八戸駅から八戸線の気動車に乗車しました。
出発して間もなく線路は青い森鉄道線から東に別れていくのですが、すぐ後に出発した快速「しもきた」のキハ110が線形のよさそうな元東北本線を単行でカッとんで行く姿がとっても印象に残りました。
そのすぐ後、左手に八戸臨海鉄道DD56牽引の貨物列車などが見えると、コンテナが山積みされているようなところで列車は静かに停車、意外なところで列車交換が行われます。
その先はずっと貨物線の線路が並走していきますが、長苗代駅の先にある馬淵川の辺りで工場群の煙突が遠くに見えてくると貨物線はそちらに向かって別れていきます。
するとまもなく列車は本八戸駅に到着、多くの乗客が下車していきました。
更に住宅地を進み、左手に港が見えてくると列車の終点、鮫駅に到着です。
"鮫"駅・・・インパクトある駅名です。鮫はこのあたりの地名で、青森県八戸市大字鮫町という港町です。八戸市街地の東端に位置しており、列車の半数近くがこの駅で折り返していきます。今回はこの折り返し列車に乗車してきました。
駅構造は駅舎に接する単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線。ホーム間は跨線橋で連絡しています。駅舎反対側には海が近く、魚市場などもあるようです。
2番線に到着したキハE130。車体にはうみねこマークが描かれています。
1番ホームの様子。駅名標にもうみねこが描かれています。鮫駅はうみねこの繁殖地で国の天然記念物に指定されている蕪島(かぶしま)への最寄駅だそうです。
窓口で下車印をいただいて駅舎に入ります。
駅舎内の様子。この駅はみどりの窓口もある業務委託駅だそうです。
駅舎外観。1939(昭和14)年6月に改築されたという木造駅舎。すっきりシンプルな建物です。
駅前広場にはSLの動輪がありました。実際に八戸線を走った8620形のもので、鮫駅開業50周年の記念に置かれたそうです。電飾されてるので夜はキレイなんでしょうね。
そして駅前には鮫をモチーフにした何ともいえない(笑)モニュメントもありました。
駅に滞在すること30分弱、次に乗車する久慈行きが3番線にやってきました。
車両はキハE131-505とキハE132-505の2連。E131とE132は片運転台の車両なんですね。
ここから先は太平洋沿岸を走る八戸線車窓の見どころですが、窓側席は既に埋まってしまっていたのがちょっと残念でした・・・。
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ペンペン音頭2号
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きゃみ
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暇人
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きゃみ
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なるさん
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