北海道駅巡り15夏(20) 留萌本線 北一已駅
増毛駅から上り深川行き単行気動車に乗車、終点深川の一つ手前の北一已駅で下車しました。｢きたいちやん｣･･･この駅名も難解です。
実はこの駅ではブログで知り合ったモリゴロウさんと会う約束をしていました。
なんとモリゴロウさんご夫婦がホームでお出迎えしてくれました(^^)
深川方面に走り去る単行気動車。
まずは構内から駅舎撮影です。
国鉄風の駅名標が健在です。
モリゴロウさんには駅についていろいろと教えてもらいました。
ホームから駅舎反対側を望みます。
広々としていて長閑な風景です。現在は単式ホーム1面1線の構造ですが、かつては相対式2面2線だったそうです。レールのむこうにもう一本線路があった名残があります。
駅舎です。
この駅舎には変わった経緯があって、北一已駅が開業する時に既に廃止されていた旧深名線の宇津内仮乗降場の駅舎を解体してこちらに移設してきたのだそうです。そばで駅舎をよーく観察してみると再度組み立てられた跡などが見られます。
駅前は大きな木があるだけで他に建物も無く広々としています。駅の目の前はソバ畑だそうです。八方広々としたところに駅舎がぽつんと建っている雰囲気が何ともいえません。
駅舎内の様子。開業は昭和30年ですが、駅舎は宇津内開業時からのものだとすると昭和16年築ということになりますね。
｢江口勉強堂｣と書かれている鏡。
店の名も面白いのですが、電話番号が3桁･･･いつの頃のなんでしょうか。
壁にはなんとモリゴロウさん撮影の冬の北一已駅の写真が飾られています。訪問の際には是非見ていってください(^^)/
積もる話でしばらく駅に滞在、駅前でツーショット記念撮影などしていましたが、いろいろとお土産もいただいちゃいました。
この日の前日は深名線廃止20周年ということで、1日限定で沼牛駅が復活したそうです。モリゴロウさんも訪問されたとのことでお土産に記念入場券をいただいちゃいました。この駅舎も古くて昭和4年からのものだそうです。
こちらは国鉄時代の硬券乗車券です。
｢こくてつ｣｢JNR｣の文字と動輪デザインの紋様が懐かしいです。
この後車で深川駅まで送っていただき、しかもホームで見送りまでしてもらって感激でした。短い時間でしたがとても楽しいひと時、ありがとうございました。この場をかりて御礼申し上げます<(_ _)>
リクエストにお応えしてツーショットの記念写真をアップします。プライバシー保護のため下半身、いや違った･･･お顔はモザイクで～。モリゴロウさんお若いっ。
