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後楽園の歩き方
後楽園散策モデルコース
市街地の中にありながら、喧騒とはかけ離れた静粛な時が流れる岡山後楽園。
散策路は中央の「沢の池」をぐるり取り囲むように設けられているため、旅のスケジュールに合わせて、自由自在に周遊プランを立てられるのが大きな魅力です。
「じっくりと時間をかけて」歴史への理解を深めるもよし、「気軽にちょっと立ち寄って」心身をリフレッシュさせるのもよし。
ここでは所要時間ごとに、3つのオススメ散策ルートをご紹介。
なお園内には段差や坂道も多いため、できるだけ歩きやすい靴で訪れるようにしましょう。
コース1 はじめてコース
所要時間の目安:40分
旅の予定が詰まっている方や、来園がはじめてという方におすすめです。
延養亭、唯心山、流店、慈眼堂など、厳選された見どころをさくっと巡ることができます。
短い時間でも、岡山後楽園の良さをたっぷりと味わいたい方はぜひこのルートへ。
1.正門 | 入園券を購入してここから庭園内へ。トイレやコインロッカーのほか、無料ガイドツアーの受付もあるため、散策の拠点となります。 |
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2.延養亭 | 藩主の居間として作られた建物。戦災で焼失したものの、昭和35年に築庭時の間取りに復元されました。普段は非公開ですが、春と秋のそれぞれ約1週間、内部が公開されます。 |
3.唯心山 | 岡山後楽園を造った池田綱政の子・継政が築いた小山。それまで平面だった庭園に立体的な景観をプラス。斜面にはツツジやサツキが植えられています。 |
4.流店 | 建物中央に水路を通し、美しい色の6つの奇石を配置した構造は、全国的にも珍しいもの。藩主の休憩所などとして使われていたとか。こちらも戦災を免れた建物の1つです。 |
5.井田 | 江戸時代には、あたり一帯に田畑が広がっていたそう。今はこの井田だけが往時の名残を残しています。毎年6月の第2日曜日には、「お田植え祭」が執り行われます。 |
6.茶畑 | なだらかに曲線を描く茶畑は、築園当時からこの場所にあったと伝えらえます。昔は藩主が飲むお茶として使われていましたが、現在は緑茶や紅茶として、園内でも購入できます。 |
7.慈眼堂 | 池田綱政が建立し、当初は観音像が祀られていましたが現在は空堂に。境内に屹立する烏帽子(えぼし)岩は、花崗岩を36個に割ったあと、再び元の形に組んだものとされます。 |
8. 沢の池 | 園内中央にある大きな池で、唯心山との景観は岡山後楽園のシンボル。池の中には島茶屋(しまぢゃや)のある中の島、釣殿(つりどの)がある御野島(みのしま)などが浮かびます。 |
9.鶴舎 | かつて岡山後楽園ではタンチョウが飼育されていましたが、戦後にその歴史は途絶。ですが、昭和31年に岡山の旧制六高で学んだ中国人・郭沫若氏から2羽の寄贈を受け、伝統が復活しました。9月~2月には月2回、園内を散歩するタンチョウの姿を間近で眺められます。 |
1.正門 |
コース2 スタンダードコース
所要時間の目安:1時間
庭園内の見どころをくまなく巡る、約1時間ほどのスタンダードコース。
岡山後楽園の歴史や成り立ちに興味がある方、美しい庭園美をいろんな角度から撮影してみたい方などに、ぴったりのルートです。
1.正門 | 入園券を購入してここから庭園内へ。トイレやコインロッカーのほか、無料ガイドツアーの受付もあるため、散策の拠点となります。 |
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2.延養亭 | 藩主の居間として作られた建物。戦災で焼失したものの、昭和35年に築庭時の間取りに復元されました。普段は非公開ですが、春と秋のそれぞれ約1週間、内部が公開されます。 |
3.廉池軒 | 戦災をまぬがれた貴重な建物の1つ。くの字に架け渡された石橋や対岸の小島の配置が、築庭当時の面影を伝えています。 |
4.唯心山 | 岡山後楽園を造った池田綱政の子・継政が築いた小山。それまで平面だった庭園に立体的な景観をプラス。斜面にはツツジやサツキが植えられています。 |
5.流店 | 建物中央に水路を通し、美しい色の6つの奇石を配置した構造は、全国的にも珍しいもの。藩主の休憩所などとして使われていたとか。こちらも戦災を免れた建物の1つです。 |
6.千入の森 | 楓を主とした林で、秋の紅葉は園内を代表する名勝の1つです。千入とは「何度も染める」という意味。園路を隔てて、弁財天堂や稲荷宮が静かに佇みます。 |
7.井田 | 築園当時には、あたり一帯に水田が広がっていたそう。今はこの井田だけが往時の名残を残しています。毎年6月の第2日曜日には、「お田植え祭」が執り行われます。 |
