本堂の横に 鐘楼があります。
本瓦葺のこの建物は、江戸時代前期の寛永5(1628)年に姫路藩主の本多忠政が再建したそうで、県の重要文化財になってます。
急こう配の石段を下りていくと、途中の踊り場に承安元年(1171年)に建てられた国宝の三重塔が建っています。
日本でも十指に入る古塔とされ、現存している三重塔としては確かに興福寺のものよりも古いと考えられています。
さらに石段を下りてくると、常行堂。
元来は聖武天皇の勅願による建立と伝えられ、嘉吉の乱で焼失して天文2年(1533年)に再建されたが、再び焼失し、1868年(明治元年)に再建されたものだそうです。
やっと下まで石段を下りてきました。
膝がガクガクします><;
一乗寺の国宝と言えば三重塔と、そして「絹本著色聖徳太子及び天台高僧像 10幅 - 平安時代、11世紀後半頃の作」があります。
残念ながら、これらは現在一乗寺にはなく、10幅のうち7幅が奈良国立博物館に、2幅は東京国立博物館、1幅は大阪市立美術館に寄託されているそうです。
最澄像(聖徳太子及び天台高僧像10幅のうち)、Wikipediaより拝借して貼っておきます。
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北條鉄道を利用する人が増えたのは現在の経営者がトイレが
汚れていると人は集まらない!として全ての駅のトイレを改修
したからとも言われているようですね。
北条鉄道のトイレの話は知りませんでしたが、「丁寧なおもてなし」ということでは、どこの施設にでも通用することかもしれませんね。
興福寺の五重塔より古い三重塔ですか!
興福寺の五重塔は何度か火災などにあって
再建されていて 現存するものは室町時代の
ものとされているみたいですから 平安時代
末期に建てられたものでしたら 古いですよね!
神社の石段て ホント険しいですよね
晴れていても 足元に注意って感じですし
雨が降ったり 湿ってたりしたら もぉ 危険危険
って感じです…
よくぞ古い建築を守り通してきたなと思います。
本堂が立派でその風格はたまりません。天井の造りも素晴らしいです。
その他、鐘楼や三重塔も重厚ですね。
姫路藩主のご加護も大きかったのでしょう。
聖徳太子及び天台高僧像も博物館へ見にいきたくなりますね。
近くに住みながら、初めて一乗寺を訪れました。
近くにこんなに素晴らしいお寺があったとは「目から鱗」でした。
まぁ、若い頃はお寺や神社には興味がなかったからなんですけど^^;
社会科の教科書で見た絵がこんなに身近なところにあったなんて、正直ちょいと驚きましたw
私も機会があれば是非とも実物を見てみたいと思いました。