桜が満開が終わろうとする今年4月初めでの出来事ある。
その日の暮れ時、わたしは最後の桜の記録を撮ろうと川沿いに出る
道を急いだ。
付近の景色は数時間たてば、日も落ちて撮影はできないだろうと
現場に急いだ。到着した時、まだ十分に映像が撮れる時間に
間に合つたので、ほっとして、一枚目を撮った。まだ心臓の
動悸が続いていたが、2枚目も取れた。15枚ほど撮ったその時、
中年の人なっこい男性が近ずいてきた。
男性: 大将、お写真ですか。
私: はい
男性: ここは良くカメラで撮りに来られます。
私: そうですか。
( 時間ないのにーー独り言)
男性: 他の人はもう少し向こうから撮ってましたよ。
私: このサクラも好きですから。すんだらあちらに回ります。
男性: 写真は知らんですけど、撮り方あるんですか。
(--15枚ほど撮って一休み暗くなってきて、急がないと撮れない(独り言))
私: 近所の方ですか。
男性:ついそこですわ。
私: 毎年桜見られて、よろしいですね。
男性:笑いながらーーまあ。それは、ありますね。
祭りもあるし、小さいけど夜市もありますから。
私: 賑やかになるんですね。
男性:そうなんです。皆さん嬉しそうに楽しみされていますよ。
でもそのあとが大変なんで、主催者の道具などのかたずけが
ありましてもっと大変なのは、桜が散る時の大量の花弁も
掃除に困りますし、雨の後、花弁が道に張り付いて掃除が
面倒です。---まあ、しょうがないでしょう。
諦めているような笑いごえでほほえんだ。
私: そうですなあ。
ーーそれ以上の言葉が出なかったーーーわたしたちの楽しみの陰で
ご苦労があるのとはわかっていたが、直接聞くと心痛いきがした。
何かお手伝いできることが在れば、できればゴミを自分で
持ち帰る等、すれば少しは現場の手助けになると考えながら。
私: では、かえりなすw。写真処理しないと。ではーーーー。
男性:じゃ。お気をつけて。
なんだか、カネラの撮影がルポライターの様そうになってきたので、
早々と切り上げた。
完。