8.茶畑 | なだらかに曲線を描く茶畑は、築園当時からこの場所にあったと伝えらえます。昔は藩主が飲むお茶として使われていましたが、現在は緑茶や紅茶として、園内でも購入できます。 |
9.慈眼堂 | 池田綱政が建立し、当初は観音像が祀られていましたが現在は空堂に。境内に屹立する烏帽子岩は、花崗岩を36個に割ったあと、再び元の形に組んだものとされます。 |
10.沢の池 | 園内中央にある大きな池で、唯心山との景観は岡山後楽園のシンボル。池の中には島茶屋のある中の島、釣殿がある御野島などが浮かびます。 |
11.鶴舎 | かつて岡山後楽園ではタンチョウが飼育されていましたが、戦後にその歴史は途絶。ですが、昭和31年に岡山の旧制六高で学んだ中国人・郭沫若氏から2羽の寄贈を受け、伝統が復活しました。9月~2月には月2回、園内を散歩するタンチョウの姿を間近で眺められます。 |
1.正門 |
コース3 じっくりコース
所要時間の目安:2時間
園内の隠れた見どころから、少しマニアックなポイントまで、岡山後楽園の魅力を味わい尽くすなら、所要時間2時間のこのコースへ。
歴代岡山藩主の心に触れ、庭園の長い歴史をじっくりと追体験してみましょう。
1.正門 | 入園券を購入してここから庭園内へ。トイレやコインロッカーのほか、無料ガイドツアーの受付もあるため、散策の拠点となります。 |
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2.延養亭 | 藩主の居間として作られた建物。戦災で焼失したものの、昭和35年に築庭時の間取りに復元されました。普段は非公開ですが、春と秋のそれぞれ約1週間、内部が公開されます。 |
3.花葉の池 | 延養亭の裏手にある池では、夏ごろに「一天四海」(通称:大名蓮)が一斉に開花。水面が大輪の白い花で埋め尽くされる様は圧巻です。 |
4.二色が岡 | その昔、春には山桜、秋には紅葉で一帯が彩られたことから、「二色」の名が付けられました。現在は野鳥が飛来する静かな林に。緑の中に茂松庵や地蔵堂などがひっそり佇みます。 |
5.御舟入跡 | かつて岡山城から藩主が乗った船を出迎えていた船着き場の跡。今は階段(雁木・がんき)のみを残します。こちらの遺構は、平成23年・24年度の発掘調査で発見されました。 |
6.廉池軒 | 戦災をまぬがれた貴重な建物の1つ。くの字に架け渡された石橋や対岸の小島の配置が、築庭当時の面影を伝えています。 |
7.唯心山 | 岡山後楽園を造った池田綱政の子・継政が築いた小山。それまで平面だった庭園に立体的な景観をプラス。斜面にはツツジやサツキが植えられています。 |
8.流店 | 建物中央に水路を通し、美しい色の6つの奇石を配置した構造は、全国的にも珍しいもの。藩主の休憩所などとして使われていたとか。こちらも戦災を免れた建物の1つです。 |
9.花交の池 | 築庭当時、山桜などが入り交じっていたことからこの名が付けられました。池の一角には、さらさらと心地の良い音を立てる「花交の滝」も。近くにいるだけで癒されます。 |
10.茶祖堂 | 岡山藩家老の下屋敷から移築された茶室。もともとは利休堂と称されていましたが、戦災で焼失。昭和36年の再建の際に、日本の茶の祖・栄西禅師が合祀され、この名前になりました。 |
11.千入の森 | 楓を主とした林で、秋の紅葉は園内を代表する名勝の1つです。千入とは「何度も染める」という意味。園路を隔てて、弁財天堂や稲荷宮が静かに佇みます。 |
12.井田 | 築園当時には、あたり一帯に水田が広がっていたそう。今はこの井田だけが往時の名残を残しています。毎年6月の第2日曜日には、「お田植え祭」が執り行われます。 |
13.茶畑 | なだらかに曲線を描く茶畑は、築園当時からこの場所にあったと伝えらえます。昔は藩主が飲むお茶として使われていましたが、現在は緑茶や紅茶として、園内でも購入できます。 |
14.慈眼堂 | 池田綱政が建立し、当初は観音像が祀られていましたが現在は空堂に。境内に屹立する烏帽子岩は、花崗岩を36個に割ったあと、再び元の形に組んだものとされます。 |
15.沢の池 | 園内中央にある大きな池で、唯心山との景観は岡山後楽園のシンボル。池の中には島茶屋のある中の島、釣殿がある御野島などが浮かびます。 |
16.鶴舎 | かつて岡山後楽園ではタンチョウが飼育されていましたが、戦後にその歴史は途絶。ですが、昭和31年に岡山の旧制六高で学んだ中国人・郭沫若氏から2羽の寄贈を受け、伝統が復活しました。9月~2月には月2回、園内を散歩するタンチョウの姿を間近で眺められます。 |
1.正門 |
この記事に関するお問い合わせ先
岡山後楽園
〒703-8257
岡山市北区後楽園1-5
電話番号:086-272-1148
ファックス:086-272-1147
更新日:2024年04月01日