4月3日に入学式を終え、9日からは講義も始まりました。まだまだ具合がつかめない中ではありますが、履修登録も早々に終えましたので今日はその履修科目の話とか。別科の話とか。
多い、多すぎる
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月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
1 (0900-1030) |
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学校保健I |
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教育相談の理論と方法 |
2 (1040-1210) |
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人文科学入門IV(宗教学) |
学校保健II |
体育II |
学校保健演習II |
3 (1300-1430) |
学校保健演習I |
社会科学入門III(経済学) |
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衛生学・公衆衛生学演習II |
学校保健演習II |
4 (1440-1610) |
学校保健演習I |
特別支援教育の基礎 |
衛生学・公衆衛生学 |
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5 (1620-1750) |
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キャリア開発(養護教諭) |
養護実習 |
外国語コミュニケーション(英語)I |
養護概説I |
6 (1800-1930) |
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教育の基礎と理念 |
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時間割はこんな感じです。大卒の方であれば一見して「多くないか?」と思うのではないかと思いますが、ええ、その通りですよ。多すぎます。32単位!
多くの大学では履修上限単位数は年間42ではないでしょうか。半期換算では21です。1年生の前期ではだいたい控えめにするもので、20弱にしておくのが一般的では。対して32は1.5倍以上。
今春より通うことになった北海道教育大学にも多めながら上限はあり、原則26単位/半期となっています。あれ? 実は「原則」から外れるのが養護教諭特別別科でございます。制限なし。そうしないと必修を含む大学推奨の科目が履修できないためのようです。教諭免許を取得する要件としては年間36単位なのですが、大学推奨科目で固めると前期28単位、年間52単位を履修することになります。えー。推奨から少しだけ削ることもできるのですが、それでも前期は26単位分の履修が事実上の必修です。
ここまででお気づきのことかと思いますが、別科には時間割の自由度はほとんどありません。先に示した時間割のうち、太字で書かれている人文科学、社会科学以外は決められた時間割が与えられます。大学っぽくない。見方によっては看護学校の続き、養護教諭学校と言ったところでしょうか。
そしてこれまたお気づきのことかと思いますが、太字で書かれている2科目は、私の趣味で入れました。28単位分の時間割が固まっている別科ですが、学部の一部授業を自由に履修することができます。さらに履修科目を増やすのも厳しい話なのですが、大学に来て必要な科目だけなんて寂しいですからね。2科目突っ込みました。可能とは言え実際に学部の授業を履修する例は少ないようで、今期も私だけのようです。
こんな具合ですので、朝から晩まで大学ですよ。必修を6限目に突っ込むセンスってどうなのよ? 6限って夜1限だろうよ、とか愚痴をこぼしながらも、致し方なく講義に出席しております。また昨今、出席にうるさいからねぇ。ICカードで管理してますよ。大学はもっと自由なものだろうなんてのは古いんですかねぇ。
別科の時間割が決められているということは、別科の学生は常に一緒にいるということ。数の都合で体育と英語は分かれますが、まあ概ね一緒ですよ。それが嫌だって話ではないんですけど、何と言うか、ここも大学に通っているっぽさが薄れるところであります。
ちなみに別科の学生は結構年齢がばらついています。看護学生から連続して別科に来た場合でも、衛生看護科+専攻科の20歳、看護専門学校の21歳、看護学部の22歳といますからね。さらに社会人経験者がいるわけで、30歳ぐらいまでは各年齢いそうな感じです。その上となるとやや飛び飛びとなる印象ですが。3回目の学生生活をやってそうな人は見当たりませんので、これはもしやと17歳は思ったりしております。
養護教諭特別別科ですから、みな、養護教諭の免許を取りに来ています。しかしそれすなわち養護教諭を目指しているわけでもないのはおもしろいところです。総合大学の教職課程なら、ついでにとか、誰かみたいに教育実習に行ってみたいとか、教職を目指さないこともありがちですが。わざわざ学校に入り直してまで教職志望でないってのも、むしろその状況でよく大量の履修科目をこなそうと思えるなと感心しちゃいますよね。今年度はだいたい8割強が教職採用を受けそうです。驚いたことに、例年の数字から言えば8割強はかなり多いんだとか。いやいや、みんな凄いな。勉強好きすぎだろう。
今回はこの辺で。函館に来て変わったこととか、そんな話は次回以降に。
経済学の教科書、伊藤先生のではなかった。
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