6月は紫陽花の季節。 - 宇奈月ブログ

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6月は紫陽花の季節。


自家物

6月の花と言えば、代表として紫陽花が
挙げられます。
そして、アジサイの季節になりました。
全国各地で有名なアジサイを見るツアーなどが
開催されています。

開催地が、さまざまな媒体で宣伝されていますね。
例えば、駅の旅行観光案内所や電車の吊り広告など、
インターネットでもアジサイのなどの
季節にちなんだ宣伝が目立ち始めています。


関西では、奈良県の「矢田寺」
「矢立寺大門坊」、などがあり
矢立寺は紫陽花の発祥の地と呼ばれています。
そのため力の入れようは大したものです。

かって、私は参拝したことがあります。
そのほかにも一般に格式のないところでは
府民の森ぬかた園(大阪府)も
楽しましてくれます。

鎌倉や奈良の「長谷寺」は特に有名ですね。
ここも大いに鑑賞ができます。

紫陽花を主に観光業に据えてバスツアーなどを
開催していた「あじさい観光株式会社」は
新型コロナウイルスでインバウンドの激減
を受けて2021年に倒産したことは、
さみしいところです。

だが、最近は、コロナウイルスの影響も減って、
観光業も盛りを盛り返していると聞きますと、
うれしくなります。

アジサイの花の漢字表記は「紫陽花」となりますが、
漢字を初めて見る人にとっては読めないかもしれません。
この花はこんな色だとイメージで覚えれば、
「紫陽花」を読まなくても花を推測
できるでしょう。

紫陽花は別名「いろの七変化」と
言われるようです。
株の中では「ヤマト紫陽花」が
知られています。

色と言えば、同じ花でも土壌によって
その咲く色がい大きく変わることが
あります。

アジサイは土植えでも鉢植えでも、
土の構成成分によって
花の色がまったく異なる咲き方を
します。

紫陽花は土壌のアルカリ、酸性により
花の色が大きく変わります。

紫陽花の色はもともとアントシアニン
色素を持っていて、本来はピンク系ですが、
土壌にAI(アルミニュウム)があるときは、
特に、土壌にAIが多い時で、アルカリ性
(phが6~6.5)の時は、持ち合わせている
アントシアニンがAIと反応して
色は青色になります。
それ以外の時は、変わらないピンク系
になります。

因みに
酸性―0~6.9
中性―7
アルカリ―8~14
と分けられます。

家にも紫陽花はありますが、
年により色が違う時があるのは、肥料や、
水の影響もあるのでしょう

紫陽花は、観光で楽しみもよいですが
育てるのもなかなかいいものですね。


ありがとうございました。



完。