賑わいではなく静けさを、
量ではなく質を、
豪勢さではなく精神的な繋がりを。
本当に価値あるものに目覚め始めた人々が、この地にたどり着く。
陽の恵みに照らされ、息を呑むような輝かしく雄大な湖が目の前に広がっている。
水の女神と戯れるのは魅了された様々な鳥や動物たち。夏の豊かさが、訪れるものすべてを優しく包み込む。
古代から続く雄大な火山地帯に、凍てつく風、白と静寂で埋め尽くす雪、その中で懸命に生きる命の集まり。
冬の厳しさが、燃えるような熱い生命の輝きを映し出す。
人々はこの地にたどり着き、感覚が感性が、研ぎ澄まされていくのを感じる。
同じものを見ても、見える世界が変わってゆく。
そして、かつて同じ光景を見ていた先人たちの足跡をそこに見出す。
サスティナブルの本質とは...
命の輝きに触れることによって、この美しき自然の価値を知ること。
人と自然が織りなすストーリーに包まれ、新たな生き方に目覚めること。
鳥も動物も、水も空気も植物も、
そして歴史も文化も、今を生きる人たちも。
すべてはつながっている。
あなたは求めている、きっと、この世界を。
かつてこの地に住んでいた人々にとって、
大自然の神々に感謝の言葉を伝え、
与えられた恩恵を遥かなる大地に還していくという生き方は、
実に当たり前のものだったという。
山へ入る時は謙虚な面持ちで、そっと草木をかぎ分け必要以上に荒らさないように。
川へ入る時は静かな振る舞いで、自分たちが本当に必要な分だけ魚を獲るように。
この共生と循環という思想は、
現代人が忘れている、
"すべては繋がっているという現実"
"豊かな暮らしは人々の心の豊かさが支えているという教訓"
を思い起こさせてくれる。
サスティナブルな生き方を知りたければ、
縄文の時代から続く、人と自然が強く結びついてきた頃の暮らしが参考になる。
かつてこの国に無数に存在した豊かな天然林も、今では貴重な存在となった。
それでも、原始の世界を感じられる場所は、まだいくつか残されている。
火山活動によって動かされた阿寒・屈斜路・摩周の3つのカルデラは、
火山と湖と森林という圧倒的な美しさと自然の恵みを育む、遥かなる大地を創造した。
国内最大のカルデラ地形は、外輪山から見下ろす湖の美しさ、
特に、夏の澄み切った濃いブルーと冬の全面凍結による白銀という対比を際立たせる。
今なお続くマグマのエネルギーは、極寒のこの地域で湧き出る温泉を作り出し、白鳥たちの憩いの場となる。
貴重な原始的景観は、失われてしまったかつての世界を想起させ、訪れた人々はその美しさに魅了される。
かつて、この地域では、8,000年ほど前の縄文時代から人々が豊かな自然を糧にした暮らしを営んでいたという。
ここから10,000年先も、私たちの祖先は同じ景色を見ていられるだろうか。
ふとそんな想いに駆られ、守る価値、続いていくことの価値を感じられるかも知れない。
何物にも変えがたいこの世界の美しさを知り、自然と一体となり、先人たちの足跡を思い返す。
そして、この先の未来をまた描いていく。
今叫ばれ続けているサスティナブルの本質を知るには、これ以上の旅はない。
陽の恵みに照らされ、息を呑むような輝かしく雄大な湖が目の前に広がっている。
水の女神と戯れるのは魅了された様々な鳥や動物たち。
夏の豊かさが、訪れるものすべてを優しく包み込む。
自然が織りなす深い緑と鮮やかな青のコントラストに心躍り、日本全国からこの地域のファンが集う。
カヌーやSUPなどの水上アクティビティや、火山と天然林を回るトレッキング、
颯爽と駆けるeバイクツアーなど、夏ならではの様々なアクティビティが人気だ。
ただせっかくこの貴重な大自然を目の前にして、どこでもできるようなアクティビティだけで終わってしまうのは、とても勿体ない。
