西日本完乗への道-岡山香川編(39) 岡山電気軌道東山本線 (東山停留場→岡山駅前停留場) ~チャギントンとたま電車~
柳川停留場から東山本線を走って終点の東山停留場にやってきました。
東山停留場は岡山電気軌道東山本線の終点。正式名称は数年前に改称されて「東山・おかでんミュージアム駅停留場」といいます。「駅」がつく珍しい名前です。ちなみに駅名に「駅」がつくものとしては、一畑電車の湖遊館新駅駅がよく知られていると思います。
停留場は東山通りの道の真ん中にある相対式ホーム2面2線の構造。乗車ホームと降車ホームを分けています。
線路終端側からの様子。右(北)が降車ホームで左が乗車ホーム。
客を下ろした電車は一旦終端側に待避。
折り返して乗車ホーム側に入線、岡山駅前行きとなります。
ちなみに奥に見える森が東山公園。右奥の赤い建物が駅名にもある「おかでんミュージアム」です。
線路はこの先で2つに分かれていて、右に曲がると「おかでんミュージアム」のある側の車庫、左に曲がると北側の車庫に繋がっています。
こちらが南側にある車庫。
左にある「おかでんミュージアム」はお子様向けのようですね。入場は遠慮しました・・・。
南側車庫から見た停留場の様子。
一方こちらが北側の車庫の様子。車庫というより駐車場のような感じで車と一緒に並んでいます。
真ん中にチャギントンがいました(笑) 私はチャギントンを知らなかったのですが、ある方のブログで知りました。子供には大人気のようですね。
そういえば朝から何も食べてませんでしたが、まだ地味~に腹痛があるので食欲はあまりありません。停留場のそばにデイリーがあったのでパンとコーヒー(と沈痛薬)をイートインで軽くいただくことにしました。そこからは停留場がよく見えて、何本かの電車が折り返していくのを眺めることができました。
さて、帰りますか~。
乗車するのは岡山駅前行きの"7201"。7200形で元大分交通別大線の500形車両だそうです。
東山本線をカクカク曲がりながら西進すること約18分、終点の岡山駅前停留場に到着です。
岡山駅前停留場は東山本線の起点の停留場。奥に見える岡山駅の東口に突き当たるような形で、桃太郎大通りの真ん中にある2面3線の構造です。これが少し面白い構造で島式ホームの2面が縦並びになっています。
上画像↑手前にある上屋付きホームは降車専用ホームで反対側は柵で仕切られています。
降車ホームに停車した"7201"。
そして奥のほう、つまり岡山駅に近い側に乗車ホーム1面2線があります。
降車ホーム側から見た乗車ホームの様子。
客を下ろした"7201"が東山行きとなってそのまま入線。手前にクロッシングがあります。
こちらは前々日に訪問した時の様子。
線路終端側、つまり岡山駅側から。左(北)に清輝橋行き、右に東山行きと系統で乗り場を分けているようです。
停留場は岡山駅から少し距離があるので、乗換えには時間がかかります。これを解消するために岡山駅前広場への乗り入れが検討されているそうです。富山駅のような乗り入れまではさすがに難しいか?
停車中の清輝橋行き"7001"、たま電車。
そういえば岡電を巡っているときに「たまバス」という耳付きバスが走っているのもよく見かけました。両備バスだそうです。後ほど思い出したのですが、「たま電車」といえば和歌山電鐵。和歌山電鐵も岡電と同じ両備グループでしたね。
岡電の完乗を果たした後は、岡山駅に向かい東京への帰路につきます。