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やっぱり画面が暗い映画なので、明るい部屋で見るとちょっと違和感があった。
というか、水星の魔女の第一話の感想でも書いたけど、キャラと道具と背景の各パーツの画像としての密度がばらばらな気がした。恩田さんの絵は好きだけど、セルルックのキャラクターの作画とCGを多用した小道具と背景画像があんまり馴染んでない気がして、セル画のキャラクターが背景の絵の地に足がついてない気がした。
僕が昔のアニメとか富野由悠季監督のアニメとかばっかり見てるせいかもしれないけど。
作画は総じていいけど、部分的に手を抜いている部分もある。まあ、その省略の仕方のセンスは悪くないと思うのだが。
Gのレコンギスタ劇場版で特に印象に残ったこともあり、やはり撮影処理は大事なんだなーと思った。
閃光のハサウェイのアニメ版でも暗い画面とかピントに変化をつけているところでは、セルルックのキャラクターと周りの素材の上に一段調整レイヤーが被さってるので、新訳Zガンダム(これももう15年以上前の作品になってしまった)の「エイジング処理」のような「全体のならし」があるんだけど、特に照明とかに変化がないノーマルな部分では部分が均されてない気がした。
全体的に作画はいい部類のアニメなんだけど、逆にキャラクターの線が「全体的に均一」でちょっと固い印象がした。デジタル制作の弊害なのかもしれないけど。まあ、ハサウェイが夕飯をボッチ飯してる部屋の暗い感じとか撮影処理で上書きしてる部分はきれいに見えたんだけど。村瀬修功監督は暗い画面が上手い人だからなあ…。
あんまり僕も絵が上手くないんだけど、多分絵画とかでも全体のならしはあると思うし、スマホの自撮りとかでもフィルターをかけたりするじゃん。
あと、今回はマフティーのメッサーの戦闘が後半に来るけど、対する連邦軍のグスタフ・カールがほとんど見えないので「何と戦ってるのかわからん」という感じがする。まあ、来週ガウマンが負けるときは接近戦だけど…。いや、大人のガンダムなので敵と接近戦する富野演出とは違って敵も遠いのだろうけど。(富野監督はアニメでは接近戦を描くけど、ガンダムやイデオンの小説版では割と射程が数百キロのビームやミサイルの撃ち合いを描くので、閃光のハサウェイもそっち寄りではある)
まあ、怪獣映画の文脈で言うとペーネロペーもΞガンダムも第一部では全体がハッキリしない方が期待が持てるっていう演出なのはわかる。(プラモデルは第一部からバンバン売ってたけど)
まあ、一回見た映画なので、そこまで新しい感想はなく、こんな感じです。
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