本当に価値の高い、サスティナブルな阿寒摩周の旅を満喫するなら、一流のガイドをつけてのツアーをお勧めしたい。
アウトドアでの爽快さや圧巻の景観は勿論、幾万年の時を経て刻まれ続けてきたこの地域ならではの自然や文化の特性、希少性について触れながら、普通の観光客が行かないような秘境も見せてくれる。
一流のガイドは、自然と人とを結びつけるインタープリテーションをしながら、その中で息づく本質的な思想や哲学に気づかせてくれる。
夏の阿寒摩周で、精神的なつながりを感じられる特別な旅にぜひご招待したい。
9:30
道東の玄関口へ到着。周囲の市街地からは想像もできないが、数万年前から続く大地を感じる旅がここから始まる。
10:45
古くから漁港として栄えた釧路の街並みを眺めながら、この地域を深く知るインテリジェンスな旅にうってつけの博物館へ。古代の時代から蓄積された 自然と文化の遺物を巡り、どのようにして、この景観が形成されていったのか、知の世界から見た旅路を味わう。
11:30
炉端焼きや海鮮料理で知られる港町のランチを嗜み、ちょっと休憩。漁港を眺め、博物館で出逢った歴史を振り返りながら、この地域を開拓し、1つの 産業都市を築いた先人たちの想いにふける。
12:30
釧路市街から阿寒湖畔温泉まで車で約90分。
広大な大地に深緑が爽やかに揺れる中を駆け抜け、原生林と雄大な雄阿寒岳・雌阿寒岳の間を縫って、ひっそりと佇む美しき阿寒湖へ。
Akan は アイヌ語で”不動” の意味。その名の通り、太古から続く原始的な佇まいを見せ、マリモやタンチョウ、イトウなど、今では希少になってしまった様々な生態系と出逢えるのが魅力。 かつて、開拓の使命を携えてこの地に訪れたものの、「この山は伐る山から観る山にすべきである」との言葉を残した前田正名氏が守り継いだ阿寒湖畔の森。その意思が現代まで続いていなければ、この景観は見られなかったかもしれない。そんな歴史的背景も感じながら、幾万年と積み重なる雄大な時の流れを体感して欲しい。
14:00
夏の阿寒を爽やかに楽しみながら、この地域の自然の奥深さを感じたいなら、Eバイクツアーがオススメだ。環境に優しいのはもちろん、電動アシストと専門ガイドが険しい道程をサポートしてくれ、初心者でも気軽に楽しむことができる。
温泉街の道を颯爽と駆け抜け、深き森林の中に入ったら、少し立ち止まって、深呼吸をしてみよう。耳を澄ませば、小川のせせらぎや可愛らしい鳥の声、豊かな自然の中で一体となっている命の息吹に触れられる。コースの最後は、阿寒湖を眼前に、様々な開発や汚染の歴史をも乗り越えて美しい自然を取り戻したこの地域のストーリーを聴きながら、サスティナブルな旅を締め括りたい。
17:30
アクティビティの後は、阿寒湖畔のホテルでくつろぎの時間を。
あなたのお好みに合わせて様々なグレード、スタイルの滞在先を選択できる。
例えば、阿寒湖の代表的な温泉旅館 “あかん遊久の里鶴雅” では、縄文文化、オホーツク文化、アイヌ文化など多様な文化的なエッセンスが混じり合ったこの地域を表現する美術館ギャラリーや、阿寒湖を一望できる展望露天風呂、照明や内装にこだわった地域性を表現する滞在空間などを楽しむことができる。
7:30
美しい湖畔を眺めながら、北海道の恵みを頂く朝食はまた格別。
9:00
爽やかな朝を森林の中で楽しむ体験もぜひ。モーニングアクティビティには、ホテルから歩いてすぐに自然の中へ移動できるボッケ自然探索路のトレッキングがオススメだ。火山・森・湖が一体となり、マグマと命の躍動を感じられるこのフィールドを、ネイチャーガイドのインタープリテーションによってより深く体験することができる。
11:30
