SDGsへの取り組み
オープンハウス・アーキテクトは、2015年に国連サミットで採択された持続可能な開発目標(SDGs)に賛同し、運営するサービスや事業で培ったノウハウを生かしながら、SDGsが掲げる目標に貢献できるよう取り組んでいます。
企業活動を通じて、日本経済の発展に貢献
創業以来、オープンハウス・アーキテクトは、東証プライム上場であり、2023年度には売上1兆円を突破したオープンハウスグループにおいて、戸建ておよびマンション等の設計・施工を行う、グループの中核企業の一つとして、企業活動を行っています。
グループ全体での年間引渡棟数は約12,000棟※、うち約5,400棟※がオープンハウス・アーキテクトの施工によるもの。その数は累計棟数4万棟*にのぼります。
建築業界全体で高齢化が問題視されるなか、建築未経験者のキャリアにおける挑戦を後押しできるような制度や教育体制を整えることで、雇用を生み出し続けています。
今後も、「建築に、革新を」というミッションの下、当社の事業を通じた価値の創造により、建築業界を盛り上げるとともに、日本経済へ貢献し、雇用を生み出すことで、活気あふれる建築業界の実現に努めます。
※2023年10月現在
お客様に心からご満足いただくための品質向上
オープンハウス・アーキテクトは、総合建築企業として、お客様に心からご満足いただける品質を提供するため、従業員やパートナーの皆様とともに、「誠実」にモノづくりに向き合い、「品質」を高める仕組みや体制を強化しています。いかなる時も、攻めの姿勢で品質向上を実現します。
役員直下の部署として施工管理経験が豊富なベテランメンバーを中心とする「品質管理部」を発足。関東・名古屋・関西での「全棟検査」の実施、パートナーの皆様との対話や勉強会を通じた意識改革とスキル強化、DXによる業務生産性向上、従業員が品質に向き合うための組織制度設計など革新的な取り組みを次々と実施。いずれも「攻め」の姿勢で、多面的に事業投資や人材投資を行っています。
成長を支援し、安心して働ける環境の実現
オープンハウス・アーキテクトでは、従業員一人ひとりの能力を最大限に伸ばすことが事業の原動力になると考えており、文系・理系や業界経験にとらわれず、成長を支援する仕組みや制度設計、成長・挑戦したい個人が安心して働ける環境づくり等、さまざまな取り組みを行っています。
入社前研修、500時間に及ぶ建築のプロになるための研修、新人からベテランまで全社員を対象とする表彰制度、成果主義でフラットな人事評価制度、資格手当の支給、ライフイベントの変化に合わせた働き方のバリエーションなどを用意。
また、年間休日116日の取得が可能で、年末年始・夏季休暇には10日~12日の長期休暇を設けています。
結果として2017年から2024年の7年間で従業員数は1.8倍に増えており、またそのうち約65%が20-30代となっています。
建築DXで、業界に革新を起こす
オープンハウス・アーキテクトでは、建築DXの推進により、お客様への新しい体験や価値の提供や、大工さんや協力会社様、当社従業員の業務効率化を行っております。
例えば、夢の暮らしを「自由に」体験できるバーチャル展示場「LIFE DESIGN PARK 3D」や、簡単かつスピーディーな見積書・原価作成が可能となるシステム「TOP」を自社開発しています。
現場施工管理アプリ「Architect Jump」は、アナログなやりとりが多い建築業界において、現場の業務フローを効率化し、生産性を向上させる取り組みとして、また誰でも操作しやすいシステムのデザイン性が評価され、2022年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
お客様視点での、モノづくりを
オープンハウス・アーキテクトでは、お客様視点での事業展開や商品開発を重視しています。例えば、「在宅ワーク」と「子育て」のより良い在り方を再定義した「LWDK with KIDS」を設計開発しています。
コロナ禍が続き、ワークスタイルが変化する中で、在宅ワークが普及し、住まいの基本機能に、従来の「寝る」「寛ぐ」「食べる」に加えて「働く」が必要となりました。私たちはそのニーズにいち早く着目し、居住空間にワークスペースをプラスした新しい住居構想「LWDK」を提案しています。
また「LWDK」のある住まいによって、仕事をしながら、家族の繋がりを育み、より豊かな暮らしを実現できます。「リビングにワークスペースがあり、子供を見ながら家事をしやすい」など評価され、特定非営利活動法人キッズデザイン協議会主催(後援:経済産業省・内閣府・消費者庁)の「第15回キッズデザイン賞」を受賞しています。
建築業界を、女性が活躍する業界へ
オープンハウス・アーキテクトでは、性別を問わず優秀な人材が活躍できるよう、女性活躍推進を積極推進するとともに、ライフイベント(結婚、妊娠、出産、育児)に応じた勤務制度やサポート体制を整えています。
各職場でマネージャーやリーダーとして活躍する女性社員を増やすことを基本方針とし、女性社員のキャリア形成支援を継続して推進します。また2022年の新卒入社63人における女性比率は45%となっており、多くの女性社員が活躍しています。
建築未経験でも、500時間で建築のプロへ
オープンハウス・アーキテクトでは、内定後から資格取得を目標とした研修や勉強会を通して、ビジネス・木造建築の基礎を学べる独自の研修プログラム「超強化研修」を用意しています。
約500時間・100種類以上のプログラムでは、社会人としての心構えやビジネスマナーや、木造建築や施工管理の基礎知識、社内システムの使い方まで、講習と実践で、文系・理系関係なく、建築未経験でも即戦力となるスキルを身に付けていきます。
また「木造ハウジングコーディネーター」や「二級建築士」の資格取得に向けた研修サポートも設けています。23年入社の内定者が取り組んだ、木造ハウジングコーディネーター試験では当社受験者のうち約96%が合格、また全受験者における成績トップ上位に4名の当社内定者がランクインしました。