Blue-rumped pitta.和名はコシアオヤイロチョウでいいんですかね?
Cattienでの本命はミドリシマヤイロチョウだったのですが、この鳥も可能性はあるとのこと。
しかし難易度は高いらしく、Tang君によるとメスはしばらく前にでてきたけれど簡単ではなく、オスはレアで見られれば幸運という話でした。
どちらにしてもあまり期待できなそうな雰囲気です。
待つのはジャングルに設営されたブラインドの中。初日からギックリ気味の腰にはありがたい状況でしたが、案の定初日はコルリと
ノドアカヒメアオヒタキが遊んでくれたくらいで撃沈。
それはそれで青いの2羽並びとかも見れてそこそこ楽しかったんですけどね。
Blue-rumped pittaは遠くで鳴き声が聞こえたくらい。まあ見れたら超ラッキーって位の気持ちだったし、その前にミドリシマヤイロチョウはたっぷり撮っていたので、あとは明日にかけてこの日は撤収。
翌朝、まだ暗いうちから痛い腰をかばいつつポイントに行き、ブラインドの中で待機してほどなく、Tang君が「Pitta!」と小声で前方の広場を指差しました。まだ暗くて輪郭も朧な森の中にうごめく大き目の鳥影はBlue-rumped pitta!?まさかの登場に大興奮ですが、SSはISO12800でも1/3とか。大体肉眼でもはっきりとその姿は分かりません。
ここはD4を信じて、できうる限りのブレ防止対策をしてシャッターを切ります。
そしてモニターに浮かび上がったのはメスのBlue-rumped pitta!正直会えるとは思っていなかったので非常に嬉しいです。
幸い長期滞在してくれたので、ISO5000でSS1/10くらいまで持ってくることができました。
いままであまり良いと思っていなかったD4の高感度、なかなかです。もっとも相手との距離がメチャ近って事もありますが。
やがで飛び去ったBlue-rumped pitta、しかししばらくすると戻ってきてくれました。ん?なんか今度のは色が濃いような・・・オスじゃないですか!!!うわ~めっちゃ綺麗だ~
まさかまさかのオス登場にまたもや大興奮。すぐにメスも復帰して2羽体制という贅沢なシチュエーションとなりました。でもメスが邪魔でオスが撮れない~
最初はすごく綺麗だと思っていたメスも、オスをじっくり見たあとだと少々色あせて見えちゃうのはしょうがないですね。ついついオスを撮っちゃいます。
Blue-rumpedの所以の青い腰、いい色ですなあ。
そうこうしているうちにさらに日は昇り、新兵器D810も投入。
心行くまでBlue-rumped pittaを堪能する事ができました。
しかし一回の遠征で2種のヤイロチョウを見れるなんて、本当に夢のようでした。
座りっぱなしだったから腰にも優しかったしね。