ときどきの記 from 小樽
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「日浦洞門」を通ってみた

函館市街から恵山方面に向かいました。
メインの道路は国道278号ですが、
途中に1箇所、国道が山側を通り、
海沿いの旧道が残された区間があります。

険しい断崖が海岸に迫っているため
道路には狭いトンネルが連なり、
ちょっとした秘境的(?)趣のある道です。
西側(函館市街側)の旧道入口付近。
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道はけっこう狭い。
けれどバスも通るらしいです。

道が開かれたのは昭和4年。
今は7つのトンネルが狭い範囲に連なります。
いずれも長さは数十メートル程度と短いもの。
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途中には1箇所、けっこう大きな集落があります。
だからバスが通るわけか……。

飛ばしてみました。
上空から見ると、短いトンネルが連続する様子が分かります。
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「日浦洞門」を通ってみた_d0174510_23532330.jpg

日浦洞門について詳しくはこちらのサイト(外部)を見てください。





# by wilderness-otaru | 2024-11-21 23:56 | 北海道の各地 | Comments(0)

函館・外人墓地

函館に行ってきました。
6月以来、今年2回目。
着いた日の夕方、外人墓地を訪ねました。
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公的には「外国人墓地」というようです。
以前は外人……でしたが、ガイジンってどこか侮蔑的・差別的なニュアンスが漂うせいか、
最近は他の文言でもあまり使われなくなっているようです。
でも「外人墓地」は古くから使われてきた言葉だから、安易に変えるのはどうかなと思います。

それはさておき、函館の外人墓地は港を見下ろす
心地よい場所にあります。
墓地に近い一角にある印象的な建物。
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明治18年に建てられた旧検疫所です。
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現在は〈ティーショップ夕日〉という喫茶店になっています。
訪れたのはまさに夕日のきれいな時間でしたが、
日没の1時間前には入店終了ということで、入ることはできませんでした。
この店は今月末(2024.11)で閉店するのだそう。となると建物のその後が気になります。
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海を隔てた山の向こうに日が沈み、飛行機雲が伸びていきました。













# by wilderness-otaru | 2024-11-19 23:20 | 北海道の各地 | Comments(0)

積丹・ローソク岩

カヤックを漕げる季節も残りわずか。
今年は休みが少なく、天候のコンディションがなかなか合わず、
海に出た回数はわずかでした。

このシーズンの最後として余市・白岩海岸へ。
風がやや強めだったので最初は湾内でのちょい乗り程度のつもりでした。
例の洞窟に“お参り”して、帰ろうかと思いましたが……。
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遠くに見えるローソク岩に、なんだか呼ばれた気がして。
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つい漕ぎ進んでしまいました。
白岩海岸からは片道2.5kmくらいか。
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高さは40mあまり。
昭和初期に大きな崩落があり、現在の細〜い姿になったらしい。
崩落前は今の何倍も太い、ずんぐりした姿でした。

白岩海岸に立つ、この岩もおもしろい。
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有名なえびす・大黒岩です。
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# by wilderness-otaru | 2024-10-25 23:44 | シーカヤック | Comments(0)

大型船、来たる。

今シーズンはクルーズ船をあまり見ていませんが、
ちゃんと来ています。
今シーズンからは第三埠頭が改修されたため、
従来は勝納埠頭に入っていた大型船も、
こちらに入れるようになりました。
勝納埠頭は市街中心部から遠いという難点が
これで解消されたわけですね...。

先日(2024.9.7)、第三埠頭に入っていたのが
小樽初寄港となる〈カーニバル・パノラマ〉。
名前からしてなにやら賑やかな感じですが、
約13.39万トンと、でかい!
ダイヤモンド・プリンスが約11.6万トンだから
過去最大クラスでしょう。
大型船、来たる。_d0174510_23592343.jpg
後方ではちょうど、新日本海フェリーの船が
出て行くところ。

シーズン初めに発表されたクルーズ船入港予定表では、
この船の停泊場所が勝納or第三で未定となっていました。
埠頭改修後、最大の船だから調査が必要だったのかも……。

大型船、来たる。_d0174510_00032928.jpg
第三埠頭の場合、船の真横までは立ち入れないので
写真はこんな感じしか撮れません。
勝納の方が、真横から船を見渡せて
絵的には良かったんだけど……。

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# by wilderness-otaru | 2024-09-14 00:07 | できごと | Comments(0)

道博『みんなの鉄道』、ついでにあの塔は?

北海道博物館で開催中の特別展
『みんなの鉄道 がんばれ!地域の公共交通』を
見てきました。

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まあ内容的には北海道のオーソドックスな鉄道史で、
特に目新しいところはなかったけれど、
常設展も含め、楽しんできました。

ところで道博に行ったついでに、
あれはどうなっているのか……。

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北海道百年記念塔の跡地です。
1970年、開道百年を記念して完成したが、
老朽化が進んで危険との理由で
2023年初頭から解体工事が始まりました。

解体が決まるまでは賛否をめぐる
さまざまな議論が報じられていました。
しかし解体工事が始まって以後は、
近くに行く機会がなく、
進捗を伝える報道もあまり目にしませんでした。

行ってみたら、何のことはない
ただの更地です。
「記念塔の記念」のようなものが
何かあるのか、と期待していましたが、
な〜んにもなし。
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最後に塔を見たのはちょうど5年前、
2019年8月でした。
道博『みんなの鉄道』、ついでにあの塔は?_d0174510_15371205.jpg
今は通路沿いの池に水はなく、
周囲の草地に雑草が目立って、
公園としての賑わいは見られませんでした。











# by wilderness-otaru | 2024-09-02 15:41 | できごと | Comments(0)