【復学支援の事例】不登校に悩む家庭を救う登校刺激とは? - 株式会社PLS

【復学支援の事例】不登校に悩む家庭を救う登校刺激とは?

いである先生
株式会社PLS 登校刺激の一例

ブログをご覧の皆様、こんにちは!

いであるです。

夏休みが明けてから、支援中の多くのご家庭が「冬休みまでの復学」を目指しており、弊社の訪問カウンセラーたちが全国を飛び回っています。

弊社の「不登校サポートコース」では、「登校刺激」を行い、復学に向けて準備していきます。

今回は、10月初旬に決行した「登校刺激」の一例をご紹介します。

PLSは学校と連携し、安心して復学できる場所を確保します!〜家庭訪問編〜
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高校2年生の不登校からの復学支援

株式会社PLS 高校2年生の不登校からの復学支援

今回ご紹介するのは、高校2年生のお子さんで、4ヶ月間の不登校期間がありました。

「登校刺激」は復学支援において、お子さんが学校に戻る大切なきっかけとなる重要なステップです。

このプロセスでは、親御さんやカウンセラーにとっても覚悟が試されます。

「登校刺激」は事前準備が大切です。

復学支援を開始したら、週3回の電話カウンセリングや24時間対応のメールサポート、「Learning System」(親子の会話添削)を活用し、家庭全体の状況を徹底的に分析します。

「登校刺激」の日程を決めてからは、事前にしっかりと打ち合わせとシミュレーションを行い、どのような状況であっても、そのときに的確な対応が出来るように、万全の準備を整えました。

【復学支援の必要性】不登校の課題に向き合うご家庭へのサポートとは?
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お子さんの不安を引き出す「登校刺激」

株式会社PLS お子さんの不安を引き出す「登校刺激」

「登校刺激」の当日。

まずはコーチングをするカウンセラーがご両親と一緒に自宅に戻り訪問しました。

お子さんは、定期テストの点数が想定していたよりも低かったこと、プライドが高いため低い点数をとった自分が許せなかったこと、学校内では「頭がいい」と言われる立ち位置だったためプレッシャーを感じて行きづらくなったことを話してくれました。

クラスの雰囲気は悪くなく、意地悪を言ってくるような友達はいないそうですが「笑い物にされるのが嫌だった」とネガティブな思考に陥っていました。

話を進める中で、テストがきっかけで欠席したこととは別に、次のような悩みも浮き彫りになりました。

・友達の視線が気になる
・クラスに戻っても話せる人がいないかもしれない
・「急に来なくなった変な奴」と思われているかもしれない
・前まで話していた友達とも顔を合わせづらい

このように、きっかけ部分だけではなく「今戻るとしたら」何が不安なのかを教えてくれました。

「学校に戻りたいけど、行きづらい。休んだことも後悔している」との思いを何度も話してくれたので、この段階でお子さんの味方となる訪問カウンセラーの出番となりました。

【PLSの復学手法!】訪問カウンセリングとコーチングとは?
ブログをご覧の皆様こんにちは!いであるです。

カウンセラーと復学に向けた道筋を決める

株式会社PLS カウンセラーと復学に向けた道筋を決める

コーチングを通じて、お子さんから「戻りたいけど、行きづらい」という本音を引き出せました。

カウンセラーから、「そういう子どもたちをたくさん見てきているから、なんでも相談してくれて良いからね。安心して大丈夫だよ。どんなことでも一緒に乗り越えられるように必要な準備も期間も考えるよ」という言葉掛けをし、緊張していたお子さんの表情も柔らかくなり、今後の準備の話はスムーズに進みました。

約3週間の復学準備期間と時間割や行事の兼ね合いでお子さんが戻りやすい日を復学日として決定しました。

「登校刺激」の翌日以降、「やっぱり行きたくない」などの話は出ることなく、学校と連携した復学行事や、カウンセラーと勉強の習慣を取り戻す練習、生活リズムの調整なども順調に進めています。

緊張や葛藤を抱えつつも、未来に向かって一歩ずつ進んでいます。

おそらく、前日の夜や当日の朝はとても緊張して「行きたくない」と言うかもしれません。

それでも「登校刺激」の日に泣きながら聞かせてくれた「戻りたいけど戻れない」が本心だと信じて、登校初日は怖いけれどその一歩を踏み出す勇気を与えていきます。

【保存版】PLSが行う支援!復学までの流れを改めて紹介します!
ブログをご覧の皆様、こんにちは。いであるです。今月も毎日、カウンセリングに走り回る日々が続いています。

不登校を「見守る」だけでは不十分

株式会社PLS 不登校を「見守る」だけでは不十分

こちらのご家庭がPLSの支援前に相談されてきた多くの専門家さんからは「無理はさせないで、今は好きなことをさせましょう」「元気が出るまで待ちましょう」「愛情を注いであげてください」「今は充電中なので見守ってあげてください」といったアドバイスを受けてこられました。

しかし、それだけでは将来の不安を払拭できないことがあります。

PLSの復学支援では、根拠のない単なる「見守りましょう」の対応ではなく、具体的な行動を促すアプローチを取っています。

見守って登校できるケースもありますが、多くは「どこまで見守れば良いのか」という明確なものが分からないからです。

復学を希望しているお子さん、そしてその将来を心配されている親御さんのために、私たちは全力でサポートします。

復学支援者から見た「不登校を見守るだけの危険性」を解説します!
ブログをご覧の皆様、こんにちは。いであるです。今回のお話は「不登校を見守るだけの危険性」についてです。考え方は色々あるのですが、弊社では不登校は見守るだけではなくアプローチをかけていくものだという考え方のもと、この記事を書いていきます。

【復学支援の事例】不登校に悩む家庭を救う登校刺激とは?「まとめ」

株式会社PLS 【復学支援の事例】不登校に悩む家庭を救う登校刺激とは?「まとめ」

こちらのご家庭は10月中に復学予定です。

今回のご家庭では、親御さんはお子さんが「戻りたい」と言うはずがないという考えを持っておられました。

しかし、実際蓋を開けると「戻りたいけど戻れない」という葛藤をお子さんは一人で抱えていたのです。

このようなご家庭は、これまでたくさん見てきました。

家庭だけでは解決できないこともあります。

「うちの子は学校に戻る気がないと思う」という親御さんでも、不登校にお悩みであれば一度ご相談ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

次回のブログでお会いしましょう。

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