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これは失敗、という1枚。雨で散歩に行けず、いらいらしているところへ、「くま(仮名)」さんだけがケージから出してもらっているのを見て怒り心頭の「ちち(仮名)」さん。左手で「くま(仮名)」さんを撫でてやりつつ右手でパシャとやったら、暗いわブレるわ目は光るわで、ちょっと不気味な仕上がりになってしまいました。
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同じように不気味な感じのこちら、実用的な文房具です。鉛筆ホルダーか、と思わせて実は鉛筆削り。ドイツ、KUM社製の、その名もゴーストシャープナーです。分度器ドットコムさんにお邪魔しましたら、棚にぽつんと置いてあったので保護してきました。
オバケといった方がしっくり来る、何となく明るく、親しみやすい感じのゴーストです。お腹にBOOH BOOHと書いてあって、ヒュードロドロというよりヒューモラス、ですね。
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底の部分から鉛筆を差し込んで削るようになっており、削りカスはボディ内部にたまります。ドイツ製ではありますが、三角軸や太軸の鉛筆を削ることはできません。
そのままですと置いた机が汚れますから、削り口にはメーカーロゴの入った蓋が付いております。この蓋は、なくしてしまわないようにストラップでつながれています。
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でも、この鉛筆削りの魅力、それはオバケだというところなのです。こんなものを使わなくても、鉛筆を削るのに不自由はしません。これはやっぱり、机の上に置いて見て楽しむもの。蓄光性なので、照明を落とすとボォ~っと蛍のような色に光る、それを楽しむものなのだと思います。
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