大好きなAKOMEYA散策中、気になるモノを発見。東京名物雷おこしの専門店がおこし製法で作ったプラリネ。
ちょうど何かしら固いものが食べたかった私は、ピンっときて即購入。
篠原製菓
キャラメルアーモンドプラリネ 692円(税込)
創業昭和33年のおこし専門店、篠原製菓が誇る伝統のおこし製法。それは食材と食材を組み合わせて蜜で固めて成型するという独特の製法。
それを現代人のニーズに合うように進化させたのが、今回のプラリネです。
『伝統にユーモアを』
実はこのフレーズに惹かれたんです。伝統を守りながら、常に面白い取り組みをする企業って大好き。
原材料を見て驚くのは、もはやおこし的なメイン要素、お米やパフがないこと。
中身は個包装。10個入っていました。美味しいけれど手が汚れたり、食べにくい、と感じることの多いおこし。
だからこそ、食べやすいと感じる最大限の大きさで、それでいてロスのない最小限で設計されています。
通常おこしに使うナッツはピーナッツが主流でしたが、価格が3倍になるアーモンドに変更。安価な菜種油から酸化しにくい100％米糠由来のこめ油に、上白糖から北海道産てん菜糖に。
健康に配慮した原材料選びにシフトした結果、大ヒットしたのだそうです。
このサイズ感。試行錯誤を重ねたと言うだけあって、完璧です。手に持ちやすくて、口に入れやすくて、そして人に配りやすい。
アーモンドにピスタチオ、ココナッツ、クランベリーとプラリネとしては決して珍しくないものですが、食感が最高なんです。
歯にくっつかず、ボロボロこぼれず、固すぎず、柔らかすぎない。これは、食べる人のことを考えなければ、生み出せないテクスチャだと思う。
カリっとして、香ばしくて、甘くて。見事に、ちょうどいい。
会社の人とか、お隣さんとか、特別じゃない日常に、『ねーひとつ、食べてみて』って思わず誰かにあげたくなるお菓子です。
東京名物雷おこし。
これからも応援します。
ちなみに今は第5世代まできているそうで、これから先も進化は止まらなそう。
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