2024年1学期の授業。この授業には前振りがあって、2023年2学期に「最後の晩餐」の鑑賞と1点透視図法の描き方を練習させている。2024年度3年生になって最初の授業で、東山魁夷「道」と横尾忠則「Y字路」を比較鑑賞したのち、「私の道 ~MyWay~」と題して取り組んでいった。授業の進め方は(2018/8記事参照)以前取り組んだ進め方とほぼ同じだが、前回の反省を生かして臨んだ。変えた点 ①前回はいろいろな描き方をパターン化して、構図の選択肢を示したが、今回はできるだけ少なくした。さらに、地平線を引く位置で見え方やねらいが変わってくることなどを指導し、描く上での主題が意識できるようにした。②描く紙の形状を縦長(横長)になるよう、B5サイズのケント紙を縦に2分した。
下描きははがきサイズ(縦15㎝×横10㎝)だったが、本制作はB5サイズのケント紙を縦2等分とした。下描きより横長だったり縦長だったりとケント紙の紙の形状が違うので、イメージが広がり描きやすかったようだ。思い付きだったが上手くいった。