伝統受け継ぐアイヌ民族が営む小売店や飲食店が並ぶ集落へ。現代的な技術やセンスも取り入れ、アイヌ文化が伝統と革新を体現する場所となっている。そのテーマは<触れ合う・つくる・食べる・受け継ぐ・解き放つ・自然と生きる>の6つの感性。アートギャラリーやアイヌ古式舞踊、アイヌ文化体験、民芸品店から飲食店まで、様々な形で異文化との触れ合いを楽しむことができる。
13:00
阿寒湖を後にして、もう一方の神秘の火山・森林・湖が佇む摩周地域へ。 阿寒と摩周を結ぶ唯一の道となる阿寒横断道路(国道241号)を辿り、2つのエリアの境目に到達する。この途中で双湖台、双岳台という展望台があり、阿寒の奥深く美しい森林を見下ろしたり、また、晴れた日は、頂上まで顔を出した雄阿寒岳と雌阿寒岳をセットで眺めることができる。
14:30
美しくどこまでも深く透き通る摩周ブルーで有名な摩周湖と、日本最大のスケールを誇り様々な水上アクティビティで広く親しまれる屈斜路湖の2つのカルデラ湖、今なお活発に躍動し麓にはイソツツジ大群生を抱く硫黄山など、やはり、火山・森・湖が代表的な景観を形成している摩周エリア。摩周湖はアイヌ語で「カムイトー(神の湖)」、屈斜路湖は「クッチャロ(のど元=湖の出口)」、硫黄山は「アトサヌプリ(裸の山)」と言い、古くからアイヌの人々から大自然の神々として崇められてきた存在。
そんな悠久の歴史を感じられるこのフィールドで、あなたの好みやその時の天候などのコンディションによって、一流のネイチャーガイドが最適なツアープランをコーディネートしてくれる。広大な摩周エリアの中でも、オススメのネイチャーツアーは、摩周湖外輪山コースと、つつじが原〜硫黄山コース。太古の時代から続く大自然の圧倒的なスケールと、そこに息づく希少な生態系の魅力、人と自然が織りなすストーリーを堪能して欲しい。
17:30
自然の美しさを存分にお楽しみ頂いた後は宿泊先でごゆっくり。川湯温泉・屈斜路湖エリアでは火山地帯ならではの多様な温泉を楽しむことができる。例えば、屈斜路湖畔仁伏にある人気のペンション “ワッカヌプリ” では、 森林と湖を眺めながらの露天風呂、道東の旬の素材にこだわった美食など、この地域ならではの滞在体験を楽しむことができる。
5:00
自然・歴史・文化を旅する阿寒摩周サスティナブルツアーもいよいよ最終日。
その仕上げとなるアクティビティは、早朝のカヌーツアーが相応しい。壮大なスケールの屈斜路湖から流れ出る釧路川を朝焼けと共にゆったりと降る水上の旅は、自然との一体感を最も鮮明に感じられる。カヌーは生き物の邪魔をしない乗り物。特に早朝のカヌーツアーでは、様々な鳥や動物との邂逅に感動を覚えるはずだ。
8:00
大自然に癒された後は、感性が研ぎ澄まされ、食事の感じ方も違いがあるかもしれない。道東ならではの自然の恵を全身で感じられるサスティナブルな食体験をお届けしたい。
11:00
空港から帰るまでの時間、最後にぜひ楽しんで頂きたいのは、和琴半島でのデイキャンプ体験だ。目の前に素晴らしい景観の湖が広がり、SUPなどの水上アクティビティやテントサウナなどを心ゆくまで満喫できる。
全てセッティングされた状態で、BBQセットもお届け。燦々と輝く太陽の下で鮮やかな湖の青が照らされる中、北海道の旬の食材を外で味わうのもまた格別。
そして、最後は焚火をして、一緒に参加したメンバーとこれまでの旅を思う存分語り合おう。持続可能性とは、真の豊かさとは、自然と共に生きるとは.. それぞれが最も深く感じたテーマを心に刻むことで、この旅に出た価値がよりいっそう高まり、これからの生き方を見つめ直すことにも繋がっていく。
16:00
和琴半島を後にし空港までのわずかな時間を余韻に浸る。フライトまでの時間に余裕があれば、ぜひ帰り道は美幌峠に立ち寄り、眼前に見下ろせる屈斜路湖と別れの時間を惜しんで欲しい。
それでは皆さん、またお会いする日まで。
古代から続く雄大な火山地帯に、凍てつく風、白と静寂で埋め尽くす雪、その中で懸命に生きる命の集まり。
