コロナ禍で人手不足が深刻になり
レストランでは自動でロボが配膳をしてくれ
タブレットで注文が一般化してます
コンビニのレジも自動化が進み
最低限の人員で業務をこなすという流れが
主流になってきました
ビルメンテナンス業界はまだまだ
マンパワーによるところが大きい業種ですが
清掃では自動清掃ロボが導入される等
少しずつ変化がきています
そんな中家庭用自動掃除ロボのルンバをビル清掃に活用
できないかというミッションを受けることになった
オッサンのルンバ奮闘を今回は書いていこうと思います
この記事こんな人にオススメ
・ルンバの購入を考えている
・ビルメンテナンスに導入を考えているひと
・これからビルメンテナンス業界に転職を考えている人
ルンバって
ルンバ基本家庭用で設計されたロボット掃除機です
清掃できる面積は決まってしまっているので
広範囲を一気に清掃するのには不向きと言っていいでしょう
ビル管理において清掃員不足は長年の課題でありました
このコロナ禍でその状況は更に悪化しているといってもいいでしょう
ビル設備管理の世界でもAI化DX化も進んでいます
かなり無理がある家庭用ルンバ導入ですが、ある程度目途が立てば
人手不足の解消の糸口になるのではと期待しております
転職して初めて任される仕事がルンバ
転職して契約社員から社員登用される際に
目標を設定され任された仕事がルンバをビルの現場で活用すること
でした
CMで見たことはありましたが、自分で扱ったことはありません
40代ルンバ初心者がビル管理現場でルンバを扱ってみたらどうなるか?
社会実験のような形でスタートです
ルンバはWi-Fi環境が必要
ネットワーク環境でしかルンバは起動しません
ビルの共用部で清掃するのはWi-Fi接続は必須条件となります
端末とルンバを接続
以外とこの接続に時間をとられています
端末からルンバへ通信しルンバから端末へ通信するので
サーバーにラグが発生し、反映されるまで暫し時間がかかります
ルンバを活用するにはWi-Fi環境が絶対条件になりますので
専用部や共用部にルーターがあり尚且つ
アクセス権限がないと運用ができないという高いハードがあります
マッピングを行う
ビルの廊下空室等広大な面積の清掃を行うだけでも大変な労力がいります
それを人力でやろうとすれば人を雇わねばなりません
人件費はコストの大半を占めるものです
それをロボットがやってくれればその経費が浮きますよね
ただし、ルンバは家庭用に開発されたお掃除ロボットです
マッピング=ロボットが清掃する範囲を覚える
広大なビルの中を清掃するには工夫が必要なわけです
細かく分けてマッピング
ビルの共用部って家庭とは違い面積が広いですよね
なので、じゃあ一気にルンバに覚えさせようとしても
家庭用なのでビルの共用部を一気に覚えさせることは不可能なんです
ルンバは清掃しながら学習する
ルンバの外装はやすっちープラスチックですが、中に仕込まれている
人工知能は使えます
清掃しながらマップを学習し、設定した範囲を清掃してくれます
ルンバS9+では内蔵カメラでエリアを認識します
カメラで認識するが故、清掃する場所は明るくしましょう
場所を認識できないと迷子になってステーションに戻れなくなります
バッテリーが切れたら復旧は困難になるので…
ルンバを実用活用
例えば、エレベーターホール回りを清掃させようとすれば、それなりの人工が
必要になります
清掃の積算では面積で金額を出しますから、階数が多ければそれだけ
清掃する面積が増えるのでお金かかります
ルンバであればスケジュール設定も可能なので明るさがあれば
いつでも清掃ができます
ルンバの課題
とはいえルンバが万能かといえばそうではありません
課題あります
まずは、ルンバはWi-Fi環境がなければ、端末とリンクができません
なので、ビル共用部のWi-Fi環境を整えなければ、遠隔操作ができず
不具合が起こっても対応ができません
また、階数が多ければそれだけルンバのスケジュール管理も複雑に
なる為、把握するにも時間がかかってしまいます
まとめ
ルンバは家を自動で清掃してくれるスマートとなイメージがありましたが、
実際にビルメンテナンス清掃で活用するとなると大変でした
Wi-Fi環境、通信状態、端末更新、ルンバで清掃自動化にはネットワークの
環境整備が必要なことがわかりました。
最新機種なら、一台15万程度それを階数毎に設置するので、イニシャルコスト
はかかります。ロボットが人の代わりにやるとしてランニングコストは
抑えられると思われがちですが、維持管理費は高くつくと思います
私が、ルンバの管理を請け負うなら高い見積をお客さんに出します(笑)