2022年11月の記事 - 1ページ目 - きゃみの駅訪問

きゃみの駅訪問

山陰駅巡り22夏-島根山口編(26) 山陰本線 (東萩駅→長門三隅駅→長門市駅) ~JR全線踏破達成!~

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東萩駅から長門市行きの下り列車に乗車しました。列車は萩の中心市街を避けて、阿武川を渡り南に回り込んで萩駅に停車。萩駅を出ると橋本川の西側を下流方面に進んで玉江駅に停車します。萩市山田にある1面1線の無人駅。もう一つの「萩」の駅で、位置的には橋本川の西岸にあり、"西萩駅"とも呼べる場所にあります。海辺にある萩城跡や指月山に一番近い駅ですが、公共交通の便はよろしくないそうです。駅舎は1925(大正14)年4月の開業...

山陰駅巡り22夏-島根山口編(25) 山陰本線 東萩駅 ~「幕末維新ゆかりの地」の玄関口~

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萩駅から益田行きの上り列車に乗車して一旦戻ります。列車は再び阿武川を渡ると北に進んで、東萩駅に到着です。1番線着、下車します。 東萩駅は山口県萩市椿東にある山陰本線の単独駅。萩市の代表駅で、「萩」観光の玄関口となります。位置的には市の中心地から松本川を隔てた東側にあります。「萩」といえば個人的な感覚ですが・・・"東京から一番遠い山陰の街"といった印象を持っています。駅は1925(大正14)年11月に美禰線が萩駅か...

山陰駅巡り22夏-島根山口編(24) 山陰本線 萩駅 ~大正期の素晴らしい駅舎の静かな駅~

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益田駅から乗車した長門市行きは、東萩駅で列車交換を終えて出発しました。列車は東萩駅の手前辺りから南に少し進み、西に向きを変えて広々とした川を渡ります。阿武川です。奥にきれいなシルエットの山が見えますが、これについては後述します。地図を見ると分かりますが、萩付近の線路の形が益田駅付近と非常によく似ています。海沿いを走ってきた線路が川の手前で上流方面に向きを変え、ある程度遡ったところで川を渡って街の山...

山陰駅巡り22夏-島根山口編(23) 山陰本線 (益田駅→東萩駅) ~「偉大なるローカル線」の閑散区間~

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益田駅から山陰本線の長門市行きに乗車しました。益田~長門市間は「偉大なるローカル線」とも言われる山陰本線の中でも最も本数の少ない区間です。また、個人的には国鉄時代を通しても初乗車の区間。JRで最後まで残った未乗車区間となります。それでは車窓から。列車はまず広々とした川を渡ります。高津川です。その後は国道191号と並走しつつ日本海沿いに西進します。あれ?国道9号じゃない?国道9号は益田から山口線沿いに南下し...

山陰駅巡り22夏-島根山口編(22) 山陰本線 益田駅 ~ステーションビューのホテルに宿泊~

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波子駅から夕陽の日本海沿いを進んで終点の益田駅にやってきました。1番線の到着です。この日の駅巡りはここまで。 益田駅は島根県益田市駅前町にあるJR西日本の駅。益田市の代表駅です。益田は高津川と益田川との間にある日本海沿いの街で、駅は市役所のある山側にあります。乗り入れ路線は当駅の所属線である山陰本線と当駅を終点とする山口線の2路線。但し、山陰本線は当駅で運転系統が完全に分断されており、実質は3路線...

山陰駅巡り22夏-島根山口編(21) 山陰本線 (波子駅→浜田駅→益田駅) ~夕陽の日本海沿いを行く~

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波子駅から益田行きに乗車して一気に終点まで向かいます。右車窓から各駅を撮影~。波子駅を出るとまずは秘境駅の久代駅。その次が下府駅。浜田市下府町の駅で「しもこう」と読みます。2面2線の無人駅で大正期の駅舎が残っています。次は浜田駅。浜田市の代表駅で車両基地が隣接する拠点駅のひとつ。出雲市~益田間で運用される「米ハタ」キハ120がここに所属しているそうです。ここでは2分間の停車で運転士の交代が行われました。過去...

