ときどきの記 from 小樽
人気ブログランキング | 話題のタグを見る

道博『みんなの鉄道』、ついでにあの塔は?

北海道博物館で開催中の特別展
『みんなの鉄道 がんばれ!地域の公共交通』を
見てきました。

道博『みんなの鉄道』、ついでにあの塔は?_d0174510_15185943.jpg
道博『みんなの鉄道』、ついでにあの塔は?_d0174510_15202054.jpg
道博『みんなの鉄道』、ついでにあの塔は?_d0174510_15211264.jpg
まあ内容的には北海道のオーソドックスな鉄道史で、
特に目新しいところはなかったけれど、
常設展も含め、楽しんできました。

ところで道博に行ったついでに、
あれはどうなっているのか……。

道博『みんなの鉄道』、ついでにあの塔は?_d0174510_15260327.jpg
北海道百年記念塔の跡地です。
1970年、開道百年を記念して完成したが、
老朽化が進んで危険との理由で
2023年初頭から解体工事が始まりました。

解体が決まるまでは賛否をめぐる
さまざまな議論が報じられていました。
しかし解体工事が始まって以後は、
近くに行く機会がなく、
進捗を伝える報道もあまり目にしませんでした。

行ってみたら、何のことはない
ただの更地です。
「記念塔の記念」のようなものが
何かあるのか、と期待していましたが、
な〜んにもなし。
道博『みんなの鉄道』、ついでにあの塔は?_d0174510_15354602.jpg
最後に塔を見たのはちょうど5年前、
2019年8月でした。
道博『みんなの鉄道』、ついでにあの塔は?_d0174510_15371205.jpg
今は通路沿いの池に水はなく、
周囲の草地に雑草が目立って、
公園としての賑わいは見られませんでした。











# by wilderness-otaru | 2024-09-02 15:41 | できごと | Comments(0)

函館へ行こう【5】

函館の最終章は汐首山。
市街地から恵山方面に向かう途中にある山です。
標高はわずかに290m、地理院地図に
山の名は載っていません。

この山に何がいるかといえば、野生馬です。
むかし放牧されていたのが野生化したとか、
詳しく確かなことはわからないのだけれど、
とにかく自然のままに暮らしている馬がいると。

山への登り口は、国道から脇道に入った奥にありますが、
標識の類は何もなし。
下調べしておかないと絶対に行けません。
細い道を数百メートル進んだところでゲートがあり、
その傍らの狭いスペースに何とかクルマを停めます。
函館へ行こう【5】_d0174510_23224395.jpg
この道を進みます。
山頂部までずっと、こんな感じの簡易舗装が続くので、
あまり登山という感じはしません。
30分あまり歩いて見晴らしのいい山頂部へ。
馬はいるのか!?
函館へ行こう【5】_d0174510_23401335.jpg
馬の群れは山上の広い範囲を移動しながら暮らしているので、
当然ながら必ず見られるわけではありません。
YAMAPなどのレポートを見ても、
馬の姿はまったく見られなかったという人も
少なくはありません。

函館へ行こう【5】_d0174510_23283468.jpg
いた!!

アンテナの建つ付近に数十頭の群れがいます。

少しずつ近寄って行きましたが
人を恐れる様子はまったくなし。
それどころか近寄ってくる馬も。
函館へ行こう【5】_d0174510_23325674.jpg
ニンジンなどを与える人もいるらしいので、
けっこう慣れているようです。
函館へ行こう【5】_d0174510_23313624.jpg
函館へ行こう【5】_d0174510_23315246.jpg
ちょい、近いってば!
函館へ行こう【5】_d0174510_23333226.jpg
小一時間ほども馬を見ながら
楽しい時間を過ごしました。

函館へ行こう【5】_d0174510_23375419.jpg
函館へ行こう【5】_d0174510_23381623.jpg
函館へ行こう【5】_d0174510_23383510.jpg
函館へ行こう【5】_d0174510_23393836.jpg
でもいつのまにか群れは森の方に移動して行き……
函館へ行こう【5】_d0174510_23344925.jpg
気がついたら、どこにも見えなくなりました。
あと1時間遅く着いたら馬を見られなかったわけで、
ラッキーでした。

