良いものです。今年の夏はぜひお試しください。

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 住まいの設計3月号。繕う人々、というシリーズ記事で、扉を含めて4ページにわたって川窪克美さんが紹介されています。川窪さんへのインタビューを中心に、たとえ1ヶ月でもインクを入れっぱなしにするのはよくない、といった、萬年筆を永く大切に使うためのポイントなどが紹介されています。

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 最後のページには、インタビューをしている塩見さんという人が使っている「70年代のモンブラン製」萬年筆を川窪さんが点検整備する、という囲み記事があります。私にはモデル名などさっぱりわかりませんが、ペン芯単独のアップ写真がありますので、わかる人にはわかるのでしょうね。

 また例会に持って行きますよ、といいたいところですが、近所の大会、次は3月ですし、九州は遠いし・・・・・。せっかくの記事ですし、皆さんも書店で手にとって、そしてレジへお持ちください。

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 手ぬぐいで無理矢理ほっかむりをされて、切ない目で飼い主を見上げる「くま(仮名)」さん。可哀想ですね。こんなことをしてはいけません。すぐに外してあげなさい。写真を撮るだけ撮ってから、そう子ども達に命じた私でした。

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 昨日は愛知県まで行ってお店の営業を妨害してきた私。せめてものお詫びに買ってきたものは、小銭入れだけではありません。店内の目立つところにディスプレイされていたこちらの筆記具も一緒にいただいて参りました。ピュアモルト ジェットストリームインサイドです。

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 このモデルは従来からあるジェットストリームの5機能モデルをベースに、軸を黒マット塗装にしてグリップ部を樽材にしたというもの。発売から2ヶ月目にしてようやく手にしたというのも間抜けな話ですが、手にしてみるまではそんなに気になる存在でもなかった、というのが本当のところです。

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 下の青いのは、ジェットストリームの5機能ペンが出てすぐに買ったもの。ご自慢のグリップ部は経年変化で見事に黄ばんでおりますし、鮮やかとはいえ軸もテラテラと輝いています。ピュアモルトにジェットストリームの芯を仕込む人はけっこういましたが、こうして製造元がやってくれると話が早いですね。

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 これは青い方のジェットストリームに入っていた芯たち。見事に全部空っぽになっています。何もあわせる必要はないのに、シャープ芯までもなくなっている状態です。でも、全く書けない状態だったからこそ、ペン立てに放置され、今日まで無事に「すぐ見つかる」状態に置かれていたともいえるのです。

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 骨までしゃぶり尽くす、という言葉がありますけれど、これだけ使われたのはジェットストリームのインク流量が多かったことに加え、書き味が良かったからということでもあります。骨まで愛された青い方には、さっそく新しい芯を買ってあげることにしましょう。

 ところで今日のタイトルは何だって、それはね、ジェットストリームですから「骨まで愛して」なんですよ。城卓矢さんですもの。えっ、何、違いますか? あ、ジェットストリームの初代機長は・・・・・城達也さんでしたか。

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 可愛いからとマフラー風に巻いてもらった手ぬぐいを必死に噛もうと頑張る「ちち(仮名)」さん。まず狙われた「くま(仮名)」さんはあまりにも「太ましい(娘の造語?)」ために大きさが足らず、結局彼女が受難したのです。

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 名古屋市東区矢田、大曽根駅近くにある萬年筆の三光堂さんです。いいお天気でしたので、思わずお散歩に出かけてしまいました。自宅からここまで、新幹線を使えば最短で2時間を切りますが、今日は酔狂にも近鉄利用でえっちらおっちら。お天気の良い日に空いた電車に乗ってあてもなく、というのが大好きなオッサンなのです。

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 とっても魅力的だけれど、欲しいものは高くて手が出せないTMBH(TAKUYA Made By Hand)の実演販売が行われるというのは聞いておりましたが、まさか3人ものヘンタイさんに出会うとは思ってもみませんでした(大嘘)。お店とその他のお客様方、店内を待ち合わせ場所にしてしまってすみませんでした。

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 せめてものお詫びに、というわけでもありませんが、見切り価格で売られていたPILOTの小銭入れを購入。大きく開くボックス型が嫌いで、このタイプでお手頃価格のものを探していたので、これはありがたい出会いでした。型番が型押しされているのもおもしろいところです。

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 三光堂さんが作られたご近所の飲食店マップを参考に、さらに一人増えたどヘンタイを加えた5人で近所の洋食屋へ。おいしくお昼ご飯をいただいてお店に戻ってくるときに、この看板を見上げて、「なんで3Bほどのペン先?」とか「オブリーク入ってるね」とか口々に言い合うオッサンたち。ええんですけど、その会話、ヘンタイです。立派なヘンタイです。

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 居並ぶヘンタイさんたちは、このあとさらにすごいヘンタイさんを迎えて晩ご飯でも、というお話でしたが、「お散歩は晩ご飯までにおうちに帰るもんだで。」という先輩がお仕事に戻られるというので、名駅までご一緒して帰宅の途についたのでした。夕方、妻にお客さんが来ることもあって、ここはひとつシャチボンでウケをとろう、という黒い企みもありました。

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 良くできてますね、ひつまぶし巻き。駅で売られているから駅弁なのでしょうが、お湯で溶いて飲む緑茶がついてます。これはやっぱり、持ち帰ってゆっくりと、はじめは山葵で、そして最後はお茶漬けにして、という清く正しい食べ方をするべきものかも知れませんね。