冬の厳しさが、燃えるような熱い生命の輝きを映し出す。
人々はこの地にたどり着き、感覚が感性が、研ぎ澄まされていくのを感じる。
同じものを見ても、見える世界が変わってゆく。
極寒のひがし北海道だからこそ現れる、ダイヤモンドダストや御神渡りは勿論、
火山と湖と森林が一気に白銀世界に覆われる様は筆舌に尽くしがたい。
氷点下30度を超える日もあるこの厳しい大地で、
小さな命が必死に生きていく様子を垣間見れるのも大きな感動がある。
この地域ならではのウィンターネイチャーツアーを満喫した後は、
体に染み渡る温泉と大自然の恵みを味わう美食で癒される。
暖炉に薪を焚べて心温まる地域の人々との会話や、
室内で楽しめるアイヌ現代音楽のライブショーも満喫できる。
そして、真冬の澄み切った空気で立ち現れる降り注ぐような星空を眺める。
極寒の厳しい季節でも、最高のガイドとコーディネーターさえいれば、
これまでの人生で経験したことが無いような深い感動を味わうことができる。
ぜひ、この機会に、冬深まる時期で、大自然と雄大な時の流れを感じ、
"本当に豊かな暮らしとは何か" に気が付くことのできる、
サスティナブルな旅路を満喫して欲しい。
13:00
道東はオホーツク側の玄関口である女満別空港へ到着。
どこまでも雪原と山脈が広がり、壮大な水と火山の物語へと足を踏み入れる。
14:30
最初のサプライズは極寒の美幌峠から見下ろす圧倒的な景観。
樹氷と雪原、カルデラに沈むように深い蒼を見せる湖。自然の厳しさは、それ自体が一つの芸術とも思える。寒さと雄大な眺めを十分に楽しんだら、レストハウスの室内で暖を取りながら、コーヒーブレイク。
このツアーのコンセプトや理念をスルーガイドからご案内することでゲストのセットアップを行い、身も心も全身でツアー体験に集中できるように導く。
15:00
美幌峠を下り、屈斜路湖から突き出る和琴半島の奥地へ。飛沫氷、探索路に戯れる樹氷のついた植物たち、奥底で佇むカツラの巨木。冷たい雪の上をスノーハイクで移動しながら眺める光景は、まさに自然が創り出す芸術そのもの。
夕焼けと共に羽を休める白鳥たちは絵画のよう。この地で懸命に生きる一つ一つの命に触れ、その奇跡と一体となる感覚を味わう。
17:30
アイヌ文化を色濃く反映させた特徴的な内装デザインや雰囲気を醸し出している屈斜路湖畔の宿に宿泊。自然と融和する暮らしの中に芸術性を持ち込んできたアイヌ民族の感性に触れ、豊かな暮らしとは何かを体験する。
ネイチャーツアーで冷えた体を温泉で癒し、その目に焼き付けた光景を振り返りながら余韻を楽しむ。
18:30
アイヌの伝統的な料理法と、鹿肉ジビエなどや屈斜路湖産ヒメマスなど、この地域の食材を活用した、非常に味わい深く心に染みるディナーを頂く。また、アイヌ民族の伝統芸能をベースに、現代風エンターテイメントとしてプロデュースされた現代アイヌ音楽ライブで、その根底にある哲学や感性に触れる。
共生と循環の思想を全身で感じ、この旅路の意味を改めて見出す。
6:30
写真撮影がお好きな方なら、ぜひ朝焼けと共に活発になる動物を捉えに出かけてみて欲しい。
湖畔の水辺ではオオハクチョウ、カルガモ、カワアイサなどが暖かい水温で体を安めに訪れる。太陽が昇ると共に自然の動きが変わっていく様を眺めるのは、都会人が忘れていた、この大地のすべてと繋がっている感覚を思い出させてくれる。
7:30
大自然の恵みを感じる温かく染み渡るような朝食を頂く。
豊かな自然への感謝を感じながら、ここまでツアーで大自然から与えられた体験をぜひゲスト同士でシェアして欲しい。
10:00
時期や時間帯によって全く異なる表情を見せてくれるのは、釧路川源流を下るカヌーの旅。気温が下がった早朝には水面から湯気が立ち登る気嵐が、よく晴れた日には獲物を求めて活発に活動する動物たちが、そして、凍てつく風が織りなす樹氷や雪の芸術がゲストをおもてなしする。