函館へ行こう【5】_d0174510_23405868.jpg
帰り道、今度はシカを見ました。









# by wilderness-otaru | 2024-07-09 23:41 | 北海道の各地 | Comments(0)

函館へ行こう【4】

函館では湯の川温泉に1泊しましたが、
翌朝、出掛けたのが温泉街からほど近い湯倉神社。

旅先では神社にわりとよく行きます。
信仰心は薄いのだけれど、
建物や狛犬、灯籠など由緒ものを見るのが楽しいです。
函館へ行こう【4】_d0174510_00175288.jpg
場所柄なのか、旅行者らしき人が多く
けっこう賑わっていました。
函館へ行こう【4】_d0174510_00190353.jpg
手水鉢は自然石。
一枚岩ではないようですが。
函館へ行こう【4】_d0174510_00200004.jpg
ご神木、大きなオンコの木です。
函館へ行こう【4】_d0174510_00204917.jpg
函館へ行こう【4】_d0174510_00211845.jpg
狛犬は新しそう。
けっこう今風というか、ポケモン風というか……。
函館へ行こう【4】_d0174510_00223062.jpg
縁起物の品揃えも豊富。
御朱印だけはいただきました。









# by wilderness-otaru | 2024-07-04 00:23 | 北海道の各地 | Comments(0)

函館へ行こう【3】

翌朝、まず行ったのは笹流ダム。
市街地の外れにあるダムですが、
バットレスダムという
珍しい工法で造られたダムです。

去年の夏にも訪れましたが、
ダム周囲の雰囲気もなかなかステキで
再訪してみることに。

独特な姿の堤体が見えてきた。
函館へ行こう【3】_d0174510_12035194.jpg
ここから森の中の道をひと登りして
ダム上に進みます。
函館へ行こう【3】_d0174510_12004458.jpg
函館へ行こう【3】_d0174510_12010635.jpg
木のほとんどは杉です。
杉は道南地方にしかないので、
なんだか違う国に来たような感じ。

函館へ行こう【3】_d0174510_12060507.jpg
堤体は本当に薄いです。

函館へ行こう【3】_d0174510_12052329.jpg
全体像を見るには上空から。
函館へ行こう【3】_d0174510_12072559.jpg
函館へ行こう【3】_d0174510_12075149.jpg
函館へ行こう【3】_d0174510_12083787.jpg
函館へ行こう【3】_d0174510_12092616.jpg
函館へ行こう【3】_d0174510_12095447.jpg

笹流ダムについては去年の記事で詳しく書いたので、











# by wilderness-otaru | 2024-06-22 12:11 | 北海道の各地 | Comments(0)

函館へ行こう【2】 トラピスト修道院&函館公園

八雲を過ぎて南下、函館市に近付きますが、
そのまま市内には入らず西側にそれ、
向かうのは北斗市の渡島当別。

トラピスト修道院を目指しました。
函館へ行こう【2】 トラピスト修道院&函館公園_d0174510_22214693.jpg
建物に向かって一直線に伸びる並木道が有名。
500mほどもあり、おもに杉の木、それに
ポプラも交じっているようです。

函館へ行こう【2】 トラピスト修道院&函館公園_d0174510_22260598.jpg
建物には入れません。
函館へ行こう【2】 トラピスト修道院&函館公園_d0174510_22295215.jpg
このあと函館の市街地へ。

函館公園に寄りました。
函館へ行こう【2】 トラピスト修道院&函館公園_d0174510_22343800.jpg
古色漂う洋館は、旧博物館。
1号、2号と建物は2棟あります。
函館へ行こう【2】 トラピスト修道院&函館公園_d0174510_22364110.jpg
どちらも下見板張り、白亜の美しい建物です。

この函館公園内で、もうひとつの見どころといえば
「こどものくに」
その名のとおりの遊園地ですが、
今どき珍しい古風な乗り物がたくさんあります。
函館へ行こう【2】 トラピスト修道院&函館公園_d0174510_23193894.jpg
なかでも観覧車は昭和31年に営業開始、
日本最古をうたっています。

小樽にもこれにそっくりな観覧車がありました。
函館のは搬器が8つという小ささですが、
小樽はさらに小さく、搬器がわずか6つ。
でも外見はよく似ていて、
初めて函館の観覧車を見たときは
びっくりしました!

小樽の観覧車は昭和33年、
函館よりは少し後の完成でした。
しかし2006年には営業終了で、
解体されてしまったのが悔やまれます。

函館へ行こう【2】 トラピスト修道院&函館公園_d0174510_23281843.jpg
函館へ行こう【2】 トラピスト修道院&函館公園_d0174510_23283900.jpg
行ったのが土曜日とあって、
なかなかの盛況でした。
しかし遊具はどれも大人1回350円と、
けっこういい値がします。

小樽の末期は1枚60円の回数券、
観覧車は2枚必要で120円と
値段も昭和的でした。


園内にはこれもなつかしい感じの
小さな動物園があります。

クジャクがいました。
クジャクといえば羽根を拡げるのを
ず〜っと待つ、ということが
遠い昔にはあったような……。

と思っていたらラッキーなことに、
見事な羽根を見せてくれました。
函館へ行こう【2】 トラピスト修道院&函館公園_d0174510_12183813.jpg











# by wilderness-otaru | 2024-06-20 23:33 | 北海道の各地 | Comments(0)