 さて、日曜日はどうしましょう。またフラフラと出歩くか、おうちでゴロゴロするか。何にせよ寒いので、妻に相談すると「おうち」に決定しそうですが・・・・・。

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 そっぽを向いていたのに、急にこちらを意識し始めた「くま(仮名)」さん。右手にカメラ、左手にチーズを持った飼い主が近づいてきたからです。

 写真の手前の方が台所ですが、そこにある冷蔵庫は彼女からは見えません。にもかかわらず、冷蔵庫を開けて「くま(仮名)」さんに見えないところで・・・・・とチーズを食べていると、じぃ~っとこちらを見つめていたりするのです。

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 我が家のちっちゃいものクラブ、海外勢です。昨日登場のM320ルビーレッド、先輩2本に挟まれても臆することなく堂々としておりますね。赤一色でクリップなしのペンはウォーターマンのレディシャルロッテ。その上の紫色のペンはモデル名不詳なカヴェコ製。

 ウォーターマンとカヴェコはヨーロッパ標準のショートタイプカートリッヂを使いますが、M320はそれより若干小さいのに吸入式。こういう、小さい中にぎゅっと詰まっている、というのは日本人が得意とするところですが、こと萬年筆に関しては生真面目すぎるのか、あまり「変」なのがありませんね。

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 こういう小さなペンは、その小ささゆえに、しっかりとした手の持ち主でないと扱いきれないように思います。小学生並み、あるいはそれ以下の字しか書けない私のような者がこうした小さいペンを使うと、余計におもしろい(悲惨な)字になってしまいます。

 しっかりした字が書けて手の小さな女性であっても、この大きさというのは長時間の筆記には向かないでしょう。ペリカンでいうならM400かM800あたりのサイズが誰にとっても書きやすいものであろうと思います。

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 ところで、このM320シリーズ、これだけ綺麗な軸色ですからインクも合わせてみたくなりますが、オレンジだけは何を入れても「臓物」が透けているのが気になってしまいます。

 間近でストロボを焚いた写真を見ると、オレンジだけ、内部の機構や、首軸の黒い樹脂が透けて見えます。オレンジという色のせいだけでなく、素材自体が透けやすいものだったのでしょうね。

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 神妙な顔をして「伏せ」の姿勢をとっている「ちち(仮名)」さん。その視線の先に何があるかおわかりでしょうか。居住区とトイレ、2つのスペースに分かれているこのケージですが、扉が反対向きになるので仕切りを外し、梁だけを残してあります。

 その梁の上に乗っているのが「お芋さん」。彼女はそれをじっと見つめているのですが、どうやったら食べることが出来るのか、判断しかねているようです。同じような状況でいとも簡単に食べてしまった「くま(仮名)」さん、やはり年の功でしょうか。

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 待ちました。実に長い間、この日を待ちました。お店の伝票によると、発注したのが昨年の2月22日だったそうです。その頃、すでにネットオークションにはハート型のボックスに入ったこのペンが何本か出品されておりました。

 注文を取り消そうかとも思いましたが、ものを買うということは値段だけではない、というのも事実ですので思いとどまっていると、樹脂の手配が出来なくて国内発売は延期、というニュースが入ってきたのでした。

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 昨年、国外で出されたものはもう少し濃い色で、薄い色になるということについてはいろいろと意見がありましたけれど、この小ささですから、やはりこの色の方が「可愛らしい」と思います。インクを入れると透けてしまうのでは、とも思われますが、オレンジのM320では吸入機構が透けて見えていたことを思うと、さほど心配することもなさそうです。

 何より、天冠が最近のものと同じタイプなのがよろしいですね。あと問題があるとすれば、おっさんのゴッツイ手でこんなペンを握って書いている姿がいただけない、ということぐらいでしょうか。見事娘が大学合格、となれば、プレゼントするというのもひとつの手ですが、娘が萬年筆を避けているというのがネックです(もらっても喜びそうにない)。

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 実は、M320を3本並べて記念撮影するつもりで、オレンジと緑を確保してあるのですが、大事にしまい込みすぎたのか、見つけられませんでした。やはり今年の課題は「整理整頓」ですね。確かにある、どこかにある、けれど手にとることができない、というのは、「ちち(仮名)」さんならずとも哀しいことですものね。

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 人気もこれまでか、と思わせる恐ろしいお顔の「くま(仮名)」さん。ただワンワンと鳴いているだけなのですが、とりあえずシャッターを切ったらこんなのが撮れました。もっときちんと止まっているショットもあったのですが、今日はこれがいちばんおもしろいかな、と。

 昨夜来、咽がおかしいのですが、しゃべるのが商売なので声を張り上げておりましたら、昼過ぎにはまともな声が出なくなりました。そんな声を聞いた同僚が「誰や、リリアン呼んできたんはっ!」と優しい声をかけてくれるので、「ええとこだっせ」とか「サーヴィスするわよぉ」とボケなくてはならず、なかなか苦しい午後でした。

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 なかなか愉快な感じになったでぇ、と娘が言うので見てみると、久々にお父さんたちが箱から出ております。そしてその手前にあるのが、巨大チロルチョコレート。そういえば、「リリアン!」と優しく呼んでくれた同僚(女性)が「あ”~っ、まためんどくさいのがきた~」と嘆いておりました。

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 女性の皆さん、何となくプレッシャーを感じてくださっていたようです。学校では「持ってくるなよぉ、持ってきたらセンセがもらうからなぁ」なんてことを毎年言ってますので、職場での「義理チョコ」なんて習慣はないと思っておりました。職場でも家庭でも、気を遣ってもらっているのにも気づかず、ムシャムシャとチョコレート食ってたオッサンたちがいる、ってことなんでしょうかね。

