聡子書店 2023/8|聡子
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聡子書店 2023/8

大人になってから特に、「わざわざ人が多い時に、人が多いところに行きたくない」と思うようになった。
今年の夏は旅行に行こうかという話もあったのだが、結局そういう理由でなくなった。

涼しい家でゆっくりしたいのだが、最近ちょっとやることが多くて、字をたくさん読むのが少し億劫になっていた。

そもそも残暑が厳しすぎて本なんか読む気になれないという人もいるかもしれない。

そんな時は、あえて絵本を読むというのはどうだろう。
のんびりゆったりまったり、猫になったつもりで。

絵本、大好き

家族全員本が好きという環境だったのだが、高校生くらいの時に家族全員でとある児童書にハマり、全員でシリーズを買い揃える、ということをしていた。
小さい頃から今に至るまで、どんな年齢の時でも、私は児童書や絵本を読んできている。

絵本や児童書は子供の読み物、と思っている人もいるかもしれないが、絵から情報を読み取ったり、少ない文章から想像力を膨らませたり、「忘れていた大切なこと」を思い出させてくれたり、絵本や児童書だからこその楽しみ方・面白さがある。

というわけで、今回の聡子書店は絵本を取り揃えてみました。

猫の絵本特集

なんとも言えないスーッと(ゾゾーッと)涼しい気分を味わえるのは、こちら。
残暑の厳しい今の季節にぴったり。

ネコヅメのよる 町田尚子


猫が家にいるという方には、是非こちらも読んでもらいたい。うちの猫も、留守番中は多分こんなことをしていると思う。
作者は「ネコヅメのよる」と同じ、町田尚子さん。

ねこは るすばん 町田尚子


あれ?なんでこんなところにこんなものが落ちているんだろう?と思ったら、猫。
「猫かな?」と思ったものは、たいてい猫。

ねこです  北村祐花

大人が絵本を読んだって、いいじゃない

可愛い絵、ちょっと怖い絵、物語を想像させてくれるような絵。
文字では表現できない感覚を見える形で表現してくれている、絵。

絵本には絵本の楽しさ、良さがある。
子供に伝えたい、子供に分かってもらいたいことが詰まった物語を読んで、大切なことに気付かされることもある。
子供の目線で世の中を見るとこんなふうなんだ、と発見があったりする。

大人が絵本を読んだって、いいじゃない。

時には絵本の世界を楽しんでみてはいかがだろうか。


町田尚子さんの9月発売の絵本。
とっても気になる!!
そうそう、猫ってパンをこねますよね…


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