スコット・ホール逝去。彼が遺したnWOと「レイザーラモン」 - 男マンの日記

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スコット・ホール逝去。彼が遺したnWOと「レイザーラモン」

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「オリジナルnWo」レイザー・ラモンことスコット・ホール逝去

あの一世を風靡したnWoのオリジナルメンバーであり、その前はWWEでレイザー・ラモンとして活躍していたスコット・ホールが現地時間3月14日、63歳で逝去されました。古巣のWWEからも追悼ツイート。

nWoは当時のWCW”ハリウッド”ハルク・ホーガン、スコット・ホール、ケビン・ナッシュの3人でスタート。ホールとナッシュのアウトサイダーズにヒールターンしたホーガンが合流し、新ユニット「New World Order」としてスタート。黒と白を貴重としたビジュアルが、当時の華やかな、蛍光色溢れるアメリカン・プロレスの中でかなり斬新だったこともあり、一気に一世を風靡する事になったのを覚えてます。

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一時期みんな着ていたnWoTシャツ。それだけ一斉を風靡したビジュアルのカッコ良さ、3人の不良性と破天荒さ。私はそれまでそんなにアメリカン・プロレスを追ってるわけではありませんでしたが(UHF系局でダイジェスト放送などしていたのを見た記憶がありますが、もうちょっと後の話かも)圧倒的に「陽」のイメージだったアメリカン・プロレスに黒と白モチーフ、どこか退廃的で刹那的なnWoは一気にそのイメージを変える強烈さを持ってました。というか、とにかく

3人とも圧倒的にカッコイイ!

これに尽きました。

ちなみにこっちはWWEでの復活nWoデビュー。

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そしてnWoは日本で「狼軍団」として活躍していた蝶野正洋が加入することで、「nWo JAPAN」として日本でもその勢力を広げ、新日本プロレスとWCW股にかけての活躍。この地続き感も新しく、ワクワクさせてくれました。nWo自体は割とあっさり分裂を繰り返して消滅、WWEで復活してザ・ロックVSハリウッド・ハルク・ホーガンというスペシャルマッチが実現しますが、WCWほどの旋風を巻き起こすことはなく終結。しかし、明らかに「一時代を築いた」ユニットであるnWo。そのオリジナルメンバーであるスコット・ホールの逝去は一つの時代の終焉を感じさせる出来事でした。

夢中にさせてくれてありがとう...。

 

 

「レイザーラモン」HG,RGとスコット・ホール

吉本興業所属、みんな大好き「レイザーラモン」、棚橋の学プロ時代の先輩でおなじみのRGと、学プロ仲間のHGが結成したお笑いコンビですが、もちろん「レイザーラモン」はスコット・ホールのWWF時代のリングネーム。ヤクの売人ギミックで楊枝をくわえて入場する、アクの強いキャラクターでした。

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そのかっこよさに憧れてコンビ名にした二人。その先輩のハチミツ二郎が、本人にその存在を話したときのエピソードをツイートしています。それがこちら。

そしてそれをうけてレイザーラモンRGのツイート。

そのキャリアの中で「ハッスル」でプロレスデビューもしている二人。その二人の美学にレイザーラモン、スコット・ホール、nWoは大きく影響を与えているはず。彼が遺したものとして、nWoに並んで日本のお笑いコンビ「レイザーラモン」も数えて良いんじゃないかと思います。

 

 

最後に、「水曜日のダウンタウン」でハリウッドザコシショウが「芸人が今まで一番面白かった瞬間は誰が見ても面白い説」であげた、レッスルマニア18でのストンコ戦でのスタナー受けを貼っておきます

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ザコシ「バカおもしれえだろ!」

こちらからは以上です!改めて、ご冥福をお祈りいたします。有難うございました。