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 そんな聖バレンタインデーも近いので、愛のある鉛筆を。その名もHeart Shaped Pencil、そのまんまの命名です。こうして見ると妙な溝の入った鉛筆やなぁ、というところですが、この溝こそがポイントです。

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 見事なハート型です。溝の部分はあるものの、どこといって芯と外周の距離が短すぎるわけでもなく、鉛筆としての機能にも問題はなさそうです。削ってみたらどんな形なんだろう、というのは数学の問題みたいですが、期待するほど変わった形ではないでしょう。

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 今日は、ちょっと珍しい萬年筆を紹介しようと思っていたのですが、定形外で送ってもらったのが運の尽きで、1週間たっても届いておりません。残念ながら郵便事故に遭ったようです。以前にもPC用メモリを同様にして失っているのに、懲りないオッサンです。何より、珍しいペンがどこかへ行ってしまった、というのが残念ですね。送料をケチるのはやめましょう。

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 飼い主の手に頭をすり寄せて甘える「ちち(仮名)」さん。残った餌を食べている「くま(仮名)」さんの方を向いて吠えまくっていたのですが、それをたしなめるために飼い主が寄ってくるとこんな風にデレデレです。

 小さな頃からオマケにはめっぽう弱いこの私。この日の記事にありますように、夏にやられていながらこの冬もまた、巨大チェーンのオマケ攻勢にやられてしまったのでした。

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 世間様の動きを見ていましても、今回はコンプリートしない、なんて意志の強い人が多かった様子。二度も続けてまんまと乗せられてる大馬鹿者として反省しきりですが、やはり揃ってしまうと嬉しいものです。

 サラダマリネマフィン、ソーセージエッグマフィン、 マックグリドルのベーコン&エッグ・チーズ、ハッシュポテト、ベーコンポテトパイ、マックカーというのが通常ラインナップ。最下段のシャカシャカチキン、マックカーウィズスノゥ、ゴールデンアーチウィズスノゥというのがクリスマス期間に販売されていたアイコンボックスにのみ付属するものです。

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 通常ラインアップのものも含め、今回は袋の一部が透明になっていて、見ただけで中身が何かわかるように改良されておりました。あの夏、踊らされてマクドを買い漁ってなかなかコンプリートできなかった連中が、苦情のひとつも言ったのかもしれません。

 歳をとってくると、マクドを食べたらかゆくなる、というのが難儀なところですが、今回はさらに、朝のセットメニューに甘いものをつけなければならないという関門がありました。これもまた職場の若い人たちに協力してもらってクリア。つくづく懲りないオッサンです。

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 いや、特に意味はないのですが、逆さまに入ってるなぁ、と思ってから袋を見て、一瞬サカサカチキン?などと読んでしまった老眼の私。シャカシャカチキンですね、知ってますよ。

 おそらくは次の夏も、いやひょっとしたらそれ以前に何か仕掛けてくるのでしょうね。この次は乗りません、踊らされません、と公約・・・・・なんかしたら、破らなければいけない羽目になるんでしょうね、きっと。

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 飼い主の夕食が終わって落ち着きを取り戻した「くま(仮名)」さん。パッと見た印象でハスキー犬なのかと聞かれる方が多いのですけれど、黒い柴犬です。おなじみの茶色い柴犬(赤)の体色を維持するためには、一定周期でこの色の犬を交配する必要があるのだそうです。

 退勤時、職場の門を出るとすぐに左折して、ハンドルが戻ったらすぐにまた左折。住宅街の中の狭い道を徐行して帰ります。最初の左折で排水溝を乗り越えるのですが、運悪く不安定なグレーチングを踏んでしまったので一旦停止。あ~ぁ、と嘆きつつ車を降りて、ずれたグレーチングを正しい位置にセットし直し、運転席に戻ろうとした刹那、ブラインドコーナーの向こうから自転車が出てきたのでした。

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 少しでもタイミングがすれていたら、自転車は私の車のドア、あるいは私自身に衝突していたことでしょうが、サドルの上の貴公子は自身の幸運を喜ぶそぶりすら見せずに、寒気を切り裂いて去っていきました。

 あのとき、排水溝の蓋がずれていなければ、次のコーナーであの自転車と・・・・・と思うと、先祖の加護に感謝せざるを得ませんでした。本当に私は運が強いのです。

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 住友林業が創業50周年を記念して作ったものでしょうか、イタリアはボルギニの萬年筆。スターリングシルヴァーとブライヤーのコンビネーションが見事な1本です。

 2年ほど前、ネットオークションに出されていたのを見つけて競ったのですが、これ以上頑張ると2万円を超えてしまう・・・・・ということで断念。出品者の方には申し訳ないのですが、とても暗くてボケた写真でしたので、それだけの値打ちを見いだせなかったのです。

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この記事にあるように、落札したのは白髪猫さん。第2回のWAGNER岡山大会で初対面の猫さんが持ってらっしゃるのを見て、もっと頑張っとけばよかったぁ、と後悔したのでした。

 まぁ、そのことがあればこそ、今も白髪猫さんにはとっても親しくお付き合いをいただいているわけですけれども、残念残念、また出てこないかとウォッチし続けていて、ようやく手に入れたというお話なのです。

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 金属部分はほぼ全て銀なので、これから黒くなってくるよぅ、と白髪猫さんに教えていただきました。これは楽しみですね。ペン先はシュミット製と思われる鉄ペンですけれど、先日、ヘロヘロになりかけている親方に無理を言って整えていただいたので書き味は文句なしです。

