2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧
大法廷h29.11.29以降は、わいせつの認定は ①性的意味合い ②性的意味合いの強度 ③社会通念で判断されるので、①②の認定に、裸体画像が犯人に届いていること(送信させ)を求める傾向があります。 しかし、東京高裁があるので強制わいせつ罪となるのは、「撮影…
観念的競合にした判決を論難することになったので、集計しています。 法的性格が違うとかいわれるんですが、罪名が違うので当たり前ですよね 観念的競合の高裁判決は7つくらいあって、送信型強制わいせつ罪だと2件全部観念的競合です。 判例違反の上告理由た…
「男子全員が上半身裸」という運動会写真の児童ポルノ性 福岡地裁h260602では、福岡県警が「被害児童(男)がTシャツをめくりあげ、乳首をあらわにしている画像」を「明らかに性欲を興奮させ又は刺激するものに該当するものであり、前記静止画データについ…
権利侵害としてはプライバシー権が主張されるようです。 プロバイダーも、撮影・投稿された事情・意図が分からないので、一歩引いた表現になっています。 イ 被告の主張 原告の風貌と類似するという判断には主観的な要素が大きく影響することからすると、本…
ハメ撮りの盗撮も同じですが、「5前二項に規定するもののほか、ひそかに」という法文ですので、併行的に行われた性犯罪・福祉犯があれば、姿態をとらせていることになるので、姿態をとらせて製造罪になります。 大阪高等裁判所令和5年1月24日宣告 判決 上記…