週末パス17師走(16) 奥羽本線 北山形駅 ~Y字構造の駅~
北山形駅の乗り入れ路線は当駅を所属線とする奥羽本線と当駅を起点とする左沢線の2路線。線路名称上は2路線ですが、奥羽本線の北隣の羽前千歳駅から仙山線列車もこの駅を経由して南隣の山形駅まで乗り入れています。ただ、奥羽本線は標準軌に改軌されたので、山形~北山形~羽前千歳間は標準軌と狭軌の単線が並行する形になっています。
この駅の特長は何といってもY字型構造になっている点です!
駅構造は東口駅舎に接して単式ホーム1面1線(1番線)、その隣に島式ホーム1面2線(2・3番線)、更に単式ホーム1面1線(4番線)、長い跨線橋を挟んでYの字をなす様に相対式ホーム2面2線(5・6番線)のあわせて5面6線あります。更に6番ホームに接して西口の駅舎があります。そのうち1・2番線が標準軌、その他は狭軌となっています。また5・6番線だけが非電化です。
この駅、元々は左沢線だけの駅だったそうで、当時は西口駅舎と現在の5・6番線だけがありました。その後奥羽本線が停車するようになり、Y字構造になったという経緯があります。
こちらは6番ホームに面した西口駅舎で2014(平成26)年6月の改築です。
外観は「残雪をたたえた月山、葉山などの山々」をイメージしているそうです。こちらの駅舎は無人です。
長い跨線橋を渡って東側にでてみました。
こちらは1番線の奥羽本線の様子。ちょうど山形線上り列車が到着したところです。
1番ホームの駅名標は奥羽本線(山形線)仕様です。
東口改札を出て東口駅舎です。
東口駅舎は奥羽本線側に駅が開設された後の1933(昭和8)年3月に開設されました。現在の駅舎は一昨年の11月に改築されたものだそうです。暗くてよくわからない写真になっちゃいましたね・・・泣
東口駅舎内の様子。東口のほうが利用者が多いということで、こちらは駅員配置されているそうです。業務委託でみどりの窓口もありますが、私が訪問した時は既に営業時間外でした。この左側に空調完備の待合室もあります。
さて、次に乗車する列車は仙山線の仙台行きです。
3番ホームで列車を待っていると・・・やってきましたが、前照灯しか見えませんね。
到着した列車はE721系の快速でした。モハE721-1002に乗車します。
今回この駅は遅い時間で滞在する時間もほとんどなかったのが残念。不完全燃焼です(笑) もっと早い時間に訪問して時間を作ってY字構造をしっかり撮影したかったです。いつかリベンジしたいと思っています。