 大きな声では言えませんが、これ、白髪猫さんの半額で手に入れました。あのときはたいへん落胆しましたが、今はとってもハッピーです。今度猫さんにお会いするときまでに、綺麗に黒くなっているといいなぁ、どこへ置けば早く黒くなるかなぁ、などと、吞気なことを考えております。

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 銀で出来た部分には小傷も多いので、一度綺麗に磨き上げてから燻してみようか、などと考えております。自分でやるより某社長にお願いした方が仕上がりがいいのかな・・・・・。

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 思わず変な顔を撮られてしまった「ちち(仮名)」さん。これ、免許証の写真も同じことですね。結構うるさく言われて撮ってるのに、元々の顔の出来が悪いからってそれを強調しなくたって・・・・・と言いたくなるような、あの写真です。

 ベルトコンベアーに載せられた半完成品のように手際よく流してもらえるのは時間短縮という点でありがたいことで、文句は言いません。感謝します。でも、写真の芸術性(笑)には異議を唱えておきたいと思います。

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 昨年でしたか、深夜に家の近所まできてベルトを外したところで遭遇して検挙されたので、軽微な違反1回で一般運転者講習。免許を取って30年ほどたっておりますが、午後1時半に書類を書いて3時には解放されましたので、今年がいちばん短い更新でした。

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 5年後にはさらに30分縮めたいところですが、私の免許は実際に使っているものですから、さてどうなりますか。一度も運転したこともない(からこそ)ゴールド免許、って人は完全無視、むしろ敵視の私ですけれど、毎日バリバリ車を使っていてゴールド、っていう人もこれまた結構いるわけで、そうバカにしたもんでもありませんね。

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 早めに更新が終わったので、あてもなく電車に乗って気がついたら伊賀神戸。ようやく伊賀鉄道200系との対面を果たすことが出来ました。ご存じのとおり、東京急行電鉄の1000系をタネ車として作られたもので、写真に写っているクロスシートは京阪9000系から出た余剰品(ノルウェー製)というのもおもしろいところです。

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 かつては東横線で走っていたこの車両。今はのどかな田園風景の中、それこそゴトゴトと走っております。もと東急車輌ながら、大がかりな検査を行う場合は機器類をすべて取り外してトラックで近鉄塩浜工場に運ぶことになるのでしょう。あと1年ほどの間に残り3編成が導入されて最終的に6編成、すべて伊賀鉄道所有の車両となります。

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 左の青い方は860系。かつて近鉄奈良線で走っていた車両で、こちらは近畿日本鉄道が所有しています。200計6編成が揃った時点で、これらはすべて廃車になる予定です。誕生から50年近くたっていますから、それも仕方のないことですね。

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 この200系の導入にしても、伊賀鉄道ではなく伊賀市が合併特別債によって行うもので、伊賀鉄道、とっても経営が苦しそうです。グッズ販売などで収益を上げる工夫をされているので、少しだけ協力して参りました。皆さんも三重県へお越しの節はぜひご乗車ください。沿線の上野市近辺で伊賀牛に舌鼓、なんてのもいいですよ。

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 髭のような細いものに、そうそうピントが当たるものではない、と少佐は言われましたが、結構来ておりますね。「くま(仮名)」さん、黒いお髭と白いお髭が混在しているように見えます。白い方は産毛なのか、とも思ったりしますが、どうなんでしょうか。

 ワンちゃんの美容室へ行くと、女の子でもあるし、お髭を切ると可愛いですよ、とすすめられます。犬にとって髭なんてものは飾りです。飼ってる人にはそれがわからんのです。なんて言われそうですが、髭のない犬ってあんまり見たことないので踏み切れません。

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 呆れられつつ、またも参加しました。神戸での大会は毎度毎度たくさんの人が集まって大賑わい。例によって中抜けしてル・ボナーさんやpen and message.さんなどへ行ったりしながら、飽きもせず楽しい1日を過ごして参りました。

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 両脇にしげおちゃんと北の旅人を従えた親方、もちろん3人揃ってヘンタイエプロン姿、というのがこのところの見慣れた風景でしたが、しげおちゃんは大会当日の朝から故障してしまい、北の旅人は本拠地をほったらかして北海道へ出張に出てしまうという異常事態。3人揃ってエプロンの胸を叩きながら「漢はこれやがな、これ!」と胸に挿したデルタを見せつける、というパフォーマンスは見られませんでした。

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 私もやってみたかったのですがデルタのセットは数万円。なので、ここはパチもんで辛抱することにしました。そうはいっても、どちらもちゃんとしたメーカーの製品。ただ、そうは言っても色もんやんけ、と言われると反論できない、そういう弱さを抱えている筆記具たちです。

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 茶色いのはロットリングのエスプリ・ムーヴという万年筆。赤いのはプラチナのダブル3アクション・ポケットという赤黒シャープの3機能ペンです。この2本を挿しておけば無敵。青のボールペンで書いてくださいと言われない限り、ほぼ大丈夫です。

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 ただこれ、2本ともに使うには慣れとコツがいるように思います。キャップを引き抜くと伸びるという万年筆、使っているときも力のかけ具合で縮みます。3機能ペンの方も、伸ばした状態がどうにも不安定で、これも縮んでしまうことがあります。短い状態のままでも書けてしまう、ということなので、これはメリットでもある、と強弁しておきましょう。

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 結局、ちょっと珍しいブロンズカラーのものを手に入れた言い訳ちゃうんか、と言われそうですが、ヘンタイエプロンは昨日も1名、授与された人がいたぐらいで増殖中ですから、短いポケットに収まる筆記具、引き続き探索中であります。