山陰駅巡り22夏-島根山口編(20) 山陰本線 波子駅 ~中国地方最大の水族館「アクアス」の最寄り駅~

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久代駅から出雲市行きに乗車してひと駅戻ります。お隣の駅は波子駅。1番線に到着。ここで折り返すために下車します。 波子駅は島根県江津市波子町にある山陰本線の駅。「はし」と読みます。海近くの国道9号と並走していた線路が、国道と別れて南の山側に向きを変えたところにある駅。山側に入ると前回紹介した久代駅のような立地となります。波子の街は駅の西側にあり、その先に波子海水浴場があります。また、島根県立しまね海...

山陰駅巡り22夏-島根山口編(19) 山陰本線 久代駅 ~山陰本線の秘境駅~

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益田行きの列車は江津駅を出発しました。列車は2つ進んで敬川駅に停車。江津市敬川町の駅で、戦後になって新設された1面1線の無人駅。駅舎はありません。さて、時刻は16時を回ったところです。この日は益田駅まで行く予定にしていますが、日が暮れる前にもうひと駅下車できそうです。そこで選んだのは、更に2駅進んで・・・久代駅に到着。ここで下車することにしました。 久代駅は島根県浜田市久代町にある山陰本線の無人駅。浜...

山陰駅巡り22夏-島根山口編(18) 山陰本線 江津駅 ~かつて三江線が分岐していた駅~

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大田市駅で乗車した列車は、黒松駅などに停車していき、江の川を渡って江津駅に到着しました。3番線に到着。列車はここで14分ほど停車します。 江津駅は島根県江津市江津町にある江津市の代表駅。特急は全列車が停車する山陰本線の主要駅のひとつです。名前からも想像できる通り、街は中国地方最大の河川である「江の川」の河口に位置しています。"東京都からの移動時間距離が全国で最も遠い市"なんだそうです^^; 感覚的には萩...

山陰駅巡り22夏-島根山口編(17) 山陰本線 (大田市駅→黒松駅→江津駅) ~江の川を渡る~

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大田市駅から山陰本線の西進再開です。まずは往復した区間を進みます。前々々回記事でも通った五十猛駅。こちらは湯里駅。大田市温泉津町湯里にある無人駅で、高い位置にある1面1線の構造。駅舎は2004(平成16)年の改築という簡易的なもの。旧駅舎はなかなか味のある佇まいの木造建築で、ホームから階段を下ったところにあったそうです。駅名からして付近に温泉があるように思いますが、ないそうです^^;温泉津駅から未乗車区間に入...

山陰駅巡り22夏-島根山口編(16) 山陰本線 大田市駅 ~世界遺産「石見銀山」への玄関口~

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温泉津駅から山陰本線を一旦戻ります。30分弱走って大田市駅に到着しました。3番線の到着。ここで下車しましょう。 大田市駅は島根県大田市大田町大田にある大田市の代表駅。特急は全列車が停車する主要駅のひとつです。1915(大正4)年7月の開業時から長らく石見大田駅と呼ばれていましたが、1971(昭和46)年2月に現駅名に改称されています。大田市の発足は1954(昭和29)年1月のこと。そして、2007(平成19)年7月に世界遺産に登録...

山陰駅巡り22夏-島根山口編(15) 山陰本線 温泉津駅 ~難読駅名・・・温泉津温泉への玄関口~

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馬路駅から山陰本線下り列車でふた駅、温泉津駅に到着です。2番線の到着。ここで下車することにしました。 温泉津駅は島根県大田市温泉津町小浜にある山陰本線の駅。元は邇摩郡温泉津町の駅でしたが、2005(平成17)年10月に大田市と合併しました。読みは「ゆのつ」・・・これは難読だと思います。「邇摩郡」・・・これも難読ですが、「にま」と読むそうです。そういえば前回記事に仁万駅がありましたが、そちらの旧町名は邇摩郡仁摩町。に...

山陰駅巡り22夏-島根山口編(14) 山陰本線 馬路駅 ~馬路です。まじ!?~

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波根駅で列車交換を終えた浜田行きは西進再開です。次の駅は久手駅。車窓から駅舎の撮影です。このあたりは1面2線の構造が多く、駅舎が少し離れた位置にあるので似たような構図になります。この駅は駅舎側の1線が撤去された1面1線の駅。駅舎は1915(大正4)年7月の開業時からの建物だと思われます。その次は大田市駅。大田市の代表駅で多くの方が下車していきました。私もこの駅で下車する予定ですが、"行ったり来たり戦法"でここは...

