畏敬の念を感じた神社での献花体験 - 宇奈月ブログ

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畏敬の念を感じた神社での献花体験


(写真撮影禁止なのでphotoACより拝借)


朝、ある丘にある神社の境内には、
祠が有って、定期的に毎月献花する
習わしがある。

その祠に信者ではないが、今回
献花する仕事で、代理を頼まれて
私は献花に行った。

自転車と電車で現地に着いた。
約束の時間前10分前、作業に
行ったが、すでに色とりどりの花は、
左右対の束状に括られていて、
清潔そうなバケツに整えられ、
水の中に整えられていた。

誰でもが自然に花壺に花を
生けられるようになっていた。

こんな経験がない私としては、神社と言う
構えに対して、自然と畏敬の念を感じた。
何とはなしに、背筋が伸びて、顔に当たる
空気が、心なしかピンと張りつめたようにも
感じた。

とりあえず、しっかりと手を清めて
対の花束を手に携えて、社の正面に
向きながら、左右の花壺に左から
供えた。
剃れば済み、
1呼吸終えて、正面を見据えて2礼して
小さな祠を後にした。

小さな祠の様であったが、10畳敷地
の中に小さな社が祭られていて
すだれ格子様の門構えは、微かに本体
が透けているが、しっかりと施錠
されている様にみえた。

思えば、たった20分程度の時間だったが、
家での仏壇に献花する場合に感ずる思いや、
感情とは違った感覚の、すがすがしくなる
体験に、役目を終えて帰宅の自転車のペタルが
軽くなったような気がした。


ありがとうございました。


完。