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 お休み中の「ちち(仮名)」さんをパチリ。残念ながら合焦させている間に気付かれたので頭を持ち上げておりますが、それはもう見事な「マル」になっていたのです。そういうのが撮れていたら、タイトルは「ウロボロス」で決まりだったのですが・・・・・。

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 金曜ともなると冷蔵庫の中身もすっきりしてきますし、この週末は神戸方面で遊び歩く予定の私ですので、夕食を外で食べてついでにお買い物、ということになりました。近所の中華料理店で豚の天ぷらをつつきながら「さぁて、今日の更新どうしようかなぁ」などとつぶやく私に、「萬年筆届いてるしぃ・・・・・。」と歌うように応える妻。

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 「あのホレ、綺麗な柄のん。ペンなんとかっていうところで買うた。おまけもついてたし。」というのに答えて「あぁ、ペンハウスね。ほしたらそれ、ロングプロダクツの何かやな。」などという良心の会話を聞きながら、「ええっ、伝染(うつ)ったん・・・・・」と眉をひそめる娘。彼女にとって萬年筆というのは、たちの悪いおもちゃでしかないようです。

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 「錦鯉」という名の通りの綺麗な柄です。個人的には軽すぎるのですが、妻はまともな字が書ける人ですし、軽くて小さめのペンが好みのようです。PILOTの色彩雫シリーズ「松露」と、ペリカンの1本挿しペンケースがおまけについてくる、というのも購入に踏み切った動機のひとつだそうです。

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 そもそも、妻はこの萬年筆を買うつもりなどなかったのです。彼女が買おうと思ったのはマッチ箱ほどの小さなもので、送料の方が高くつくことから「ついでに」萬年筆をカートに入れた、ということだそうです。これを聞いた娘は橋を架けなければならないほど深いしわを眉間に刻みつつ、そのことのおかしさ、不条理さを指摘するのでした。

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 まぁ、ケースとセットで10万からするペンも買うたし・・・・・とさらっと応える妻。いえそれは吉宗さんところが出してる6万ほどの「セレネ」でしょ。10万からするって、それは「螺鈿朱鷺」でしょ・・・・・と突っ込みたかったのですが、師匠の教えを守って黙っておりました。何よりそれは、娘に油を注ぐことになってしまいますから・・・・・。

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 頑としてアップで撮られることを拒み続ける「くま(仮名)」さん。ならば仕方ないと、寝ているところを狙ってそぉ~っとケージにカメラを入れ、鼾も一緒に撮ってやるぞとシャッターを押したその刹那、ムクッと顔を持ち上げるのでした。「なによ、ひと(いぬ)が寝ている隙にコソッと撮ろうなんて、野暮なコトしないでほしいわね。」とでも言いそうです。

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 「また何買うたん、これ?」と差し出された紙袋から出てきたのは、電車を模したパッケージ。絶滅危惧種の113系か、いや、前照灯が小さめだから115系?なんて鉄なことを考えつつ、まめぐいってどこかで見聞きしたことがあるなぁ・・・・・と思っているうち、かまわぬのロゴを発見したのでした。

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 この日の記事 に登場したプラチナ・シープは、愛用してくださる方のもとへ嫁いでいきました。なかなかに気に入っていただけたようで、ご丁重なるお手紙とともに、このような結構なお品をお送りいただいた、という次第です。まめぐいはまめぐいでも、この「鉄」なのがまたたまりません。まずはこの時点で、「ありがとうございます」と頭を下げました。

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 パッケージから出てきたのは、手ぬぐいと何かの包み。お、ひょっとしたらこれ、中に豆が入っていて、「豆喰い!」っちゅうことかぃな、と考えてしまうのが関西人の悲しい性です。いそいそと開けてみますと、電車のパッケージ以上にすばらしいものが包まれておりました。

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 柴犬が2頭に万年筆が1本です。何とすばらしい。こんな気の利いたこと、私にはとってもじゃないけど真似できません。贈り物には先方がニンマリとされるセンスを、なんてことを標榜している変なモン道の家元、だなんて、恥ずかしくて言ってられませんね。

 実に粋であります。洒落てます。関西弁では、格好いいとか、人間として尊敬できるとか、粋であるとか、そういう感動をひっくるめて「あんた、おっとこ前やなぁ!」と言うことがあります。実におっとこ前です。ほんとうに、ありがとうございました。プラチナ・シープを友として、楽しく充実した萬年筆ライフをおくっていただけると嬉しいですね。

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 最近、こういうポーズを良く見せる「ちち(仮名)」さん。前脚を舐めているのはきれい好きな柴犬ならではですが、なぜか左足ばかり。どこか怪我でもしているんではないかと手(前脚)をとってよく観察してみましたが、異常はなさそうです。

 こういう状態になるのは、飼い主がケージの前でゴロンと横になってテレビを見ているときがほとんど。忍耐強いといわれる柴犬ですが、やはり寂しいのは嫌いで、家族がそばにいると落ち着いていられるようです。

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 若い頃はUFOキャッチャー殺しと言われた私のこと、最近まで家の中に景品のぬいぐるみがあふれていたのですが、今ではこの程度。大量のぬいぐるみは「無事に」処分してしまいました。

 途上国向けに中古家電を輸出する業者が、コンテナに詰める緩衝材としてぬいぐるみを引き取ってくれるのです。そして、役目を終えたぬいぐるみは現地の子供たちにプレゼントされるので、処分したぬいぐるみが夢枕に立つのでは・・・・・と怯えなくてすみます。

