” FUDO30 ” 不動峠を駆け登る 粋狂たる者たちの肖像
> 不動峠を自転車で登るサイクリスト、多々おります。
> 不動峠を自走するランナー、時たま見かけます。
> それを2つこなすデュアスリート、あまり聞いたことがありません。
辞書には、【酔狂・粋狂】 普通は人のしないようなことを、好んですること。ものずき。
とありますので、ここにいる面々はその部類に入るのではないでしょうか!?
まずは、毎月恒例の”月登り”からスタートです。
あとに” FUDO30 “が控えているからといって、手抜きしたなと思われないよう、気持ち長めにコース組みました。
今回は、80㌔の行程で、獲得標高1500㍍前後の予定です。
ツーリング向きのコースと、その後のRUNに備えた牽制が相まって、程よく刺激を入れる程度で進行してゆきます。
石岡から、笠間をかすめてフルーツランで筑バックし、裏不動で一気に追い込みにかかります。
この日最後の峠、裏不動向け「辻」交差点の緩やかな登坂区間からローリングスタート。
不動峠の頂上で”月登り”は解散!!まだまだ乗り足りない方はここから自主練習して下さい。
さてさて、ここから何名が再び駆けてここに戻ってくるのやら。
バイクをさっと収納し、ランニングシューズに履き替えて再び不動峠に向かいます。
トランジェット直後の平坦区間、チグハグな脚の感覚でかなりゆっくりに感じましたが、㌔6分ペースでまずまずの出足です!!
峠の入りは、㌔8分半を目安にしますが、勾配の変化とGPSの感度誤差でバラツキはじめます。
どのペースで走るにしてもそこそこ負荷はかかってしまうので、体感的に平均を保つように。
皆さんイイ脚してます、ヒラメ筋が活き活きしてますよ。
中盤を過ぎると不条理な負荷にもなれ、益々気分もハイになって
ここまでくるとタイムなんて関係ないです。もう走り切るしかですね。
目標通りの30分前後で完走です!!
こんなことやって何になるのか!?自転車とかランニングが直ぐに速くなるとは思いません、そんな事を気にかけないのが酔狂なのです。
ただ一つ確実なのは、その日のお酒は最高に旨い。下戸でも呑みたくなる・・・ハズ。
登り切ってゴールにならないのが、ランニング。
登りよりも下りの方が、局所的な筋肉へのダメージは大きかったりします。
脚のツッパリでブレーキがかからないよう上手く荷重を逃がし、綺麗な着地に神経を集中させます。
フォームとケイデンスの相乗が如実にスピードに現れます。
皆さんどの場面も表情がいいですねねー、苦しいのは承知の上で駆けだしているので、最後まで笑うしかないです!!
最後に、
唐突に思い立ったような今回のイベントに、これほどのメンバーさんが喰いついて頂いたのは嬉しかったです。
そして何より、私の入社以来のお付き合いになる、家入さんが「若い奴らに一泡吹かせてやる」と意気込んで走り切って下さったこと。
とても66歳の闘争心とは思えませんでした。脱帽です。
さて、次回の開催ですが、10月26日(土)月登りと併せてもう一度だけ開催したいと思います。
これを見て、一度くらいやってみようかと思った酔狂なあなたの為に。
それ以降は、また次の夏。寒くなると関節を痛めますので・・・
参加された皆様、ホントにお疲れ様でした、そして、ありがとうございました。 柏店 堀越でした。