北海道完乗の旅19夏(30) 釧網本線 (標茶駅→藻琴駅) ~道東を縦断してオホーツク海へ~
標茶駅を出発した列車は釧網本線を更に北上します。ここからはしばらく車窓からの撮影です。
まずは磯分内駅。
南弟子屈駅。貨車駅舎の無人駅。
そして摩周駅に到着です。ここでは数名ほどが下車していきました。
摩周駅は川上郡弟子屈町の代表駅。みどりの窓口もある駅員配置駅で立派な駅舎があるようです。元々は弟子屈駅といっていましたが、1990(平成2)年11月、摩周湖への玄関口ということから今の駅名に改称されました。正直、この駅名にはあまりなじみがありません。
美留和駅。森の中に佇む無人駅。「びるわ」と読む変わった駅名です。ここにも貨車駅舎がありました。
川湯温泉駅。
無人駅なのですが外観が素晴らしい立派な駅舎があります。木彫りの熊がお出迎えしてくれます。
この駅には前回訪問時に下車しました。といいますか、列車がこの駅止まりだったので乗り継ぎする必要がありました。この先、川湯~緑の間は1日3往復しかなかったんですよね・・・。現在はちょっと増えて5往復あるようです。
当時の駅名は「川湯駅」といっていました。
その時の駅舎の様子(1986年12月20日撮影) 真っ暗でわかりにくいですが、現在もこの駅舎のようです。
川湯温泉駅を越えると釧網本線の運行上の分水嶺、鬱蒼と茂る森の中を進んで行きます。森を抜けて北上していくにつれ青空が見えてきました。北海道に来て初めて見る青空です。
そして緑駅に到着です。2面2線の無人駅。ここで列車交換がありました。
緑駅を出ると前半の釧路湿原とはうって変わって、のどかな農園風景が広がります。晴天♪
札弦駅。北海道っぽい駅名の無人駅。
広々とした農園の向こうには斜里岳が見えます。この茶色っぽいのはなんでしょうかね??
清里町駅に到着。
こちらは一転して北海道らしくない駅名ですね。しっかりした駅舎がありますがここも無人駅です。
次の南斜里駅はなんと通過。1面1線の元々からの無人駅。2021年に廃止が予定されているそうです・・・。
南斜里駅を通過するとすぐに中斜里駅に到着。
かつてはホクレンの製糖工場への専用線が分岐していたそうですが、今は寂しい無人駅。
そして知床斜里駅に到着です。多数のお客が乗車してきました。
知床斜里駅はオホーツク海に面した斜里郡斜里町の代表駅でみどりの窓口のある駅員配置駅。道東を縦断してついにオホーツク海に出てきました!
前回訪問時は5分間の停車の間に下車印をもらっていましたが、当時は「斜里駅」といっていました。釧網本線には改称された駅が結構ありますね。この駅からはかつては国鉄根北線というローカル線が越川まで延びていたそうです。
知床斜里駅を出発すると知床半島に背を向けてオホーツク海沿いに西進をはじめます。知床の海は青かった~。
止別駅。大正時代の開業時からの駅舎が残ります。下車してみたい駅ですね。
浜小清水駅。無人駅ではありますが、道の駅が併設された駅舎です。
原生花園駅。夏のシーズンにしか開設しない臨時駅で、小清水原生花園の最寄駅。
原生花園~北浜間の左側の車窓風景。右にオホーツク海、左に濤沸湖という隘路を進みます。撮影は失敗なのか成功なのか踏切が写っちゃいました・・・。
北浜駅 。この駅から網走市に入ります。
この駅は映画のロケ地としてよく知られてますね。後ほど訪問したので詳細はまた~。
そして列車は藻琴駅に到着です。ここで下車することにしました。
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