山陰駅巡り22夏-島根山口編(13) 山陰本線 波根駅 ~予定外の長時間停車、ラッキー?~

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出雲市駅から山陰本線の浜田行きに乗車しました。列車はまず山陰本線電化区間の最西端にあたる西出雲駅に停車。駅を出発すると左手に電留線が見られました。サンライズの285系も確認。それと転車台も線路のすぐそばにあったようですね。江南~小田間の車窓。長閑な風景の中を進みます。小田駅に到着です。元々島式ホーム1面2線だった1線を撤去した無人駅。この様子だと駅舎側の線路が撤去されようですね。2005(平成17)年2月に改築...

山陰駅巡り22夏-島根山口編(12) 山陰本線 出雲市駅 ~出雲大社の玄関口にして電車特急の終着駅~

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米子駅から山陰本線を西に進んで終点の出雲市駅に到着しました。1番線の到着、乗り継ぎです。列車は折り返しの米子行きとなりました。 出雲市駅は島根県出雲市駅北町にある山陰本線の駅。出雲市の代表駅であり、出雲大社への玄関口です。玄関口と言っても、駅から北西方面のかなり遠い位置にあり、最寄り駅は一畑電車の出雲大社前駅で、鉄路の場合は当駅で乗換えとなります。また、駅前から出雲大社行きのバスも頻繁に出てい...

山陰駅巡り22夏-島根山口編(11) 山陰本線 (米子駅→荒島駅→出雲市駅) ~山陰本線の西進再開~

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境港駅から境線を折り返して米子駅に戻ってきました。ここから改めて山陰本線の西進を再開します。トップバッターは3番線から当駅始発の出雲市行きです。 車両はキハ126系の2連。名探偵コナンのラッピング車でした。前方の青がキハ126-15。後方の赤がキハ126-1015。今回は後方車両の右ボックスに座ります。キハ126のボックスはキハ40と比べると余裕がありますね。出発は9:51。列車は駅を出るとすぐに県境を跨いで島根県に入り...

山陰駅巡り22夏-島根山口編(10) 境線 境港駅 ~水木しげるワールドの境線終着駅~

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米子駅から境線の気動車に乗車しました。境線は米子駅と境港駅を結ぶ路線。山陰で最も古い鉄道線で、1902(明治35)年11月に境駅(現在の境港駅)~米子駅~御来屋駅が開業しています。その後、山陰本線と分離しますが、イメージとしては武豊線に似ていると思います。地理的には・・・大型の砂州である弓ヶ浜半島を縦貫しています。この辺りは地図で見ると非常に珍しい地形だというのがわかります。ブラタモリでも登場してましたね。半島...

山陰駅巡り22夏-島根山口編(9) 山陰本線 米子駅 ~その2 自由通路建設中の仮駅舎と境線の鬼太郎ホーム~

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米子駅の続き。改札口を抜けて駅前に出てきました。駅舎外観。ここには1963(昭和38)年築の立派な駅舎がありましたが・・・小ぢんまりした建物になってました。米子駅では現在、南北一体化事業に伴う工事が行われているそうです。旧駅舎の約3分の2を取り壊して、跡地の一部に2階建ての半橋上駅舎を建設。これを北口として、2階から南北自由通路を延ばし、新たに南口を開設するようです。駅前に米子駅の歴史関連の説明看板がありました...

山陰駅巡り22夏-島根山口編(8) 山陰本線 米子駅 ~その1 大規模な構内に様々な車両~

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松江駅から山陰本線を一旦東に向かいます。早朝の左車窓。多分ですが、松江~東松江間で見える大橋川だと思います。地図と見比べてみると・・・奥に橋が見えますが、その先で川が中海に注いでいるようです。松江から30分ちょっとで米子駅に到着しました。下車しましょう。4番線の到着。駅名標のカラーは黄緑になりました。 米子駅は鳥取県米子市弥生町にあるJR西日本の駅。"鉄道の街"ともいわれる米子市の代表駅で、米子支社も置...

山陰駅巡り22夏-島根山口編(7) 山陰本線 松江駅 ~山陰本線西進を前に一泊~

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宍道駅から伯備線乗り入れの新見行きに乗車しました。列車は左手に夕方の宍道湖を見て東進。30分ちょっと走って松江駅に到着しました。1番線の到着。この日の移動はここまで。下車します。 松江駅は島根県松江市朝日町にある山陰本線の単独駅。島根県の県庁所在地である松江市の代表駅です。松江の街は西の宍道湖と東の中海に挟まれた場所にあります。かつての城下町で、松江城や県庁は駅から大橋川を渡った北西側。そこから...