早場米の産地を除いて、大型連休以降、各地で田植えが始まりました。また、私の地元の和歌山では、梅や柑橘など果樹の摘らい、摘果などの作業があり、私も行いました。
来年5月の農協改革集中推進期間の期限まで残り1年です。各JAは真剣に自己改革に取り組んでいますが、改革そのものを組合員、農家の皆さんが実感して初めて実践できたことになります。認定農業者を含めて、改革の進捗を理解してもらうため、情報発信などの「見える化」を進めます。
自己改革の一環として、農業者の所得増大に向けた取り組みが各JAで行われています。全中としても輸出促進のために、諸外国の検疫などの非関税障壁の撤廃・緩和を日本政府に要請してまいります。
私の地元のJA紀南では、5月から清見オレンジ、はっさく、南高梅のドライフルーツの販売を開始しました。将来的には輸出も視野に入れて取り組んでいきたいです。
農業者の所得増大、農業生産の拡大などの農業振興と共に地域活性化は、自己改革の基本目標です。食と農を基軸として地域に根差した協同組合であるJAにとって、生活インフラ機能を果たすことは大事な役割です。