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 昨日あたりから、娘がさかんに「増えたで」と言うので何事かと思ったら、またしてもミスタードーナツの景品でぬいぐるみをもらってきたということでした。

 こちら、お名前は「ハニーしっぽ」さんだそうです。リスのような生物のしっぽと思われる部分が、同店の売れ筋商品「ハニーディップ」そっくり、いや、そのものになっております。

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 ちゃんとドーナツの表裏まで表現されているあたり、いつもながらしょうもないところにまでこだわり抜く姿勢には好感が持てます。そして何より、大学受験を目前に控えていながらこういうものへの目配りも忘れ(られ)ない我が娘にも脱帽です。これが遺伝だとすると、親である私はヘンタイということになってしまいますね。

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 ケージの縁に手をかけて、必死におこぼれをねだる「くま(仮名)」さん。飼い主が帰宅して食事をとりながら、食卓にカメラを置いてセルフタイマーでおさえた1枚。狙って撮っても上手にはとれませんので、運任せという荒技を試してみました。

 立っているのがしんどくなってずり落ちていく、その瞬間にシャッターが切れたのでブレている被写体に対して、遠くからこちらを見つめる「ちち(仮名)」さん、まるで心霊写真のようにバッチリときております。

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 さて、今日の更新、どんなネタでいこうかな、と帰宅してみると、こんなものが届いておりました。アカン、字の練習させられる・・・・・と焦りましたが、妻が自分のために申し込んだものだという娘の説明にホッと胸を撫でおろしたのでした。名にし負う私の悪筆、本気で治すなら、インドの山奥で提婆達多について修行するしかないのです(copyright by foolsbook)。

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 以前の記事 でも紹介しましたように、ユーキャンの実用ボールペン字講座を申し込むと、入学記念品として萬年筆/ボールペン/シャープペンシルの3点セットがもらえます。どうせそんなん、パチもんやろ、と思いますが、まぁまぁの出来で、実用することも不可能ではありません。かつて一世を風靡したラピタの付録程度には使えそうです。

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 時は流れて、おまけの筆記具セットもモデルチェンジ。ケース共々ピンク1色だった旧たいぷから、3色の花柄へと華麗に変貌しておりますので、適当に女性好みの色の筆記具を詰め合わせたんだな、なんてことは口が裂けても言ってはならないのです。

 ケースの蓋の裏側に刻まれた銘も、VanesiaからBlanc Rougeへと変わっております。軸の色こそバラバラですが、お花の色はしっかりと赤いので良しとしましょう。あとは、これらの筆記具で水茎の跡も鮮やかにさらさらと、となられますように、お祈り申し上げる次第です。

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 ケージの小窓をロックする金具をガシガシと力強く噛む「ちち(仮名)」さん。外に出たいのよ、早く出してよ、というアッピールですが、妻がデリケートな仕事をしている最中ですので出してやるわけにはいきません。

 ワンワンとうるさいのを無視して、ケージの前でゴロンと横になっていると、やがて彼女もクッションの上で丸くなって目を閉じます。そう、子ども達が小さかった頃の添い寝、あれにそっくりです。

 1月の第3月曜日は、キング牧師の日。彼の誕生日が15日であったことに由来するものですが、今年はたまたま、阪神淡路大震災と同じ日になりました。非暴力を軸に、アメリカ合衆国における有色人種、特に黒人に対する差別を解消すべく活動した彼の功績と栄誉をたたえる日です。

 一方、23万人の被災者を出した1995年の阪神淡路大震災。大変な災害でしたが、人と人のつながり、人の優しさといったものを強く意識させるものでもありました。震災を境として、被災地域の人たちは、それ以前よりいっそう人に優しく接するようになったのです。

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 大阪梅田の百貨店で買い求めた「売れ残り」の萬年筆。梅田から神戸三宮までは、全速力で走る電車が30分かかる道のりですが、震災後間もない頃はその線路の上を梅田まで歩いて生活物資や食料の買い出しに来る人たちがたくさんいました。よぅ揺れたなぁ、ですんだ私たちも、被災地域に暮らす知人や友人にガソリンの一缶、カセットコンロの1台でも届けてあげられないだろうか、と真剣に考えたものです。

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 この震災はまた、私たちの心の中にもボランティア精神があったのだということを認識させてくれました。われわれオッサンが街で見かけて顔をしかめるようなチャラい若者たちが、それこそ先を争って被災地に入り、困窮する被災者たちを献身的に助け、支えたのです。

 職場では当初、おまえたちは公務員だから本務に専念しなさい、といわれておりましたが、そうした動きを受けてか、すぐに「ボランティアに行きたい人は所属長の許可を取ってから行きなさい」という通達が来ました。行政がマシなこと考えることもあるんやな、と印象に残ったものです。

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 当時私が勤めていた学校にも、震災で自宅が倒壊したという生徒が転入してきました。中学3年生で受験目前にしての他府県への転校とは、いかに心細いことだろう、という思いと、現地へボランティアに行けない分、ちょっといいことができるチャンス、という気持ちで、怠け者の私にしては珍しく熱心にサポートさせてもらいました。何よりも生徒本人が努力して逆境に打ち勝ち、県内有数の難関校に見事合格してくれたことは、二重の喜びでした。

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 不幸にして凶弾に倒れたキング牧師は、まさしく「一粒の麦」となったわけですが、そこまではできない私たちも、せめて受粉に関与するミツバチぐらいのことができれば良いのになぁ、なんて柄にもないことを最近よく思うようになりました。これもおぢいさんに近づいてきたせいでしょうか。

