もう日本中どこでも過疎地なんで多くの自治体で空き家バンクをやってる。
うちの近所でもほとんどすべての自治体に移住コーナーがあり、空き家を紹介している。
自分が家を探してたころはまだ空き家バンクなんてごくごく少数だったんだけどな。
あれから20年くらい経っただろうか、当時はまだ100万円以下の物件なんてあまりお目にかかれなかったんだけど、
最近はすごいね・・・10万20万30万から普通にあって、100万なんてごろごろ見つかる。
なんかモノによってはタダでもらえる物件とかもあるみたいだね。
昔は雪国はダントツで安かったんだけど、今はもう雪なんて縁のないような南国でもどんどん売り空き家が格安で供給されてる。
田舎移住を考えてる人には選び放題で良い時代になった・・・
というか、今でこれならこれからもっともっと空き家が出てくるだろうからどうなっちゃうんだろうか。
多分、外国人とか、自国で家なんて買えない人が出稼ぎに来ておもちゃ感覚で買っちゃうような未来が見える・・・30万とかオンボロ中古車並だし。
もはやタイとかベトナムとかフィリピンとかとあまり変わらないんじゃないの、日本の田舎の土地や家。
さて、その空き家バンクなんだけど自治体によっておおむね二つのやり方に分けられるみたい。
一つは、空き家を処分したい（または貸したい）人と、空き家を入手したい借りたいって人を結びつけてやる仲人役？を役所がやるタイプ。これは紹介しますからあとは双方で話し合って決めてね！って感じ。
そしてもう一つ。これだよ騙されてはいけないのが。
自治体が空き家を紹介してるんだけど、興味がある方は以下の不動産会社に連絡を♥
みたいなことが書いてある、地場不動産屋の利益誘導型だ。
当然、不動産屋が仲介するような物件は、バチクソ高い。
不動産屋は中抜きするわけだ。商売でやってるんだからそれは仕方ない。
役所は地元の業者を大事にしなきゃいけないのもわかる。
だけどバチクソ高い。
よその仲人型自治体で200万くらいの物件なら平気で480万（応相談）なんて価格をだす。
場合によっては不動産屋が、そいつは負動産だからといって0円で引き取ったやつをちょっと掃除して80万とかで売り出してるかもしれない。バチクソ高い。
なにかとブラック臭に覆われた不動産業界だけに想像が尽きない。
なので、これから田舎移住を考え、自治体のサービスを利用しようとするのなら
こういうところ、注意したほうがいいですよ。