JAWS-UG朝会 #57
セッション
セッション① 組織統制に欠かせない!CloudFormationStackSetsのお話
NRIネットコム 西内渓太さん
- CloudFormation StackSets
- 複数リージョンのAWSアカウントや組織に対して一括でリソースをデプロイできる
- 自動で組織内の新しいアカウントにスタックを作れる
- Config と Security Hub などのセキュリティ設定を新規アカウントに自動デプロイとか
- 組織統制のために AWS Organizations と組み合わせる
- アカウントを用途や環境別に分ける
- PJ単位で請求額把握
- ユーザー別に操作可能な範囲を制限
- 注意点
- 一度に全てに適用していいか?
- 開発、ステージ、本番と順番に適用する
- テンプレートを差し替えるとどのテンプレートが当たったかわからなくなる
- 開発、ステージ、本番と順番に適用する途中にテンプレートが変わったときとか
- StackSets を OU ごとに分けて展開するなどで対策する
- 開発、ステージ、本番と順番に適用する途中にテンプレートが変わったときとか
- 一度に全てに適用していいか?
今まで Stack Sets に取り組んでない状況だと、まずは OU(Organizational Unit) 作って、その単位で Stack Sets を当てていくのがよさそうかな。
セッション② CloudFrontを使ってSPAなWebサイトを作る時に気をつけること
アイレット株式会社 畠山大治さん
- CloudFront + S3 で SPA 作るときの設定
- 403,404エラー時に
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に返して 200 をレスポンス- 外形監視とかできなくなるので注意
- CFF か L@E で制御
- 細かい制御ができる
- 403,404エラー時に
403,404 のときにトップに飛ばして 200 レスポンスすると都合の悪いケース(外形監視とか)も多そうなので、404とかようの html を作って表示した後、トップに遷移とかのほうがいいかも。
LT① 現場に入る新人が知っておきたいパイプラインの常識
野村総合研究所 山下禄大さん
- ビルドツール
- プロジェクトに使われているツールを把握してチュートリアルなどしておく
- ローカルとの違い
- サブモジュールや実行環境の違い
- パイプラインとコンテナは相性がいい
ローカルも CI/CD パイプラインもコンテナ使って動かすのが手っ取り早いか。
LT② Arduinoを使ってAWS IoTサービスの最初の一歩を踏み出してみた
Arudino で IoT Core 使うのは意外と簡単で、個人ですぐ試せるというのがいいですね。
LT③AWS DataSync クロスリージョン S3 to S3 転送をざっくり絵で紹介
NRI ネットコム株式会社 西 洋平さん
- AWS DataSync
- S3 間転送の場合
- Location は両方のリージョンに置く
- Task は転送先に置く
S3 コマンドじゃなくて DataSync を使うケースとしては、ワークフローの処理として同期的に転送したいときに使うのがいいと。