 自分のところに福が来て欲しいのは当たり前のことですが、願わくば全ての人に福が訪れてほしいものですね。

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 おいしそうに前脚を食べる「くま(仮名)」さん。ゴロンと横になっているかと思ったら、突然目を開けてこれです。いったんこのモードに入ると、かなり長い間やっております。彼女はとっても清潔好きですから、おそらくこれは、前脚をクリーニングしているのでしょう。

 

 背後に見えている餌鉢の中身がけっこう減っているのは、この日から与え始めた餌が気に入ったから。柴犬は飽きやすいといわれますが、我が家の2頭は特に飽きやすいので、いくつかの餌をローテーションして与えております。犬って本当に飼い主に似るのですね。

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 以前にもご紹介した月刊ちょこちょこ。知らない間に娘が申し込んでいたようです。今月のちょこちょこは、ってなペラの紙と、変なモンが2、3種類、毎月届けられるのです。気が利いていると言えば言えますが、役にたつのかと問われると首をかしげてしまう、そんな雑貨たちです。

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 マグネットにクリアファイル、そして付箋。なかなかまっとうな文房具じゃないか、と思いきや、実物を見ると頬が緩みます。うさぎさんのマグネットは冷蔵庫にはり付けて使うのにちょうど良い大きさですし、見た目もおもしろいとか、小さめのクリアファイルも、切手とか細かいものを入れておくのにちょうどいいとか、そういう風に前向きに考えられる人向けですね。

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 付箋はいくら何でも小さすぎるんじゃないか、っていう感じがするのは、私が小さくてきれいな字を書けない男だからでしょう。たおやかな女性が細々と書き付けるには十分なのかも知れません。

 男性向けの「月刊ちょこちょこ」なんて企画、どこかやってくれないでしょうか。でも、余計な出費に繫がるからない方がいいかも・・・・・。

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 ケージの小窓から様子をうかがう「ちち(仮名)」さん。新しく買ってきた餌の味が気に入ったらしく、ものすごい勢いで完食して、ドテッと横になって満足そうにしているところです。

 彼女は怖がり(犬としてはごく普通)なので、普通はこのように鼻先を出す程度です。頭のほとんどを出すようなときは、後脚に緊張感がみなぎります。

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 小正月の今日は、朝から鏡開き。といっても、鏡餅の形をした容器を開け、中に詰められた小餅を取り出すだけの話です。10年ほど前までは、本物の鏡餅を飾っていたのですが、固くて開けないわカビは生えるわで大変でしたのでこうなってしまいました。我が家では次男だけが、本物の大きなお餅が床の間に飾ってあるのを見たことがないのです。

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 1月13日以降の最初の土曜日、ということで、今日はセンター試験。受験生の皆さんはしっかり鉛筆を削って準備万端、よく力を発揮することができたでしょうか。我が娘に聞いてみると「びみょ~う」あるいは「ノーコメント」というお答でした。答がわからなければ鉛筆に聞いてでも何かマークする、というのが最後の戦術ですね。

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 写真のLYRAは三角断面なので三択までの対応。選択肢が多い問題には役に立ちません。三角形に近い円、とでもいうべき断面。各辺が外に向かって膨らんでいるのは、芯を保護するためというのが第一義でしょうが、それによって頂点が丸くなるので、握りやすくなるということもあるのでしょう。

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 この鉛筆の名前はGroove。溝ではなくてこのディンプルを指すのでしょうが、このくぼみがあることで持ちやすく、また自然と正しい握り方を覚える、ということになるようです。他社からも同様のものが発売されていて、右利き用、左利き用と分けられたディンプルが楕円形になったものもあるようです。

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 握りやすく、正しい持ち方が自然に身につく、こんな鉛筆で字の練習をしていたら、もう少しマシな字を書ける大人になっていたのに、と思うと残念です。センター試験と同様、終わってからだと、何とでも言えますね。

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 見つめ合う「くま(仮名)」さんと「ちち(仮名)」さん。先日ご紹介したのと同様の状況です。足下の履き物の状態からわかるように、実はこれ、ひとしきり2頭が動き(暴れ)回った後の光景です。一見堂々としているように見える「くま(仮名)」さんですが、実は長男の脚にぴったりと寄り添っております。怯えているんですね。

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 この場面では、飛びかかられたので長男の脚の間に入り込んで避けております。体の大きさも違いますし、もおとなしい「くま(仮名)」さんと気性の荒い「ちち(仮名)」さんという性格的な違いもあり、今や、完全に「ちち(仮名)」さんの方が上位にいるようです。

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 それでも諦めきれない飼い主は、餌やおやつを与えるとき、朝の「おはよう」や帰宅したときの挨拶など、まず最初は「くま(仮名)」さん、つづいて「ちち(仮名)」さんに、という風にしておりますが、そんなことはいっこうに意に介していない「ちち(仮名)」さんです。

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 ところで、今日1月14日は「タロとジロの日」です。ご存じ、南極越冬隊に同行した樺太犬たち15頭が鎖につながれたまま置き去りにされ、2年後にそのうちの2頭の生存が確認された、という日です。その後、南極探検隊と対面したときはお互い怖がってそばにも寄れない状態だったそうですが、名前を呼ばれて少しだけしっぽを振った、のだそうです。

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 いずれにしても大昔の話で、今は南極にいない生き物は連れ込むことができないそうですし、あのときの樺太犬たちが鎖につながれていなかったら、南極で暮らす生き物にとってはもっと迷惑な話だったことでしょう。実際、生き延びたタロとジロはペンギンを狩っていたそうです。

