paypay祭りに乗じて、長年買い替えを検討していた炊飯器を買い替えてみました。
とりあえず結論
・普通にお米を炊く分には古い炊飯ジャーでもOK
・新しい炊飯器の本気モードがすごい
・同封されていたアドバイスに目からウロコ
今まで使っていたのは、初めて一人暮らしをする時に、その時に付き合っていた彼女の父上に買ってもらったサンヨーのマイコン炊飯器。今回購入したのは、2018年夏に新発売となった象印のIH炊飯器「極め炊き」。
サンヨーの炊飯器は99年製、ということでほぼ20年前のもので、ファジーコントロール(懐かしい!)が売りの炊飯器です。まだまだ現役で、5.5合まで炊けるので重宝しておりました。
新旧炊飯器比較
正面から比較するとIH炊飯器は横にちょっと伸びた感じ。
上から見ると、やはりIH炊飯器の方が大きいです。
昔のは、ボタンは5つでシンプルです。らくらくフォンみたいです。
現代版ジャーはボタン8つ、「メニュー」というボタンもあってかなりややこしくはあります。
スペック的にはそれぞれこんな感じです。
三洋電機 ECJ-10UF(1999年発売)
マイコン炊飯器
重さ 2.6 kg
炊飯時消費電力量/回 170.7 Wh
象印 極め炊き NP-VZ10(2018年発売)
IH炊飯器
重さ 4.0 kg
炊飯時消費電力量/回 156 Wh(エコ炊飯時)
サイズが大きくなり、重量もかなり増えていますが、その分、機能も増えている… という感じでしょうか。
ちなみにマイコン炊飯器は、炊飯器の底部にあるヒーターの熱で炊飯をしますが、IH炊飯器は内釜自体を発熱させるもので、釜の底だけではなく、横からも加熱します。もうひとつ上のグレードの圧力IH炊飯器はさらに、蒸気を逃さず、100度以上の高温で炊くので、お米の芯まで熱が通り、うまみを引き出すんだとか。まあ、でも値段がだいぶ上がってしまう(5,000円→15,000円→25,000円)ので、そこはこだわり具合&財布と相談でしょうか。
内釜は、昔のは軽いですが、サイズはそんなに変わらないですね。
いずれも基本の機能としてはちゃんとご飯が炊けますが、機能が強化されているのが現代の炊飯ジャーのようです。同梱されていたワンポイントアドバイスに「へぇ〜!」となったので載せておきます。
とくに、現代の炊飯ジャーは お米を炊く前に水に浸しておく必要がない、という点と、炊けた後に蒸らす必要がない、というのは驚きでした。
なんと言っても白米熟成がすごい
実際に新しいジャーで炊いてみたんですが、モードによって炊きあがりにかなり差がありました。
エコ炊飯→炊いた米
炊飯→うまく炊けた米
白米熟成(熟成炊き)→おいしいご飯#象印 #極め炊き— タカバシ (@draftbeerman) 2018年12月11日
という感じで、昔の炊飯ジャーでも、ちゃんと手をかければ「うまく炊けた米」という感じのレベルには持っていけたんですが、「白米熟成モード」で炊いたお米は、一気に美味しいご飯に進化しました。
エコ炊飯は水も時間も少なめで炊けます。通常の炊飯でかかる時間は50分弱、白米熟成だと80分弱という感じですが、せっかく炊くなら少し時間がかかっても熟成しかないでしょう!というくらいに違いがでます。
まあ、せっかくこの炊飯ジャーを使うなら、このモードを使わなければもったいないです。
ちなみに、極め炊きはパンも発酵から焼き上げまでやってくれるということなので、そのうちパンにも挑戦してみようと思います。
ということで、いろいろな料理をしたり、美味しいご飯にこだわりたいという方にはオススメの新炊飯器なのでした。
こだわる方には、精米機もオススメですよ!
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