水上のティータイムも非日常を味わえて楽しい。川の表面に張り付く氷を砕いて遊んだり、ガイドの歴史や自然の話に耳を傾けたり、ゲスト同士の親交を深めたり。この瞬間にしかない出逢いを満喫して欲しい。
12:30
静かなる水の旅を楽しんだ後はランチで体を温めて、次の旅路に備える。
地産地消を感じたいなら、地域で育まれその品質で旅行客から高い評価を得ている摩周そばをお勧めしたい。
13:30
異世界への扉を開き、この大自然の圧倒的なスケールと奥行きに触れる。
摩周ブルーが外輪山の雪や樹氷と重なり、これまでまったく知らなかった光景が目の前に広がる。仲間と共に雪を踏みしめる音が静かに伝わり、湖の反対側に沈む夕日は雲の隙間から後光をもたらす。魂が響き合う世界。前日からずっと発せられてきたメッセージが、このフィールドでより深く感じることができる。
17:30
神聖な冬のアクティビティを心ゆくまで味わったあとは、疲れた体を染み渡る温泉で癒す。火山と森林と湖の恵みを文字通り全身で味わうことができる。
18:00
源流を降り、豊かな湿原が広がる釧路川流域のペンションへ。
タンチョウが舞踊り、エゾシカやキタキツネが雪原を走る幻想的な世界。
広い日本の中でもここにしかない深き自然のなか、静かに佇む宿で心穏やかな時間を過ごしてほしい。
18:30
地域産食材でおもてなしする体と心に沁みるディナーを満喫し、これまでの旅路を振り返りながら仲間との絆を深める。食事の後、一流のネイチャーガイドが最高品質のウィスキーを振る舞いながらこの地域の魅力を語る様は、まさにこの場所でしか味わえないスペシャルなBARタイム。
夜更けと共にこのフィールドで深く語り合える時間をとことん楽しむ。
6:30
釧路川流域から広大に広がる自然の楽園、釧路湿原。摩周・屈斜路カルデラから 続く水の物語は、先に進むにつれ、より大きなドラマへと発展していく。
アイヌの言葉でタンチョウは “サルルンカムイ” = 湿原の神 と言う。その名の通り、湿原そのものが遥かなる大地の恵であり、そこに住む全ての命が一体となってカムイを形成している。外気よりも温かい釧路川の水辺で寒さを凌ぎ、1つの季節を懸命に生きる命の姿に心を打たれる。
一流のネイチャーガイドと共に行けば、一生忘れられない風景をその目と写真に焼き付けてお持ち帰りできるはずだ。
8:00
最終日の朝食は自然本来の美味しさを純粋に味わうことができるお粥。
ラストスパートに向けて英気を養いながら、お互いにこの旅でどんな出逢いや感動があったか改めて振り返る。
10:00
一流のガイドは出発前に行き先を教えてくれない。それは天候や風向きはもちろん、その日の自然の在り様によって人が足を踏み入れるべきポイントが異なってくるからだ。ある時は湿原の奥深くへ、ある時は誰も知らない沼地へ、またある時は人に荒らされていない神秘の森へ。自然の中での動物たちの邂逅は驚きと感動の連続。また、その日のスケジュールによってはガイドのギャラリーで視聴できるスライドショーも、このフィールドの感動を十二分に伝えてくれる。
12:30
静かなる水の旅を楽しんだ後はランチで体を温めて、次の旅路に備える。
地産地消を感じたいなら、地域で育まれその品質で旅行客から高い評価を得ている摩周そばをお勧めしたい。
15:00
道東・阿寒摩周・釧路湿原のフィールドで感じるサスティナブルツーリズムは、単に非日常な体験ができるだけでなく、自然と命の尊さ、精神の繋がり、そして、私たち一人一人の生き方を見直す旅でもある。
我々はどこからきて、どこへ向かうのか。
旅路の途中で真の目的地を見つけるサスティナブルツーリズムの真骨頂を振り返り、その余韻に浸りながら、ぜひ仲間とお互いの体験をシェアしてほしい。