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 このとき、全ての樺太犬が置き去りにされたわけではなく、シロ子とその子犬たちは燃料を少し抜いて乗せてもらえたそうですが、これも正解だったのでしょう。さもなくば、南極中に樺太犬が繁殖して生態系がガラッと変化していたかもしれませんね。

 身近なペットとして親しまれている犬ですが、基本的は生きる本能を持った動物。タロとジロにまつわるエピソードは、改めてそのことを思い出させてくれます。以上、今日もいつも通り、犬のブログをお送りしました。

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 情けない顔で長女に抱かれている「ちち(仮名)」さん。首輪にリードがついておりますのでお散歩から帰ってきたところです。

 柴犬は案外足が弱いのと、彼女たちがお座敷犬であることもあって、お散歩の後はチェックをかねて足を雑巾で拭いてやるのですが、そのあと解き放つと、リヴィングを駆け回ってあたりを無茶苦茶にしてしまいます。そこで、とりあえずはこのようにケージまで抱いていくのです。

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 今日はピース記念日であると、今日知りました。1946年の今日、当時は1箱数十銭というのが普通であったところに1箱7円、土曜日曜限定で売り出された高級タバコだったそうです。おそらくはこの写真の左側のデザインだったのでしょう。

 で、その6年後に現在もおなじみのデザインに変更されたそうですが、このパッケージデザインに専売公社(懐かしい!)が支払ったデザイン料が150万円だったとか。デザイナーはラッキーストライクなどのパッケージデザインを手がけた人だそうです。

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 平和な職員室を震撼させた!のが業務用PCの配置でした。来年度当初からの本格運用を目指して、教員一人に1台のPCが配置されるのですが、そのPCが本日は本校に展開されました。

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 我々の業界、情報セキュリティに関しては大甘でやってきましたので、ノートPCがワイヤで机に固定されるとか、ログインしないと使えないとか、ローカルのUSBポートにつないだストレージにはデータの書き出しが出来ないといった、今や常識となっていることがようやく実現されると聞いて大騒ぎになっております。

 さらには、実質的にMS-Office系のアプリケーションを使うことが強制されるため、一太郎しか使えない人、いまだにロータス1-2-3で仕事をこなしている人なんかは涙目になっております。かく申す私も一太郎と桐でほとんどの業務を処理しているので、4月からはPCが使えないおっさんになってしまうことでしょう。

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 来るべき手書きの時代を前に、最近は毎晩、このペンでいたずら書きをして手をならすようにしております。ハイレグのペン先はグニョグニョと気持ちよく撓るので、毛筆で習字をしているつもりになって書いているのですが、小学生の次男が書いた文字よりミミズなのには泣けてきます。

 学校では与えられたPC以外で仕事をしてはいけない、となれば、さっさと退勤して家で仕事を片付ける、という人も増えてきそうです。MS-Office系は邪悪ですから、これまでにそれ以外のアプリケーションで作り貯めた教材なんかはファイル変換しても使えそうにありません。

 仕方がないので、家で教材作成して自宅のプリンタで印字し、それを学校で印刷して生徒に配布、というパターンが増えそうです。

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 さて、来年のピース記念日、去年の今日はあんな事書いてたけど、今では平気な顔してMS-Office使ってまぁす、なんて書けるようになっているのでしょうか。それ以前に、更新が続いているかどうかの方が問題ですけれども・・・・・。

 

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 さぁお散歩、という「くま(仮名)」さん。普通であれば、ケージの扉を開けてもらうとリヴィングに飛び出してあちこち愛想を振りまく彼女。ですが、防寒着を着た長男が「おさんぽ」と言いながらケージの扉を開けるたときには、脇目もふらずにスタスタと玄関まで歩いて行って、飼い主が胴輪をつけてくれるのを待つのです。

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 授業やプレゼンなどで、説明をわかりやすくしてくれる指示棒。ドイツ製ですが、日本語知ってたんじゃないかっていうぐらいそのまんま、「指でさし示す」アイテムとなっております。

 中学校の先生たちはこの時期、さまざまな情報収集のために私立高校巡りをするのですが、その姿がまたこの指示棒並み、あるいはそれ以上にわかりやすいので、街で探して見てください。

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 あんた芋虫?っていうほどデフォルメされながらも、やはり萬年筆であるとわかるプラチナ・グラマー。普段着慣れないスーツをビシッと着ていても、エナメルバッグ、っていうのでしょうか、こういうのを斜めがけしているのですぐに教師とバレてしまいます。

 寒い時期ですから防寒着は必須ですが、スーツの上に着るんですからそれなりのものでお願いしたいところです。しかし、こんなゾロリと長いベンチコートを着てしまうので、あぁ、運動部の指導をされてるんですね、というところまでわかってしまいます。

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 ものには機能から必然となる形があって、長く親しまれているものには一定の「形」ができてくる、これは当然のことでしょう。お経が書かれた妖しいローラーボール、セーラーのプロフィットと双子みたいな形ですが、これまたモンブランあたりに端を発する形。プロフィットはいい萬年筆ですが、モンブランのパクリみたいだから嫌だ、なんて言う人も出る始末です。

 暴力団を担当する警察官の見た目が暴力団より怖いとかいうのと同様、子どもを相手にする先生たちも子どもっぽいのでしょうか・・・・・。教師オーラを振りまきながら街を行く同業者たちを見ながら、あぁヤだなぁ、私もあの人たち同様「ほら、あれ、あのオッサン教師やで、絶対」と指さされてるのかも・・・・・などと思ったことでした。

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