タイトルの通り Vue Fes Japan 2024 に参加してきました
今回はLTのスピーカー参加でした
以下はスライドです。
LT を出した背景
今年はカンファレンスへの登壇をできたらいいなと考えていて、TSKaigi や JSConf JP に CfP を出していました。
ただ春先に TSKaigi はセッションの CfP を出して落選していたので、競争率が低いであろう LT の CfP を出す戦略に切り替えていました。
LT のネタをどうするかは少し悩みました。なぜなら普段仕事では Vue.js を書く機会はあるものの、頻度も量も多くはないため CfP として書けるほどのネタを持ち合わせていなかったからです。
唯一ネタになりそうな今年の年始に行った Vue2 => Vue3 のマイグレーションは、昨年末で Vue2 は EOL になったので旬が過ぎている気がして諦めました。1
公式サイトの CfP の募集要項をよく読むと Vite や unjs 関係のパッケージやコミュニティに関するトークでも OK と書いていました。そのため当時 Vitest Browser Mode についてサーベイしていたのもあって、このネタで LT に応募しました。
カンファレンスの感想
昨年の会場よりも広く気になるセッションが満席で中に入れない、ということがなく快適でした。
また、Evan をはじめとする Vue.js や Vite や unjs のコミッターが実際に日本に来て会えるのはいい機会だと思いました。実際に懇親会で pi0 と少し話すことに成功しました。
LT はほどよく緊張感を持って挑めたので、個人的にはうまく発表できた気がしています。テスト戦略の Testing Trophy や Vitest Browser Mode に関する知識を聞いている方に持ち帰ってもらえるといいなと考えていました。LT の中で「これらのことを知っている人〜?」問いかけたところ、大体半分の人が手を挙げていました。なのでレベル感としても程よかったのかなと感じています。
自分の LT の順番待ちやスポンサーブース巡りの影響で、昼過ぎのセッションをあまり聞けなかったのが少し心残りでした。カンファレンスの時間配分は難しいですね。
来年の意気込み
今年は縁があり LT で登壇することができました。ただ当日の参加者の熱量的に通常のトークでの登壇のほうが注目度は高いので、来年はトークでの登壇を目指したいです。そのために CfP は複数出して当選率を上げる戦略が大事なのかなと思いました。
あと海外の方も参加されるカンファレンスなので資料は英語で作ったほうが良かった、と資料が完成してから後悔しました。特にトークだと海外の方が来る可能性が高まるので、来年はなおさら英語での準備をしたいと考えています。
そのためにも来年までに Vite や unjs 周りについて見識を深めて、可能ならコントリビュートしていこうかなと考えています。
終わりに
楽しいカンファレンスでした。スタッフ及びスポンサーの方々、ありがとうございました!
- ただ今回の会場で聞いた話だと Vue2 のまま Never-Ending Support を受けている企業がいくつかありました↩