関東日帰り23春-内房編(3) 内房線 浜金谷駅 ~屋根の青が映える大正期の木造駅舎・・・"房総型駅舎"~
東京湾フェリーで金谷港までやってきました。最寄りの駅まで歩いて向かいます。
国道127号を横切って住宅地の道を進んでいくと、奥まったところに駅が見えました。
内房線の浜金谷駅に到着です。
浜金谷駅は千葉県富津市金谷にある内房線の駅。
金谷は海と山に囲まれた街。西に進めば東京湾フェリー乗り場。南に進むと漁港がありますが、その山側には鋸山ロープウェーの鋸山山麓駅があります。駅から歩いて8分ほどだそうです。
鋸山は標高329.5メートル、正式名は「乾坤山」というそうです。山頂からの展望「地獄のぞき」などがよく知られていると思います。観光なら立ち寄っておきたいスポットですね。ロープウェイも踏破対象路線であれば間違いなく行くところです^^;
駅舎は街の広がる海向きにあります。
駅は1916(大正5)年10月に上総湊からの延伸により開業。駅舎は1924(大正13)年10月改築のものだそうです。
大正期のものによくみられるタイプの木造駅舎だと思います。水色の屋根もイイですね。このタイプは内房・外房線に残る古くからの駅舎に多い印象です。個人的には"房総型駅舎"と勝手に命名しています(微)
跨線橋から駅舎の様子。屋根の青が映えます。
方角的には奥が鋸山だと思いますが、山頂はもうちょっと左のほうか。
ホーム側からの様子。いい駅舎でかつ立地もクリアなので何枚も撮ってしまいます^^;
駅構造は島式ホーム1面2線で左(海側)から1~2番。
館山方からの様子。ホーム上に待合室がありますが、上屋は無く開放的な印象です。
駅に到着した直後、2番線に館山行きが到着しました。E131系のR01編成。
計画時には間に合わないと思っていた列車なので、ここは計画通りスルーします。
振り返って館山方面。出発を見送ります。
奥がまさに鋸山になるのかなと思います。内房線はロープウェイの鋸山山頂駅のほぼ真下をトンネルで抜けています。
少し待っていると1番線に上り列車がやってきました。
上総湊止まりです。これに乗車して内房線の駅巡りを始めようと思います。
乗車車両は4連先頭のクハE130-82。E131系のR12編成です。久々に内房線に乗車することになりますが、房総エリアもE131系ばかりになったようですね。果たして209系に出会えるかどうか・・・。