北海道完乗の旅19夏(24) 根室本線 厚床駅 ~かつての標津線の分岐駅~ - 根室本線/富良野線/士幌線

北海道完乗の旅19夏(24) 根室本線 厚床駅 ~かつての標津線の分岐駅~

きゃみ

今回から再び北海道の旅に戻ります。
茶内駅を発った列車は更に花咲線を東に進みます。
厚岸郡浜中町の代表駅の浜中駅を越えると同じ浜中町内の姉別駅に停車。
P1130329_姉別_R

姉別駅を越えると根室市に入り、厚床駅に停車します。
P1130330_厚床_R

現在は単式ホーム1面1線の無人駅。上画像の駅舎は1989(平成元)年11月に改築されたという駅舎です。



厚床駅は今回は下車できませんでしたが、ずっと以前に1度だけ下車した事のある駅です。今は根室市厚床にある根室本線の単独駅ですが、かつては標津線というローカル線が分岐していました。
前回訪問時は根室発の朝一の上り列車に乗車して、この駅で標津線に乗り換えました。

明け方の厚床駅構内(1986/12/20撮影)
当時の駅構造は2面3線。大平原の駅に3方向の車両が集う素晴らしい光景が見られました。涙ものです(涙)
SL018_0009_厚床_R

後ほど時刻表で確認したところ、根室始発の上りが6:23着の6:55発。厚床始発の下り根室行きが6:48発。標津線中標津行きが6:40発。標津線は島式ホーム側の2番線に発着していたようなので、一番右が標津線列車、となりの1番線が根室行き、左手前が釧路行きと思われます。根室始発は2連でやってきて、ここで釧路方面と根室方面に分割したと思うのですが、記憶がありません・・・。

当時の駅舎は、1919(大正8)年11月開業時からの木造駅舎でした。駅員さんがいるような雰囲気があるのですが、こちらも記憶は全くありません・・・。
SL018_0007_厚床_R

この後、標津線の単行に乗車して中標津に向かいました。その様子はまた別途。



さて、今年の夏の話に戻ります。
厚床駅を出発すると、今年の3月に廃止された初田牛駅跡を通過し、別当賀駅に停車。北海道の無人駅でよくみかける貨車改造の駅舎です。これは車掌車ですかね。
P1130332_別当賀_R

次は落石駅「らくせき」ではありません・・・。
構造は珍しく2面2線。コンパクトな駅舎がありました。
P1130334_落石_R

この辺りから線路は北上するようになります。そして昆布盛駅に停車。おもしろ駅名です。
P1130336_昆布盛_R

次の西和田駅は普通列車でもなぜか通過。そして路線名の愛称にもなったのに廃止されてしまった花咲駅跡を通過すると次は東根室駅です。ここで下車することにしました。
P1130338_東根室_R

行程:茶内(5631D根室行)厚床(同左)東根室

1986年冬の行程:根室[泊](524D釧路行)厚床(351D中標津行)中標津

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Comments 2

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 風来梨  
旧厚床駅舎

こんばんは。

標津線在りし時の厚床駅舎を撮影されてたのですね。 何気に厚床駅からの標津線(厚床線)は乗り辛い路線でした。 『乗り鉄&撮り鉄』に踏み込んだら、半日飲まず食わずで撮れるのは2本だけの「兵糧攻め」となりました。 だから、車でやって来る以外で標津線(厚床線)を『撮り鉄』してたのは私だけでした。 その時の思い出を記事にしたのが『路線の思い出 第198回 厚床駅』です。 宜しければ、どうぞ。
https://furai58.blog.fc2.com/blog-entry-1217.html

ついでに、駅廃止直後の花咲駅も、宜しければどうぞ。 『路線の思い出 第153回花咲駅』
https://furai58.blog.fc2.com/blog-entry-1081.html

2019/10/03 (Thu) 20:43 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
Re: 旧厚床駅舎

風来梨さん、こんばんは。
厚床駅のイメージは大平原の駅です。そんな大平原の駅に3方向の列車が並ぶ明け方の様子は素晴らしかったです。
当時は駅員さんもいたようですね。当時使用していた周遊券に下車印がありました。列車の分割作業など行っていたんでしょうね。

標津線の思い出といえば高校生で満員の単行列車に揺られて爆睡してたことです(笑) 現在は根室交通バスの中標津線が運行しているようなので、いつかこのバスに乗車して廃線跡を巡ってみたいですね。

2019/10/04 (Fri) 22:35 | EDIT | REPLY |   

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