こんにちは。春が近づいてきました。
今日も今日とてお茶のお稽古。頑張りました。
最近は、やっぱりフルタイムで働きながらお茶やるって結構きついなと感じたりもしています。
アラサーの永遠の課題は余裕を身につけることですな…
さてさて復習。
元々四ヶ伝のうちの一つ、茶通箱のお稽古をやらせていただきました。
茶通箱はもともと四ヶ伝ではなかったけれど、なぜか後から四ヶ伝になったお点前。そして和巾は、四ヶ伝だったけれど茶通箱が四ヶ伝になったことによって四ヶ伝を外れたお点前。
【準備】
用意するものは、黒棗とお茶入れにお濃茶を1椀分ずつ。これを木の箱に入れます。黒棗は大津袋へいれ、左を下から上に結ぶ固結びを2回しておきます。箱に入れる時は、手前にお茶入れ。背中合わせにして黒棗を向こう側へ。
お棚のお点前なので、蓋置きは焼き物。今回のお棚は徒然棚でした。お茶碗は黒の樂茶碗。
水差しと木の箱は水屋仕事でご挨拶の前に持って出ておきます。
木の箱は、まず正面に置いてから蓋を開けて左側におきます。お茶入れを右側に出し、大津袋に入った棗を左手に乗せて、2回回して正面を手前に合わせてから木の箱の中に入れておきます。そして蓋を閉めたらそれをお棚の上に置きます。
【お点前】
お点前は、一椀めのお茶が出るまでは普通のお点前と一緒。
お茶とお菓子の問答の後、「茶巾、袱紗で今一種のお茶をいただきたく存じます」かな?お正客からこの言葉があるはず。
受け礼をしたら水差し蓋の上に置いてある茶巾を取って左手に裏返して乗せ、端と端を持って一度折り、建水の上で絞ります。そしてたたみ直してお釜の蓋の上に置きます。ここで水差しの蓋が開きます。ここで袱紗を腰につける。
木の箱を左手、右手と持ち、体の前で左の親指、右手親指、左4本、右4本と持ち替えてから左向こう、右手前を持って反時計回りに1回まわす。横向きに置き、箱の蓋を手前に立てかけて置き、黒棗の正面に親指をあてて箱の向こうに取り出す。
木の蓋をしたら今度は右手、左手の順に持ち、右手親指、左手親指、右4本、左4本、右向こう、左手前を持って縦に回し、再びお棚の上に置きます。
大津袋を正面に置き、2回ほどいたら右、左としごいてから黒棗を出し、左手に持った大津袋は下へだらんと垂らしてから一度折り、手前、向こう(向こうは人差し指と中指の2本指で)棚の上の木箱の左側に置きます。置く時は向こう側から手を外します。
黒棗を清める前に、袱紗をぽん!と一度はたき、草に捌いてから清めます。この時、黒棗の中に入っているのは濃茶なので、お茶入れを清めるときのように清めます。黒棗は建水の右肩に置いておきます。
そして一度出して帰ってきたお茶碗をとり、お湯を注いで捨て(ここで茶筅通しをするかは忘れた)、茶巾で拭いてからもう一度違う種類のお茶を点てます。
棗の中のお茶を3回掬い出して、掻き出さないけど掻き出すような形にしてさらーっとお茶を出します。つの字に棗の口を清めてから蓋をします。再び棗は建水の肩へ。
そのあとはいつも通り点てて、お服加減を聞きます。1杯目でお茶名のやりとりはしたので、2杯目はしない(だったはず…!)そのため中終まいもなかったはず…!
すぐにお水一尺を入れて、お茶入れとお仕覆の拝見の所望があるので一度お茶入れの上の茶杓を水差しの上に置き、身体の前にお茶入れを移動させてから黒棗をお茶入れのあった場所に置き、茶杓をその上に置きます。そして袱紗を草に捌いてお茶入れを清めます。
お仕覆は置いた手で取り、右手に乗せた後に左手に乗せてから出します。
その後、再びお茶碗にお湯を入れて建水に捨て「おしまいにいたします」
水を注いで茶筅通し、黒棗と茶碗を置き合わせ、お水一尺を入れて湯返し、釜と水差しの蓋をして建水を蓋置きに置いたら「お棗、お茶杓、大津袋と木箱の拝見を」
柄杓と蓋置きをまず飾ります。
最初にお棗を清めて出し、お茶杓、大津袋を出します。最後に木箱。空なので右手からとり、左手、右親指、左親指、右4本、左4本の順に動かし、右向こう、左手前を持って時計回りに2回回して出します。
まず建水を持って帰り、お茶碗を持って帰り、お茶入れとお仕覆を持って帰ってから、水差しに水を注ぐために片口の水次を持って出ます。
そして扉が閉まる。
最後は問答。お棗は利休型の中棗。大津袋は友湖、きれじは聞いてなかったような…忘れてしまった。
木箱は?と聞かれたら利休型?だっけな…これも忘れてしまった。
こんな感じです。まじで復習って時間かかります…
ちなみに来週は和巾点てらしいです。
今日姉弟子さんがお稽古してたことをなんとなく復習してみます。
【準備】
古帛紗がメインになるのですが、その上に中継ぎという濃茶が入った入れ物を置いておきます。格が高いものなので、お茶碗を持って出ても置き合わせません。
【点前】
古帛紗の使い方:右下を右手で(人差し指と親指。人差し指が上)で掴み、左手、右手と4本指で支えてからすーっと両横まで移動させて、左手は下、右手は人差し指、中指、薬指で支えて持つ。拝見する時も同じ。
拝見を所望する時は「古帛紗、中継ぎ、お茶杓、お仕覆の拝見を」と言う。たしか。
袱紗の捌き方は草の四方捌きで、拝見に出す時も省略なし。だったはず。
今日は、毎回指摘されるお濃茶の時の中終まいと中終まいを解く動作を予習していったので、割とスムーズに進みました。言われたことを直すって、当たり前のことだけど大事だよね。
中終まいは、まず柄杓をたたんでから釜の蓋を閉め、蓋置きを柄杓の下に置きます。
お茶とお菓子の問答が終わってから、居前を向いて蓋置きから戻し、釜の蓋を開けてから柄杓をくむようにかけておく。お水を一尺入れたら(ここで湯返しはしない)袱紗腰。
長かった、、
今日はこのほかにも入子点て(曲げの建水にお茶碗を入れて運び出すお点前。足の悪いお年寄りや子どもたちに優しいお点前、ということになっている…)をやってたな。あと初炭点前。
後炭点前とか全然できてないから、自分で復習しないといけないなーと思いつつ。
今日はここまで。お疲れさまでした。