気を取り直して次の目的地へ向かいます。
この日の宿泊は、ちょいと贅沢して銀山温泉の本館古勢起屋を予約していました。
石巻から銀山温泉まではおよそ100Km,3時間のドライブでした。
温泉街は一般車両が通行禁止となっているため、古勢起屋指定した駐車場にクルマを停め、そこから専用車で温泉街入り口まで連れて行ってくれました。
専用車を降りると、旅館のスタッフが出迎えてくれ、旅館まで案内してくれました。
最上川支流の銀山川の両岸に大正から昭和初期にかけての木造多層建築の旅館が立ち並んでいます。
おぉ!足湯がありますね♪
川には橋が多くかかり、石畳の歩道にはガス灯が並んでいます。
このような大正ロマン漂う光景を守るため、町並みを保存する条例が定められているそうです。
銀山温泉は、かつてこの地に栄えた野辺沢銀山の鉱夫が発見したことにより開湯されたそうです。
1689年に銀山が閉山した後に温泉宿が建てられはじめて湯治場として賑わいましたが、1913年の大洪水により温泉街は壊滅。その後、地元財界の力で復興し、その時に現在の温泉街の光景が作られたということです。
本館古勢起屋に到着。
「石ノ森萬画館」を見学しなかったために予定より早く旅館に到着してしまいました。
チェックインまで少し時間があるため、荷物を旅館に預け、銀山温泉を散策してみることにしました。
川を挟んで本館古勢起屋の向かいに建つのは、国の重要文化財に指定されている「能登谷旅館」。
また、NHKドラマの「おしん」の舞台だそうで、大人気の旅館です。
創業者で銀山開拓の祖でもある「木戸佐左ェ門」の名前が記された鏝絵(こてえ)が印象的な建物です。
温泉街奥にある瀧見橋と瀧見館。
さらに奥にある銀山公園内にある「白銀の滝」。
落差は約22mで、大小2本に分かれており、時期によっては3本に分岐しているように見えることもあるのだとか。
対岸に設置された展望台から見るとさらに迫力が増します。
江戸時代に掘られたという「疎水抗跡」。
全長1Km以上あるらしいですが135m先で崩落しているそうです。
温泉です!
山形は 数日前の豪雨被害で あちこち大変なことに
なってます…
山形新幹線も 8月半ばころまでに復旧できるかどうか
というような感じだそうですし…
本当にこちらは大変なことになっていますね。
一日も早く平常な生活に戻れるよう祈っています。
銀山温泉は、今までに私が訪れた温泉でBEST3に入ると思います。
友達にも銀山温泉良かったと勧めています
今度は冬の銀山温泉へも行ってみたいと思っています。