東鹿越駅から新得行きの代行バスに乗車しました。
一番最後に乗車したのですが、一番前の席が空いてました。ラッキー^^;
バスはまず「かなやま湖」と線路に挟まれた道道をしばらく進みます。
町に出てくると幾寅駅に到着です。
幾寅駅は空知郡南富良野町の代表駅ですが、3年前から列車発着の無い悲しい駅(悲)
車窓から駅舎の様子。おや?幌舞??
この駅舎は健さんの映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ用に改装されたんですね。映画の中では「幌舞駅」として登場しています。知らない人が見たら、あれ?って思います。映画はまだ見たことが無いので見ておこうと思います(笑)
ちなみに同じような駅だと、留萌本線の恵比島駅を思い浮かべます。あちらは「明日萌駅」と呼ばれていました。
そして、駅前広場には同じく映画で登場したキハ40-764が頭だけの悲しい姿で保存されています。
この駅では学生が下車するものとばかり思っていましたが、予想に反して乗降は一切ありませんでした。
しかし駅を出発するとすぐ、国道沿いのセブンイレブンの前でバスは停車。学生は全員下車していきました。後ほど地図で確認してみたところ高校がすぐ近くなんですね。バスの利点はこういったところにあります。
車内は私を含めて3名ほどに落ち着いて出発です。
バスはほぼ線路沿いの国道38号を東に進み、ある場所で左折すると落合駅の駅舎が見えてきました。
落合駅は空知郡南富良野町字落合にある無人駅。かつてこの先の新得駅までが旧線ルートだった時代は、峠越えを控えたSLの拠点となる駅だったそうです。この駅にも二度と列車は来ないのでしょうか・・・。
乗降ゼロで出発です。ここからの国道は線路から北方に離れて狩勝峠に向かいます。
線路と国道の地図はこちらを参照→→2016年夏 根室本線 (富良野駅→新得駅) ~広内信号場~
落合~新得間は営業キロで28.1kmという長い駅間距離があります。
狩勝峠は深い霧に包まれていて視界は最悪でした。
狩勝峠を越えるとバスは国道を逸れて、「十勝サホロリゾート」に立ち寄ります。ここで1名乗車。
その後は国道を南下して終点の新得駅に到着です。東鹿越からは1時間10分ほどのバス旅でした。
この駅では10分ほどの接続で帯広行きに乗り換えです。駅構内にはここでも「なつぞら」の主題歌が流れます・・・(笑) ここはもう十勝地方でしたね。
乗車するのは3番線に停車中のキハ40-1740単行。お隣の側線にはタラコキハ40-1758がいました。
9:27発の札幌行き「スーパーとかち4号」が1番線に到着後、こちらの出発となります。
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風来梨
落石駅
こんばんは。
2年前の春に列車の来ない駅・落合駅を訪れたのですが、「列車が来ない駅」から「人の寄り付かない駅」になっていましたね。 駅の外にある公衆トイレなんぞは、長く人が使った形跡が無かったようで、トイレのあの臭いさえ消えてカビ臭いコンクリート臭になっていたし、駅は綺麗に清掃されていたのに、使われている形跡は皆無でした。
代行バスも駅ロータリーには入らず、国道沿いのバス停に停まっていたようですし。
何か、人が寄りつかないように仕向けられている感じがしましたね。 跨線橋を封鎖したビニールシートやまだ微かに油の乗ったレールと道床は、昨日廃止となった駅の様相を感じる重苦しい駅訪問でしたね。
『路線の思い出 第232回 落合駅』
https://furai58.blog.fc2.com/blog-entry-1295.html
●kuromaru
きゃみ
Re: 落石駅